感動のカウンセリング!(48)医師の試験に失敗された〇〇さんの「心」を…。
この(48)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(48)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆医師の試験に失敗された〇〇さんの「心」を…。
今回の相談者様は、お電話でのお申込みをされた方で、多くの病気を抱え、その手術が失敗の連続で、それがもとで、心がダンダンとおかしくなってと言われ、今回、セッションをお受けになられました。
相談者様は、膠原病やSLE(全身性エリテマトーデス)やシェーグレンなど、素人にはよく判らない大変な病気を抱えておられるそうで、もしも、そんな大変なご病気だと知っていたら、まずは、そういう病気をきっちり治すほうに努力されるほうがいいのではと、きっと、お答えしたことでしょう…。お引きうけしたのが間違いだったかも…。
当日お見えになった相談者様は、パッと見には、別にどこも悪くないというか、病人らしいという感じもせず、これはちょっと、大変なセッションになるのでは? という感じがいたしました。さて、今回のセッションはどうなるのでしょうか?
そしていろいろお話をお聞きしていくと、相談者様は、なんと、「〇〇〇」だそうで、今現在はそれを辞めておられるようでしたが、やはり、病気に詳しい人だからこそ、病気を手放すことも、容易ではないようでした…。
また、〇一人で育てられたお子様が〇〇さんと〇さんのお二人おられ、お〇〇さんと〇〇さんとは大学は別ですが同じ学年だったそうです。今年、お二人とも医師の試験を受けられたところが、浪人した〇の〇〇さんが落ちて、〇の〇〇さんだけが受かったそうです…。
その受験に失敗した〇〇さんが間もなく、実家に帰ってこられるそうで、今回カウンセリングを受けられることと、何か、大きく影響しているのではと感じますが…。
なぜならば、こういうことがキッカケで、病気がぶり返すことって、よくあるのですね。現に、相談者様は、病気以後も、就職活動に励んだりされていたそうですから…。とにかく、相談者が、〇一人の身で大学の医学部に二人のお子さんを通わせるその甲斐性に、私は正直頭が下がりました。その苦労が積もり積もって、でしょうか…。
私は、相談者様が決して「病気」を手放せない事情も飲みこめるのですね。なぜなら、相談者様ご本人が「〇〇〇」だし、大切な御子さん二人ともが「医者」を目指しておられるのですから、「病気」という概念は無視できないのでは? だから、決して、「病気」は意識から離れないのでは? さて、どうしましょうか。
しかし、最近の患った病気でもなく、今現在は、入院もされておられないので、生活に支障をきたすほどの「重病人」ということでもないのでしょうね。だったら、今、どうやらこうやらでも、曲がりなりにも生活がおくれることに、心底、「感謝」してトキを過ごさないと、体を借りている「神様」に申し訳けないのではないでしょうか?
幸い、目の手術が失敗と言えども、また不自由でしょうが、現に目は見えておられ、生活はできているのですね。歩いて、このルームにも来られたのですから…。そこに「感謝」と「プラス」の意識を持つことが「病気」から脱皮するコツなのでは?
さらにまた長年、お勤めになっていた病院も、そこの〇〇〇と折り合いが悪くて、辞められたのにも関わらず、いざ、別な病院で働こうとしたら、いろいろな問題も出てきて、もう一度、前の〇〇〇と寄りを戻したほうがいいのかどうかを、お聞きになって、私は、一体、何とお答えしてよいのやら…。
そういうご質問をされるということが、「寄りを戻す」ほうの答えを求めておられるのですが、こういうときは、得てして反対のほうが正解のことが多いのです。相談者様の潜在意識は、既にそれを悟っているのですが…。だから、よけい悩みことになるのでしょう、などなど、やはり今、だからこそ色んなことが吹き出してきて、ここに来られたのではと、イタク感じますが…。
そんなこんなで、イメージ療法の「マンダラ」をやり進めていくと、最初に、使命は「春」から「犬」が出て、トラウマは「寒がり」から「靴」と出て、過去は「健康」から「若い」を意識して、未来は「癒される」から「頭」を望まれているのです。また、本質は、「フサフサ、ハイヒール、スピード、毛糸、ブーツ、手編み」から「冬」と出たのです。
相談者様の潜在意識に刻印されている「言葉」は、身体の中の「頭」や足に履く「靴」や「ブーツ」などで、頭と足というのはちょっと、意味深です。また、「犬」が「使命」ですが、この意味は「赤ちゃん」や「男の子」など弱いものの象徴が相談者様にとっては「犬」で、ご自分が加護せねばと感じているのでしょうか。いえ、今の「心」の状態だと、ご自分がペットの「犬」のように、保護してほしいんでしょうか。
トラウマは、やはり「病気」に対して異常なほどの恐怖があるようですが、特に、「冬」や「寒がり」などがその特徴です。これはよく分からなかったのですが、過去に拘っているものは、やはり「健康」と思ったのですが、それは表面的な意識で、その奥には「老い」から来る「恐れ」が感じられます。
また、日常的には、あまり楽しいことがないのか、テレビの「さんまさん」という「笑い」を誘う生活が欲しいのでは? 未来には、やはり「さんまさん」や「犬」などが出てきて、相談者様の人生には、これから望まれることは、「笑い」という楽しいことや、「犬」が癒されるように、ご自分こそが癒されたい、それも「頭」からスッポリ、全身を包んでくれる「光」が欲しいのでしょうね。
ご自分の本質が、寒い、苛酷な「冬」なので、それに今世は耐えられる、現実的な生活での「笑い」がほしい。その「笑い」が手に入らないから、「病気」になって、誰かに癒してほしい、あるいは弱い者、特に犬のように可愛がってほしいと、ツヨク望んでいるようで、ちょっと、涙が出そうです。
バーチャルのテレビに幸せや笑いを求めるよりも、もっと幅の広い人間として生きるには、「テレビ」よりも「書物」のほうがいいのでは? 日本のいろんな先達の良書をお読みになれば、もう少し幅の広いモノの考え方や捉え方になると思いますが…。
相談者様の、意識を変えるのは、ちょっと大変ですが、今まで〇〇〇として生きてこられた「人生」をもう一度、取り戻すには、自分のことは、ちょっと横に置いておいて、まずは、帰って来られる〇〇さんを、〇として、暖かく、優しく、慈しんであげることだと、存じます。保護されるべき「犬」は〇〇さんだったんですね。
それはとりもなおさず、〇〇さんの強固な保護者になり切れば、ご自分の「心」をも、癒すことになり、それが強いては、今、お悩みの病気からも、「意識」を取り除くことになるのではないでしょうか? ご自分の病気を手放す方法は、〇〇さんの挫折した「心」を、ただただ「愛」で包むこと…。
要するに、ご自分を「病人」として意識するのではなく、挫折を味わった〇〇さんに、ひとりの〇〇〇として、〇を癒す気持ちで、〇との日常を過ごすべきではないでしょうか? そういう意味では、病気なんぞになっている場合では、ございませんゾ!
今、傷ついてた〇〇さんを精神的に助けないと、いつ、助けるんですか? 〇を助けることよって、ご自分も、助かるし、救われるということを、くれぐれも肝に銘じて頂きたいと、思いました。
偉大な〇〇〇さんだからこそ、それを私は、相談者様に、切に、言いたいです。
それが、また、〇親として、生き切れることになり、それがまた、病気から抜け出ることになるのでしょうね。
なんと、神は絶妙な、「お計らい」をされるものなんですね~。
病気を克服するには、病気から意識を逸らすこと!
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。
※注)
・膠原病(リウマチ性疾患に分類されている病気)
・SLE(関節炎があちこちに移動する病気)
・シェーグレン症候群(涙腺や唾液腺などに異常が生じ、目や口に乾燥などの症状が現れる自己免疫疾患)