心のお薬になる歌(3)「ふるさとは今もかわらず」新沼謙治/歌
この(3)「心のお薬になる歌」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる歌(3)
◆「ふるさとは今もかわらず」新沼謙治/歌
今日は、私の好きな新沼謙治の新しい歌、とっても良いですよ!
この曲「ふるさとは今もかわらず」は、作詞作曲も新沼謙治が手掛けていますが、まるでプロの作詞家や作曲家みたい~。
この曲は、あの大震災がなければ、きっと生れていなかったことでしょう。
それだけに、彼の真摯な気持が、ストレートに聞く者の胸を打ちます。
まるで歌手が創った曲だとは思えないほど完成されています。
テクニックではなく、ハートがないと、ダメだということをこの曲が証明してくれています。
癒しの歌は、こういうハートが動かされないと感動しないのです。
今の歌謡曲や演歌がなぜ、私たちに人気がないのかというと、商業ベースに乗らないとダメと言う、呪縛から逃れられないからなのではないでしょうか?
あるいは、歌手に個性がないからでしょうか?
NHKが、被災地の復興を応援するテーマソング「花は咲く」を全国的に広めようとしていますが、なぜだか、全く心に響かないのです。
何か、不自然な感じが免れません。
つくられたブームや流行は、庶民にはなかなか共感されないのですね。
今回の震災では、「花」よりも「ふるさと」というキーワードが、日本人の万人の心に響くのですね。
「ふるさと」をなくすということの重みがひしひしと伝わり、それでいて、悲壮感ではなく、未来に向かって一人一人の心には、なくした「ふるさと」が永遠に生き続けるということを…。
変わってしまったふるさとに思いをはせるのではなく、今はない、心のふるさとを大切して生きる…。
だから、この新沼謙治の「ふるさとは今もかわらず」は、スーッと心に入ってくるのです。
それは、この歌が歌手新沼謙治が心の底から歌いたい歌であり、伝えたい歌だからなのでしょう。
皆さんも一度、じっくりお聞きください。
私が、彼のことを「歌手のカウンセラー」とアダナした、意味がわかりますよ。
彼は、やっぱり「癒しの歌手」でしょうか…。
そして、こういう素晴らしい歌手をもっと、もっと、応援しましょうよ。
益々の活躍は、私たちの応援のエネルギーから生まれます。