直観ひとりごと(280)タトゥ(入れ墨)は悪いもの?
この(280)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直感ひとりごと(280)
◆タトゥ(入れ墨)は悪いもの?
今日は、タトゥについて一言。
なぜ、昔の日本人は、タトゥを入れたのでしょうか? いえ、なぜ、入れる必要があったのでしょうか?
昔の日本人といっても、その当時は、倭人を指していますが、倭人とは、海人であって、日本には他の人々も住んでいたので、タトゥも倭人だけのものだったのでしょうね。いえ、縄文人もタトゥを入れていたようですが…。
では、なぜ、倭人や縄文人はタトゥを入れたのでしょうか?
それは、入れる必要があったから、入れたのです。
趣味や遊びで入れたのではないのですね。
海人は、海の獲物を取って生きている人々です。
海には、大きな獣もいたのですね。
さらに、人間は、海では、決して有利には戦えないので、小さな体で、大きな獣を獲るためには、人が何かを工夫して、それらに恐怖心を与えることを考えたのでしょうね。
獣を威嚇するために、入れ墨となったのでしょうか? あるいは、魔除けのためでもあったのでしょうか?
昔の倭人にとっては、とにかく生きるために必要なものがタトゥであったのでしょう。
だから、今の人のように、遊びや趣味などでは決してなかったのです。
格闘技でよく選手がタトゥを入れる意味も、相手に恐怖心を与えたリ、相手よりも強く見セるために入れているのでしょうね。これも、決して、遊び感覚ではないでしょうね。
それは、違う目線でみれば、そういうタトゥに頼らないといけないということが、即ち、自分が弱い人間だと、相手に知らしめていることにもなるのでしょうか…。
だから、これからは、タトゥを入れている人を見れば、あぁ~、この人は本当は気の弱い人なんだ、と思えばいいのでしょうね。
だから、ヤクザの人にもそれがいえる、でしょうね。
人に対して、自分の強さを示さないといけない人ほど、そういうものを入れたいのでしょうね。
また、女性が、タトゥを入れる場合は、人よりも目立ちたい、という自己顕示欲の強い人と思ってもいいでしょうか。
ケバケバしい化粧をする心理と同じなのかも…。
だから、ある意味、タトゥが良いとか悪いとかいうのは、女性の化粧が良いとか悪いというのと同じことで、格闘技の選手がタトゥを入れるのも、そういう目でみれば、入れないと強く見えないから入れるのですから、入れたい人は入れて、入れたくない人は入れなくていいのでは?
こういう良し悪しの話をすると、きっと、倭人も、草葉の陰で、戸惑っていることでしょうね。
彼らは生きるか死ぬかの生死をさまよう作業をしていたので、必要にかられて、入れていたのであって、決して、遊びなんかではないし、もしも、同じ人間との戦いであったならば、彼らは決して、タトゥなど入れなかったのではないでしょうか?
そういう目線でみると、タトゥを入れないといけない人の心理を考えると、ちょっと、可哀想な人、なのでしょうか?
それでも、あなたは、タトゥを入れたいですか? タトゥで注目されるよりも、もっと、違うことで存在感をアピールするほうがいいのではないでしょうか?
倭人にとっては、タトゥは神聖なものなので、子孫の私たちは、決して、それを犯さないことが、先祖を敬うことになるのではないでしょうか?
弥生時代の前の縄文時代から入れ墨はされていたようですが…。縄文人の生き方に思いを抱けば、価値観もいまとは違っているのでしょうか?
コロナ禍に負けないように、それぞれが気をつけましょう。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。