直観ひとりごと(203)当社のデザイナー浜田有弘(はまだゆうこう)が第51回日本作詩大賞の新人賞(最優秀賞受賞)!
この(203)「直観ひとりごと」のブログは、のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(203)
◆当社のデザイナー浜田有弘(はまだゆうこう)が第51回日本作詩大賞の新人賞(最優秀賞受賞)!
今日は、ちょっと、当社の自慢話をお一つ、書きたいと思いますので、良かったら読んでやってください。
それは、私が30余年、お世話になっている会社の浜田有弘(はまだありひろ)社長のお話です。今回、話題の浜田社長は、私のカウンセリングでのスーパーバイザーとして、良き相談相手でもあります。
彼浜田は、かつては、広告代理店博報堂のデザイナーであり、現在は、当社(ジックランド)のデザイナーであり、マーケティングプロデューサーであり、アートディレクターでありで、要するに、マルチクリエイターなんですね。
私が、身近で接する人々のなかで、一番のクリエイターであり、クリエイティブの仕事面では、彼には、全く歯が立ちませんし、一番、尊敬する人間です。だから、カウンセリングのことで、ボロクソに言われても、信頼感がありますので、全く腹が立たないのでしょう。男性的目線からの意見も、カウンセラーとしては、私には、とても重要なんですね。
私が、浜田を紹介するときは、「博報堂の元デザイナー」と言いますが、それを、浜田はすこぶる嫌がり「止めてくれ」と…。浜田曰く「もうとっくに辞めているのにそれ言うのは、何か、利用するようで、ひけらかすようで…」でも、事実なので、私は、それを無視して、言うのは、やはり、一番彼の才能を説明するのに、それがわかりやすく都合がいいからなのですね。但し、そのときは、「大学も出ていないのに、博報堂に入れるほどのすごいデザイナーなんですよ」とつけたしますが…。こちらのほうが、私は「勲章モノ」だと思っています…。
そんな浜田社長の「口ぐせ」は、「何をするにしても、何を目指すにしても、その道の一流になれ!」です。とにかく、「一流の意識で仕事をしろ」と…。これは、私のカウンセラーとしても同じです。
彼の言う「一流」とは、「山椒は小粒でもぴりりと辛い!」と思われる存在になれ、という意味です。そういう人間になれば、大企業の人間とも、大金持ちとも、どんな人たちとも、全く臆することなく、正々堂々と、対等な「意識」で接することができると…。
特に、大企業を相手にする、下請け企業には、その「一流意識」が無くてはならないんだと…。それを長年、頭に叩き込まれて仕事をしてきましたので、今では、カウンセリングでも、そういういう意識がありますので、それがとても、役に立っていると感じています。なぜならば、このルームには、そういう「一流」と呼ばれる人たちがとても多くお見えになられるのですから…。
どんな人が相談者として、ここに来られても、決して、私がビビらないのは、そういう「意識」が底辺にあるからだろうと、本当に、浜田社長には、感謝しております。
私は、いつの日か、彼の特異な「生い立ち」からのお話を、本に書きたいと思っているのですが、これが中々…。
それはさておき、浜田社長の現在は、そのクリエイターに加えて、作詞家としての「顔」もあります。というか、昔、仕事で、CMの作詞をしたキッカケで、7年前から、それが高じて、歌謡曲の作詞もやり始めた、というコトです。
当社は、企画デザインの会社ですので、デザインのみでなく、もともとCI(※注)の「ヒトづくり・モノづくり・コトづくり」にすこぶる強い会社なので、歌のコマーシャルソングなども「あり」で、作詞の方も、全く関係がない、のではないのですね。
私は、その当時は、浜田社長には、一生涯、死ぬまで、デザインの世界で、デザイナーとして究めていって欲しかったので、「作詞家」には大反対したのです。何といっても、彼のデザイナーとしての才能は尋常ではないと思っていたし、尊敬もしていたし、そのクリエイティヴ力には、舌を巻くほど、スゴイ! と感じていたのですから…。
しかし、デザイン業界は、画家のように自由に創れる世界ではなくて、クリエイティブの世界と言えども、相手の会社を通じての仕事なので、ストレスも溜まりがちで、大企業になればなるほどいろんな人の思惑が絡むため、思う存分、才能だけで勝負したり、成功できる世界ではないのですね。どの世界も似たか寄ったかでしょうが…。
さらに、コストの面からも、有能なクリエイターには、次第に仕事が無くなっていくのも、この日本のビジネス社会の仕組みです。要するに、有能なカサ高い人間は、取り引き先にとっては、すこぶる使いにくい…。担当者が若くなればなるほど、敬遠するのですね。
そういうモロモロの事情が加わって、次第に、自由に創作できる、「作詞」に魅せられていったようです。とは言っても、請け負ったデザインの仕事は、100%全力でこなしていますが…。
そして、ダンダンと、作詞で「賞」を頂けるようになってきて、2015年、ミュージックフォーラム賞(年間最優秀賞)を頂いたことで、マスマス、作詞が面白くなっていったようです。
不思議なことに、作詞を勉強していくと、それに連れて、ますますデザインの意欲も高まっていくようでした。有能なクリエイターにとって、モノコトヒトづくりの世界は、絵の世界も、字の世界も、音の世界も、棲み分けがなく、全部一緒なんでしょうね。
そして、このたび、浜田有弘は、第51回日本作詩大賞の新人賞(最優秀賞受賞)をペンネームの「はまだゆうこう」で受賞させて頂きました。関係者の皆さま方、「はまだゆうこう」をお選び頂き、本当にありがとうございました…。
「第51回日本作詩大賞新人賞」
●応募数:1,757点
●一次審査通過(入選):99点
●二次審査:14点
●最終:2点(最優秀賞、優秀賞)
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●受賞曲:「噂の湘南漁師町」
●歌手:北川大介、作詩:はまだゆうこう、作曲:岡千秋、編曲:矢野立美、制作:日本クラウン(敬称略)
●12月8日午後6時30分より、BSテレ東(7ch)の、第51回日本作詩大賞番組内で、歌われます。
昨年までは、地上波のテレビ東京で、放映されていたそうですが、今回から、BSテレ東(7ch)に変わったそうです。
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私も、超~うれしいと言いたいところですが、私は、その「賞」の価値があまりよく判らず、「浜田さんなら、取れて当然、当たり前」と、受賞を聞いたときは、それほどとは、思っていなかったのですが、何十年やっても取れない人もいるそうで、また、この「新人賞」は、一生に一回きりなので、それが一つのキッカケとなるため、応募するほうは、特別の気持ちだそうです。
そういう貴重な「新人賞」を、還暦を過ぎた人間が取れたのです…。人間は、60才を過ぎてからというか、仕事をリタイアしてから、どう生きるかが勝負だそうですが、私は、リタイアせずに、ずっと何かを仕事に関わっている人の生き様のほうが、価値がある、と信じています。
あのノーベル医学生理学賞の本庶佑・京都大特別教授も、確か、リタイアなんてしておられないはずですが…。
浜田社長は、8月30日の「オケ録り」の日、東京に行って、歌手の北川大介さんに会えたり、作曲家の岡千秋先生に会えたりで、興奮して帰ってきましたが、この時点では、最終の2点に残っていて、最優秀賞は未だどちらになるかはわからないということでした。
浜田社長、曰く、「レコーディングに立ち合ってわかったんですが、作曲が岡千秋先生にも驚きでした、というのは、岡先生は演歌の大御所のイメージが強いのですが、こんなポップな曲も…と感心しました。有名になられてもすごく勉強されています。そして、アレンジの矢野立美先生は、あの山川豊さんの「アメリカ橋」のアレンジでも有名な編曲家です。超一流の先生方が曲を付けてくださったのです。そのキャスティングをされたのが、大阪出身の大喜田チーフディレクター(日本クラウン)です。それに演奏家のみなさん、レコーディングエンジニアーのみなさん、総勢20~30名方々のチームでつくられる、「モノづくり」のプロの真髄の仕事を間近に垣間見られて、ワクワクするほど貴重な経験をさせて頂いた。でも、一番のワクワクは、なんといっても、歌手の北川大介さんにお会いできたこと…。」と…。
浜田社長が歌手に会えて、ワクワクしたなんて、あぁ~、知らなんだ! 知らなんだ! 大の大人が、いい年をした人が、ワクワクだなんて、年にはワクワク感は、関係ないんですね~。有名人に会えて、嬉しいのは誰でも同じなのか…。本当は、ミーハー感よりも、実際に第一線で活躍している人に会えて、嬉しいのでしょうね~。このワクワク感が、年を取らないヒケツでは?
しかし、本人は東京からの帰りの新幹線では、すっかり、諦めていて、「でも、まあ、今回ダメでも、また、応募できるので、次、頑張れる。チャンスはある。2番に選ばれただけでも良し、良し。」と、晴れ晴れとしておりました。
浜田のプラス思考は、見習わねばと、いつも、感じます…。
それから、1ヵ月ほど経って、予期せぬ「最優秀賞受賞」の連絡が…。その時、あまり何事にも動じない浜田社長は、やはり嬉しかったのか、電話が終わって、ちょっと、興奮気味でした。私は、「社長でも、興奮するんですね~」とちょっと意外でした。本人なりに、すっかり諦めていたので、よっぽど嬉しかったのでしょうね~。その様子を見て、私は、この「賞」は、ひょっとして、スゴイ「賞」なのでは、と遅まきながら感じた次第です。ハイ!
今の彼の心境は、来る12月8日の表彰式を、楽しみに、ワクワクする毎日だそうです。こういうところは、まるで、きさんじ(大阪弁)な子どものようです。それがクリエイターには、一番良いのでしょうね~。
私は時々、女目線で、彼の作詞の添削をするというか、させられるのですが、いつもそのトキに言うのは、「一体、誰(歌手)の作品を作っているの?」「どういう歌手をイメージして作っているの?」と…。
そういう意味では、やっぱり、デザイナーと同じで、作詞家と言えども、好き勝手に作ってはダメだと感じます。作詞は、その詞に作曲家が曲をつけて、それを歌手が歌ってこそ、作品として「完成」となるのですね。さらに、巷の人たちに流行しないと、その「歌」は存在しないに等しいのですね。何事も厳しい世の中の現実ではあります…。
そういう意味では、作詞家というのは、作詞家や詩人とは、全く異なり、似て非なるモノだと存じます。どちらかというと、デザイナーに近いクリエイティブ作業といえるでしょうか。要するに、作詞家と詩人では、デザイナーと画家の「差」でもある…。
だから、今回の浜田(はまだゆうこう)の勝利は、CIデザイナーや戦略的なマーケティングプロデューサーとしての目線が「全開」した結果だと、イタク感じます。
さらに幸運をもたらしたのは、歌手の北川大介さんのキャラクターに合わせた作品をと、意識して創ったお蔭だと存じます。北川大介さんの持つ「笑顔」を、聞いている人も100%「笑顔」になれるようにイメージして…。彼の「笑顔」は、多くの歌手の中で、超~がつくほどの「笑顔」なので、これが「個性」であり、「才能」であり、これがやはり「一流」になるのでしょうか…。
この「個性」という意味が、浜田がよく言う「キャラクター化」で、当社ジックランドは、「人」も「会社」も、個性化=キャラクター化するコトに特化した、企画デザイン会社なんですね。(ちょっと、会社の宣伝です)
それが高じて、私はカウンセリング技法で、「本質」と「使命」のテーマで、悩める人々を「個性化=キャラクター化」しております。要するに、「本質」って、「個性」を見極めるコトなのでは? と感じております。
ちなみに、この受賞曲の「歌詞」の特徴は、最後の歌詞で、1番の「守ってやろうぜ」、2番の「名乗りを上げるぜ」、3番の「祝ってやろうぜ」にある、と思います。このセリフのような歌詞で、タイトルの「漁師」である町もさることならがそこいに生きる「人」を表していて、ゆえに場の「港」だけではなく、「噂の湘南漁師町」の漁師の心意気や男気を表しているんでしょうね。それが、大ちゃんのキャラクターにマッチして、相乗効果を出している…。さらに漁師仲間を表す「そうなんだ、そうなんだ、そうなんだ」でその「町」の雰囲気も醸し出している…。
浜田社長は、「わしは幸せもんや、北川大介さんの歌で新人賞が貰えて…」と…。それを聞いて、私も、幸せ感に浸っております。私も幸せです…。浜田にも私にも、大ちゃんの「笑顔」が伝わったようです…。
社長が「賞」を取れて、ちょっと、自慢したい気になりました。だから、これを書かせて頂きました。
ありがとうございます。
動物には定年なんて決してないのだから、人間にこそ、定年があってはなりません。私も、死ぬまで、チャレンジします。これを読んだ、あなたも、ね! 一生、何かにチャレンジ! ではないでしょうか…。
どうか、北川大介さんがとびきりの「笑顔」で歌う「噂の湘南漁師町」を是非、応援してくださいね。
きっと、元気が貰えますよ!!!
これを聞くと、皆さんも「笑顔」がこぼれること、請け合いです。
聞いても、こぼれない人は、私のカウンセリングに「いらっしゃい!」
※注)CI:コーポレート・アイデンティティ(英: Corporate Identity 略称: CI)は、企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。CI、CI 計画、CI プロジェクトなどとも呼ばれる。Wikipediaより。