直観ひとりごと(309)良寛さんの災難(戦争や地震等)から逃れるお言葉…。
この(309)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(309)
◆良寛さんの災難(戦争や地震等)から逃れるお言葉…。
戦争や地震など、人災天災が今の世の中を覆っておりますが、私たちは決して、それらに右往左往することなく、常に心を平安に保つ努力を致しましょう。
どこの誰かは忘れましたが、何かの本で、「日本人は、願いはするが、祈りをしない国民だ」と書かれていたことを思い出しています。
でも、よくよく考えてみますと、願いも祈りも、究極のところ、どちらも良しと思う気持ちは同じではないかと存じます。
願いには、人間的思いが、祈りには、宗教的思いがあるようで、日本人の宗教嫌いから、願いが強調されているような…。
だから、広い宇宙心から見れば、人間の思いには、どちらも同じではないかと…。
日本に特に多い地震で、思い出すのは、良寛さんの「しかし災難に逢時節には災難に逢うがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。」という言葉が、これからの日本に迫りくる南海トラフ地震に対しても、この言葉が、何となく、私は救われております。
もしも、南海トラフ地震が起これば、私の住む大阪ももろ、被害に遭うに違いありませんので、この良寛さんも言葉は、本当に救われています。所詮、どこの逃げても、この狭い日本では、逃れるスベはありません。生きるも地獄、死ぬるも地獄。高齢者の私は、生きるよりも、あの世へと旅立つほうが、ちょっと楽かなあとも…。
また、私が、良寛さんの俳句で一番好きなのは、「うらをみせおもてを見せてちるもみぢ」(紅葉が裏を見せ表を見せひらひらと散るように、私も喜びと悲しみ、長所と短所など、さまざまな裏と表の人生を世間にさらけ出しながら、死んでいくことだ。)。
植物の紅葉にも、裏も表もあるんですね~。これは、昔の日本人の死生観だったのでしょうね。ホント、身に染みいります…。
戦争や地震や疫病で悩む今の死と隣り合わせの世の中になって、この良寛さんの俳句は、何か、プラスの、諦の境地というか、もうジタバタあがいても仕方がないという、平常心を思い出させてくれるような気がします。
私は、毎朝、You Tubuで、「祝詞 大祓詞」を聞いています。
気のせいか、何となく、シャキッとします。
日本人で、よかったと感じています。
でも、今の神道の方々は…。
結局、宗教は、もはや必要ないのかも?
かえって、宗教が有る故に、諍いや戦争が起こるのかも?
難儀なのは、人間なのでしょうか…。
一刻も早く、ウクライナとロシアの戦争が終わることを願います。
良寛さんも、決して、賛成ではないでしょいから…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。