感動のカウンセリング!(27)家族全員が西欧医療に関わる〇〇〇の相談者様の心の病とは…。
この(27)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(27)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆家族全員が西欧医療に関わる〇〇〇の相談者様の心の病とは…。
今回ご紹介のカウンセリングは、久々に、私にとりまして「これは手に負えない、大変なセッションになる」と感じた、難しいセッションでしたので、ここにその事例を書かせて頂くことにいたしました。
相談者様のご家族は、全員が西洋医療に携わっておられる方々で、超~エリート家族様でした…。本来ならば、このカウンセリングルームとは全くご縁のない方々なのですね。なぜなら、私は精神科医でも薬でも、心の病は治らないと口が酸っぱくなるくらい言っているのですから…。
なぜ、ご家族の〇親や〇が治せないのか? また、ご本人が〇〇〇なので、ご自分で治せないのか? いえ、なぜ、そんな立派な家庭の人が、一介のカウンセラーのルームに来るのか? やっぱり、医者や薬では治らないのか? 難しいセッションは、最初のスタート時点から、情報や予備的知識が無いのにも関わらず、何か予感というものがあるのですね。
今までの中で、一番手ごわい(?)相談者様という言い方が、ふさわしい感じがいたします。決して、悪い意味ではなく、それは権力的というよりも、何か侵しがたい品格というか、品位ともいうべき、崇高な雰囲気が漂う、不思議な相談者様でしたから…。
初対面の第一印象は、「オット! この波動は何? 何とも言えない近寄りがたい雰囲気は? まるで愛子様と浅田真央を足して2で割ったような存在感!」やっぱり、「ただ者」ではない! と…。最初のメールのやり取りで、相談者様の「今までいろんなカウンセリングを受けましたが効果は見られませんでした」にイタク納得!
私は、気が進まなかったので、引き受ける前のメールのやり取りでは、少々キツイ目のメールになりました。ところが、相談者様は、きっぱりと、5時間でのセッションを予約され、私は、「???」…。あまりにあっけなくOKされたので、何だか、拍子抜けしてしまいました。普通はキツイメールを出すと、10人中9人までが、受けられないのですが…。
しかし、素晴らしい人と分かっていながら、なぜかその気が進まない理由は、相談者様や、カウンセラーの問題というよりも、もっと根幹をなすような…。それは、何か、分からなかったのですが、セッションが進むにつれて、おぼろげながら、「ああ~、やっぱり」と…。
それは、家族と相談者様との「価値感の違い」というか、「生きる世界が違う」というか…。そうでないと、全く価値観の違う、この真逆の私のカウンセリングとは縁がないはずなで、このルームに「来た」ということが、家族が「良し」とする価値観を捨てて、違う世界で生きるという強固な意志の現れでもあり、それは、「変わる」という「意識」の第一歩なのでしょう。
しかし、このカウンセリングを受けたくらいでは、生まれた時から刻印され続けた価値感は、そうそうゴロっと変われるものではないのですね。なぜならば、「変わる」ということは、今までの過去を全否定することになるので、それは、ともすれば、存在すら否定してしまうという間違った意識にも陥る、とても危険なことになりそうなのです。だから、「変わる」ことは至難のワザであり、身を切るほどの苦痛を強いられるので、それに耐えられるだけの覚悟が、まだ相談者様には培っていないし、死なども、いとも簡単に乗り越えてしまうような、そんな手に負えない計り知れない雰囲気も漂うんですね。ちょっと、役者が上というか、人間的ではないというか、常識では図れないというか、宇宙人に近いというか、そういう良くも悪くも、普通の常識や、人間的な感覚で、推し量っては、私自身が、とんでもない間違いを侵しそうな…。
こういう西欧知識にどっぷり浸かった環境の相談者様だけが、医者ではないというツライ現実問題。その家庭環境を聞いただけで、相談者様が心の病を持つのは当たり前。なぜならば、両親の希望は、当然、子供〇人とも医師を望んでいたのでしょうから…。両親のおメガネに、相談者様だけ、叶わなかった…。両親だけでなく、ご本人も、医者になれない、不肖の子、と心の奥で感じている…。だから、心の悩みが生まれ、心の病を患っても、決しておかしくない。世間によくあるケースです。
そして、さらに問題は複雑で、相談者様だけが、〇親の名前の漢字の一字を継いでいて、〇や〇たちは、全く両親とは無関係な名前がついている。彼らは、実質的な跡取りではないのです。これも偶然ではない! と私は感じます。名前ってそういうモノです。
という意味は、正に、相談者様が、この家を継ぐべく意志をもって、生まれてきたのです。それが〇〇〇では、〇親の病院を医師として継げないのです。だから、生きる資格や甲斐がないと、無意識に自分を責め、モンモンと悩むのでしょう。それがうつとなり、過食となる…。
〇親に対する確執は、本当は、ご自分に対する不甲斐なさや苛立ちなのでは? 〇〇〇では終われないという焦りなのか? それ故、〇〇〇では生きにくいので、更に〇医になるそうな…。でも、本当に、それが相談者様のなりたいコトややりたいコトなのかな??? 本当に、彼女がならないといけない職業なら、もうとっくになっていてしかるべきなのですね。何不自由ない環境に生まれ、後は彼女の意識や意志だけの問題なのです。それが、今現実に〇医になっていないのは、要するに、なれないのではなくて、なりたくないのです。潜在意識は正直、と私は、心が騒ぐのですね。それが疑問に感じる理由です。
しかし、そんな単純な問題でも家庭でもなかったのですね。本当は…。家族や先祖までも絡んだ複雑極まりない環境だったのです、その犠牲者なのです、いわは、相談者様は…。でも、私は、漠然とは感じていながら、それに触れたら、5時間では終われないという意識が勝ってしまったのか、本人の本質や使命のみに絞ったのですね。無意識で…。
そして、相談者様は、「また、来たい。」とおっしゃたのです。あれだけ、カウンセラーはアテにしていないようなのに…。ちょっと、以外でした…。ご本人は、「〇親との確執」と捉えておられますが、本当は「〇親との確執」というか、〇親の顔色を見て、生きてきた人生なのですね。だから、私は、この錯覚をもう少し見つめ直さないと、改善は難しいと感じていたのですが、時間が足りなかったので、そこにはあまり触れなかったのです。
そして、セッション後の何回かのメールのやり取りで、2回目のセッションをお受けになられました。それも〇〇時間も…。(フ~!)セッションが終われば、それなりに、気持ちに変化が現れ、ホッとするのですが、その後、ご自分の進路や将来を家族の方に相談されるのか、数日経つと、元の木阿弥で、心がコロコロ変わるのです…。
私は、もうお手上げ状態で、今回は、やっぱり、失敗なのか? やっぱり、「家族全員」対「私一人」の戦いなのか? 〇親か〇親と、直接対決しないといけないのか? と…。結局、相談者様の意識は、ご自分の意志で変えるという強い覚悟がなければ、決して、変化は難しいのでは? というように、自信が無くなりかけていたトキ、奇跡が起こったのです。
それは、お〇様から、このセッションへのお申込みのメールが…。お〇様も、〇さんと同じく、9人の中の人ではなかったのです。似た者同志? だから、余計、仲がこじれる場合もあるのですが…。私は、もう天にも昇る気持ちでした。
こんな予期せぬデキゴトがあるのでしょうか? なぜなら、お〇様のお住まいは、関西ではなく、遠方なのです。だから、大阪まで来るのは、大変なのです。また、年齢も〇〇才を過ぎておられ、あと、数年で還暦なのです。だから、受ける気になるほうが、おかしいのです。それが…。
それなのに、この真逆のセッションを〇〇〇のお〇様がお受けになろうとされるなんて、何と心の広いお方なのでしょうか? 或は、娘様の、熱い熱い意志がとどいたのでしょうか? 或は、娘を思う、深い親の愛のなせるワザなのでしょうか?
いくら娘が可愛いからといっても、また娘が心配だからといっても、また、いくら娘から頼まれても、普通の〇親でも受けられないのに、まして〇〇〇いう肩書をもつ〇親ならば、なおさら、受けないでしょうに…。まして、このカウンセリングはお〇様ご本人にとっては、真逆のセッションなのですから…。西欧医療に則った〇〇〇のお〇様が、西欧式のカウンセラーではない、こんな変わり者のカウンセラーのセッションをお受けになるなんて、ホント、こんな経験は初めてです!
あなたならば、いかがでしょうか? 受けられますか? 私ならば、きっと受けないでしょうね。いえ、受けたくても、受けられないというのが本音でしょうか? 〇〇〇というプライドが邪魔をして…。人間の高貴さはこういうトキに現れるんですね。だから、エリート層で生きられるのでしょうね。お〇様の寛大さに脱帽です。こんな素晴らしい人が〇親であれば、もう娘様も何の心配もないと、私は、セッションの始める前から確信したのでした。
やっぱり、この家族は、全員がただ者ではなかったのですね。「この親にしてこの子あり」なのか「この子にしてこの親あり」なのか…。これで、娘の相談者様の未来もやっと、明るい光がさしたようでした…。
そして、セッションは、娘様の幸せを願うコトを誓われ、また、本来の隠された〇〇の問題もあぶり出され、さらに、ご自分の未来への生き方も見付けられて、3時間の中では、それなりに、、充実した理想的な結果となりました。
最後に、セッションが終わって、次の日、ちょっとひらめきが出てきましたので、お〇様にメールをさせて頂きました。
それに対して、ご丁寧な返信メールを頂きました。感謝です。
■お〇様の返信メール
こちらこそ、時間を越えてのカウンセリングをして頂きありがとうございましたm(__)m 確かに〇〇関係がよくなく、それが〇〇に悪影響を与えたこともわかっていました。でも もうこうなってしまった以上仕方ないと、あきらめていました。それが、感謝の気持ちを唱えるだけでいいとは 目からウロコです。今からでもいいんですね。感謝する意識が大事だということ。長年の悩みがとれたような気がします。昨夜は念じることを忘れていました。今晩から必ず実践します。あと、先祖様に感謝をすることも忘れずに。有り難うございましたm(__)m |
お子様を思う気持ちに溢れていて、頭が下がります。人間、年を取ると、プライドや経験が邪魔をして、素直に人の意見などきけないものですが、本当は、そいう問題ではなくて、魂の問題だったんですね。こんな素晴らしいご家族は、私は初めてです。こんな家族が、幸せになれないはずはないのですよね。なんだか、私まで、心が浄化されたようで、また、生まれ変わったようで、とっても、嬉しくなってしまいました。
ともすれば、思いもよらないクレームや言いがかりにトキオリ悩まされたりしますが、それも自分の意識次第で、どうにでもなるものですね。良くも悪くも、すべて、自分の「意識」の問題なのですね。これからも、こういう魂の高い人々と触れ合えますように…。こういう方々の、お力になれますように…。
本当に、貴重なセッション、感動をありがとうございました。
私の為のセッションとなりました。
感謝! 感謝! 感謝!
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。