直観ひとりごと(277)神社への初詣について感じたこと!
この(277)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直感ひとりごと(277)
◆神社への初詣について感じたこと!
今日で、お正月も最後の三日になりました。 皆さん、良いお正月でしたか?
もう神社へのお詣りはお済みですか? 私は、年末にお詣りを済ませましたので、まだ、行っておりませんが…。
お正月といえば、神社への初詣がこの日本のしきたりというか、習慣になっていますが、雑誌などでは、色々な神社の特集が組まれて、ご利益を貰いに、ついつい遠出をしてしまいがちですが、それは、ちょっと、待った!!!
何もわざわざ、遠くの人気ある神社へお詣りに行かなくてもいいのでは? というよりも、今、ご自分の住んでいる所の神社へまずは、ご利益を貰いにではなくて、去年1年お世話になったお礼に、その土地の神社(氏神様)へ、お詣りに行くのが、筋であり、一番良いのではと、私は感じますが…。
「神社」って、本当は、その昔、苛酷な権力闘争で、強烈な怨念を遺した人に対して、その霊を鎮めるために建てられたという説もあるのですね。全部が全部ではないですが、大きな神社や有名な神社はそういう意味深長な神社も多いということを知っておいたほうがいいでしょうね。諺にも「触らぬ神に祟りなし」と申します故…。
だから、この「祟り」という漢字は、「たたり」とも読みますが、神様を「崇める」時の「あがめる」とも読みますので、結局、「祟り」と「崇める」は紙一重ではないでしょうか? この「たたり」と「あがめる」の「文字」が一緒という所に深~い深~い意味がある??? 故に「触らぬ神に祟りなし」と昔の人々は、よ~く分かっていたのでは? だから、神社は普通の建物とは違うのでしょうね~。
日本では、神様というのは、八百万の神様で、森羅万象、すべてのモノには神の意識が絡んでいて、その神とは、「天」であり「自然」であり、また「神」は「鬼」ともいわれます。その「鬼」とは、この世に怨念を残して死んでいった人であり、そういう人がこの世に災いをもたらすので、それを丁寧に祀って、その念を鎮めてあげると、その念は、浄化できて、「鬼」から「神」に転じると信じられていたのでしょう…。また、鬼神とは先祖をさすそうですが…。
だから、お正月に、日本人が神社へ詣るのは、そういう不幸な人たちの霊魂を鎮めるためには、とっても良いことではありますが、但し、今の自分の住んでいる所や生まれた所とは全く関係のない所にお詣りするよりも、まずは、ご自分の関係する神社にお詣りするほうが、よほど効果があるように感じます。なにしろ、一番お世話になっているのが、その土地の神様である氏神様なのですから…。
信じる、信じないは自由ですが、千年以上も前に建てられた神社が未だに続いているということに何かこの世の「真理」というか、意味があり、それも深~い、大きな意味がある…。でも今では、その神社に携わっている神主や宮司さんでさえ、それを信じていないので、ちょっと、無理な話ではありますが…。
というようなワケで、もしも、まだお詣りされていないのであれば、一番最初に、ご自分の住んでいる神社や、ご自分の勤め先の神社へ、お詣りに行ってから、人気スポットと言われる所で行くのが良いように感じます。でも、そういうことを気にしないで行くことも全く「良し良し」ではありますが…。
ただ、行く場合は、遊び感覚や自分のご利益だけで行くのではなく、その神社に関係した人のことを少しでも感じて、お詣りすればなお良いのではないでしょうか?
たとえ、そこに祀られている人がどこの誰だがわからなくても、そこの神様のことを強く意識して、「いつもお守り頂いて、ありがとうございました」の言葉をお供えすることが、その人の琴線に触れてその人の魂を癒やすことにつながり、それが、一番大切なことなのでしょうね。 今年はコロナ禍のせいで、「密」は避けねばなりませんので、お詣りも1月や2月に入っても良いそうですよ。
まずは、一番近い所の神社で、感謝の念を捧げましょう…。
そして、「コロナ禍」が早く収まるように、お願いいたしましょう。
ありがとうございました。