直観ひとりごと(144)市川海老蔵の「妻の乳がん」の記者会見は、妻麻央さんにとっての~。
この(144)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(144)
◆市川海老蔵の「妻の乳がん」の記者会見は、妻麻央さんにとっての~。
舛添都知事の見苦しいニュースに辟易している中に、市川海老蔵の「妻の病気」の記者会見のテレビニュースが飛び込んできました。
スポーツ紙の「報知」がスクープしたそうですが、何か、世間の目から「舛添隠し」の感が否めませんが、それはともかくとして…。
この記者会見のさらにビックリポンは、その闘病生活が1年8か月にも及ぶとのコト…。
麻央さんへの同情もさることながら、聞いている皆は、妻を支え続け、それを隠し続け、さら何事もないようなそぶりで仕事もこなしていた、夫である「海老蔵」の凄さに、ある種の感銘を受けたのです。
彼に、人間としての、男としての、日本男児としての責任と潔さに、古来から連綿と流れている「大和魂」を垣間見た、昔人間も多かったことでしょう。
なぜ、凄いかといえば、もしも海老蔵さんのような立場にたたされたら、あなたなら、どうするか?
舛添都知事の立場に立たされたら、あなたなら、どうするか?
いろいろ市川海老蔵を批判する人もいますが、それでもなお、彼はスゴイと感じます。彼の立場に立たされていない人間がいくら彼を批判してみても、いえ、批判すればするほど、批判者は彼以下の人間と化すでしょうね。
人間って、「言うは安し、行うは難し」で、舛添氏ほどは、見苦しくはないけれど、私も含め凡人は、やっぱり、そこそこ弁解がましく、未練がましく、ふるまうのではないでしょうか?
人間、有終の美を潔く飾ることが、誰にでもできる「普通のコト」であれば、橋下元市長の人気ももっと衰えるはずなんですね。橋下元市長の偉大さは、きっぱりと、辞めたコト、これが凄いコトで、舛添氏との差が歴然と際立つのです。人の評価って、やっぱり「潔さ」でしょうか。
今回の海老蔵さんの記者会見にもその「潔さ」が滲み出るから、人は感動を覚えるのですね。
言挙げしない生き様って、何と素晴らしいのでしょう。これは「言霊の幸わう国」の国民である、日本人、特に日本男児の血潮に流れる崇高な「意識」なのでしょう。もうとっくに廃れたと思っていたのに…。
こういう、窮地になると、ムクムクと顔をもたげるのですね。民族の血って…。それが出てこない人は、精神的日本人ではない?
連日連夜、「恥」を忘れた舛添都知事の言動に、日本人は、打ちのめされていたのです。良心的な日本人であればあるほど、怒りを通り越して、嫌悪感を湧いてくる…。そういう「恥の文化」をしらない、似非日本人のような人間を代表に選んだのは、まさしく都民や国民の「意識」なのですから…。
責めるべきは、「己自身」なのですから…。己にもある「恥を恥とも感じない」厚かましい「意識」なのですから…。
舛添氏の行為が一切、罪にならず、また、甘利明元大臣も、小渕優子元大臣も一切、おとがめなし。猪瀬前知事も、石原前知事も潔白ですか? 叩けばもっともっと埃がでるはず。なのに、都知事選で戦った田母神俊雄氏が逮捕される。ってこの国の法律って、一体どうなっているの? 権力に上りつめると、何をやっても、罪にはならない、この日本の国の仕組みは、一体、誰がつくったの?
それが、エリート層でもある東大出身の人間に裏切られ、古い昔は虐げられた組織である歌舞伎界の血を受継ぐ人間から、日本人の崇高な「意識」を呼び戻されるなんて、なんと皮肉なコトでしょう。
「意識」も「下剋上」の時代に突入なのです。天と地が逆さまになるのです。
こんなことはまだまだ序の口なのでしょう、もっともっと上の層が暴かれる時代なのですから…。
これが、「ありうべかざること」、「ありがたきこと」で、まさに「有り難きコト」が起こり、日本人は、お天道様に「ありがとう」という素直な気持ちになれるのです。
このところ、強い女性に押しきられ気味だった、ひ弱な「日本男児」に、一筋の自信ともいえる「出来事」が、海老蔵の記者会見だったのです。
言挙げしない強い男には、耐える強い女がつくのです。しかし、強い女にも色々あって、前にでしゃばる強い女には、卑怯な弱い男がつくのです。えてして、今の世は、ギャーギャー騒ぐ強い女には、女々しい弱い男がまとわりつくご時世でもあります。そして、世の多くの男性は、そういう見せかけだけの強い女も主夫を気取る男も苦々しく感じていたのです。もう「日本」は終わりかと…。
ところが、今回の男気のある海老蔵の記者会見。自分の境遇をだれのセイにもせず、文句も苦情も言わずに、黙々と与えられた仕事をこなしていた彼の姿勢に、日本人は今更ながらに脱帽したのです。寄り添う女性の質で男性もこれほど変わるのかと…。彼の耐える姿を垣間見て、人を愛するって、夫婦って、子供って、家族って、病気って、命って、仕事って、生きるって、一体、自分にとって、何なのかを、思い知らされたのです…。
私は、町のパチンコ屋の前に「海老蔵の看板」が立っているのを、とても不審に、苦々しく、いつも通るときにそれを感じていたのですが、すべてその謎がこの記者会見で解けたような気がします。彼は必死で稼がなくてはいけないのです。父親の借金や妻の入院費等で…。
妻である「麻央さんの乳がん」というニュースに、私は、気丈な麻央さんが、とうとう「心の叫び」を、身をもって「形」にしたのか、いえ、しないと生きられなかったのかと、良くも悪くも伝統という「魔の世界」で生きるのは、命を賭けないと生きられないのかと、今更ながら、身ぶるいしております。
彼女は病気になることによって、ある意味、救われたのです。夫からも、世間からも、そして、梨園という闇のようなしきたりからも…。
「海老蔵の妻」という存在感を、意識の上で、日本中の国民を、振り向かせた、ひれ伏せさせた、今後、マスコミも世間もこぞって、「妻の鏡」とあげたてまつる、のです。
あの記者会見の日が、麻央さんにとっても、夫の海老蔵にとっても、一世一代の「ハレの日」になったのです。
こういう身(ミ)をもって、尽くす女性の生き方もあるということを、世の女性は肝に命じて頂きたいと存じます。
また、今回の会見を気に、姉の「小林麻耶」の存在も「プラス」に作用すると思いますが、私は、やっと、麻耶さんの「本質」を理解してもらえるトキが来たと、ホッと胸をなでおろしております。
きっと、姉の麻耶さんの休業から、今回の妹の病気が発覚したのではないでしょうか? そうならば、この姉妹って、本当に前世からも引き合った「魂」の縁なのでしょうか? お顔もよく似ているし…。
今年は、奇しくも、芸能界から、もう一人、「藤原紀香」が梨園入りを果たしましたが、きっと、「小林麻央」と比べられて、さぞや、紀香さんも大変でしょう。きっと、彼女の一挙手一投足が集中砲火を浴びるのでしょう。
その理由は、彼女の存在自身が、梨園には相応しくないからなのですね。それは、結婚の理由から、梨園のファンは見抜いているのでしょう…。まして、藤原紀香は、決して、耐える妻にはなれないのですから…。
なにはともあれ、人あっての人気商売なのですから…。
皆さんも、夫婦生活が幸せでないとお感じてあれば、今一度、連れ合いがどういう人間かを感じてください、夫婦の縁て「似た者同士」なのですから…。
ということで、本質と使命のカウンセラーが、彼らの「魂」から、今回の「記者会見」を「身をもって」書かせて頂きました。
海老蔵様、麻央様 麻耶様、これからも、心安らかに、安心していてください。
「お天道様」は、見抜き見通しですから…。
そして、強い男、かえってこ~い!
この日本に、強い男がかえってきたら、真のヤマトナデシコもかえってくるでしょう。
ありがとうございます。