直観ひとりごと(149)広島優勝!黒田と新井が抱き合う姿に貰い泣き!阪神時代の新井とはまるで別人?
この(149)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(149)
◆広島優勝!黒田と新井が抱き合う姿に貰い泣き!阪神時代の新井とはまるで別人?
それは何もかもが完ぺきにそろった、広島優勝だった!
25年ぶりの勝利、東京ドームのジャイアンツ戦での勝利、先発黒田投手での勝利、出戻り新井選手の活躍等、これ以上広島ファンでなくても、しびれる勝利!
私は、恥ずかしながら、阪神ファンですが、「広島万歳!」と言いながらも、なんとも複雑な思いに苛まれております。
巨人を倒して頂いたのは、本当に嬉しい極みなのですが…。
阪神と広島を比較すると、なんとも不思議なコトが、垣間見えるんですね。いえ、これは、決して不思議でも何でもなくて、「当然の帰結」なのでしょう。だから、よけい考えされられました…。
今季の、あの新井選手の活躍は、一体、何? 広島に帰ってからのあの活躍は?
なぜ、阪神時代には、活躍できなかったのでしょうか?
それを考えていたら、阪神が今季、駄目だった理由が見えて来たのです。いえ、今の「体質」のままであれば、これからもずっと、低迷する事でしょう。
なぜならば、阪神の監督が、金本監督だから…。
彼が、監督でいる間は、阪神の優勝も、Aクラスも「幻」となるでしょう。
彼の目的は、自分の育てた選手で何がなんでも優勝したいのです。現在のベテランや中堅選手は全部いらないのです。手柄を彼らに渡したくないのかなあ? 自分の手柄にしたい? 自分が主役になりたい?
要するに、第二の野村監督や、第二の茂木監督になりたいだけ! 自分の為の「名声」を得たいだけ!
大阪には熱狂的な金本ファンがいるでしょうが、その反対に金本だけは絶対に「嫌」という真の大阪人も多いのです。私は、後者の人間です。
人材育成として、若い子を育てるというのは、なんとなく聞こえがいいでしょうが、「名監督」って、やっぱり、ベテランも中堅も使いこなしてこそ、監督業を全うしたといえるのです。彼は「イエスマン」ばかりの若い子に囲まれて、心地よい気持ちになりたいだけ?
その愚かな思想を後押ししているのが、阪神のお偉方さん達で、中日も阪神も、五十歩百歩!
広島と阪神の違いは、「レジェンド」の活躍と、選手が主役、で、それに大きな差がありすぎた…。
新井選手は、阪神時代には金本にいびられ、常に金本の顔色を窺う様な態度が感じられた…。
そして、金本監督は、「阪神の知性」とも言える鳥谷選手に、今季始まる前から、彼の「個性」を無視するような発言で、鳥谷を追い込んでいって、野球だけに集中できないようにしてしまったのです…。これは、まるで、鳥谷ファンにとっては、私もその一人ですが、計画的な仕打ちのようにも見えたのです。
そういう金本の、監督としての「負」の性格を証明したのは、藤波投手を「見せしめ」の為に、続投させたこと…。
さらに、鳥谷選手の「連続試合」のフルイニング出場を667試合でストップさせたこと…。
これらの金本監督の「采配」に、選手たちの心情や如何に?
ここから、阪神タイガーズの「志気」は急速に低下していったのではないでしょうか? 監督への「不信」も芽生えだしたのでは?
かつて新井選手に「プレッシャー」をかけ、今また鳥谷選手に「やる気」をなくさせ、さらに、自分が連れてきた藤川投手に過大な期待をかけ過ぎた…。
そして、投手の要である、藤波投手の「プライド」をズタズタに踏みにじるような「嫌がらせ」とも見える采配を行った…。
これって、監督としての資質に欠ける行為ではないでしょうか? こんな監督のもとで戦う選手が、良い気分で戦えるはずがない! だって、誰もが「次に潰されるのは、我が身か…。」と、潜在意識のなせる技で、無意識的にも、恐怖に慄くのですから…。
だから、試合に出ると「努力逆転の法則」が首をもたげ、頑張らねばと、意識すればするほど、躰は空回りする羽目に…。
うがった見方をすれば、「次期監督」とも目されている「鳥谷潰し」を計画的でなかったとはいえ、潜在意識のなせる技で、無意識に行ったのではないでしょうか?
と言う事は、それもこれも、結局、金本監督は、選手を一切信じないタイプのダメ監督では?
選手を信じ切れないというコトは、それはとりもなおさず、自分に監督としての「自信」がないためになせる技なのでは? 自信とは、自分を信じ切ると書く…。結局、金本監督は、自分自身も信じ切れない人なんでしょうか?
きっと、鳥谷選手は、来季は「阪神脱退」なのではないでしょうか?
金本監督としては「思うツボ」で、それを狙っての、「鳥谷外し」だったのでは?
要するに、阪神に在籍する「ベテラン」の選手たちは、全員辞めさせたいのでは?
そして、自分の言う事を有難く聞くだけの、イエスマンの若手選手のみでやりたいのでは?
それは、今季優勝の広島の緒方監督とは「真逆」な感じ!
結局、選手をまとめる「長(ヲサ)」の監督って、己が目立ってはいけないのです。
勝てば選手に手柄を譲り、負ければ、全責任を監督が負わなければ、選手は決して付いてこないのです。
まして、プロの選手って、一国一城の主であり、もともと、一匹狼や反抗心旺盛な人間でないと大成しないような「職業柄」なのですから…。
逐一、監督の言う事を聞いて、言いなりになって、という様な選手ばかりでは、「優勝」なんてとんでもない。
なんか、真の「根性論」をはき違えているような…。
黒田投手や新井選手はのびのびと活躍できる「球団」であったからこそ、彼らが先頭に立って、「優勝」という二文字の「夢」を追いかけることができたのでしょう。
決して、監督だけの力ではないのです。が、そういうベテランを奮い立たせたのは、まぎれもなく、緒方監督の「底力」なのでしょう。
そういう良い意味での、影のリーダーシップを発揮する「長(ヲサ)」って、もうこの日本にはいなくなりつつあります。
本来は、監督って、表に出過ぎて見えてはいけないのです。「根」が見えてしまえば、土の上で腐ってしまう。
また、「巨人」式の、逸材ばかり集めても、決して優勝できるとは限らないコトを今回の、広島の「優勝」で悟らせて頂きました。
なにはともあれ、広島優勝、おめでとうございます。
そして、いつの日か、阪神「鳥谷監督就任」のニュースを心待ちしております。
なぜなら、鳥谷選手の「存在感」が、すでに日本の「長(ヲサ)」なのですから…。
阪神から鳥谷選手がいなくなれば、「阪神の知性」が消えるのです。
どうか、阪神ファンよ、もっと怒れ!
いえいえ、今日は、広島優勝! の美酒に酔いしれましょう。
黒田投手、新井選手、感動をありがとう。
緒方監督、お疲れさまでした。