直観ひとりごと(138)芥川賞受賞で波動が変わった「又吉直樹」と「ピース」
この(138)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(138)
◆芥川賞受賞で波動が変わった「又吉直樹」と「ピース」
「人間」って、ホント不思議です。その人間とは、今、飛ぶ鳥を落とす勢いの「又吉直樹」さん。
彼は、芥川賞を受賞してから好感度が抜群に上がった、今、絶好調の「人間」です。
「人(ヒト)」から人の間を生きて「人間」になったのです…。
なぜならば、今回受賞したのは、人と人がいて、他の人に認められて、「人の間」を生きた故の結果、だからです。
決して、独りよがりの「出来事」ではないのです。
他人に認められてこそ、人間は意識が変わり、波動が変わるのでしょう。
或は、他の人の意識や波動が変わったために、その人の意識も波動も変わったのでしょう。
故に「人と人の間」を生きることが、この世に名を残した「人間」としての証なのです。
さて、芥川賞は、普通の人でも取りにくい凄い賞なのに、芸人(漫才師)が取ったということで、ことさら注目を浴びています。
もしも、彼がお笑い芸人という漫才師でなかったら、こうも騒がれることはなかったかと思います。
漫才師としては、いまいちカリスマ性のある芸人でもなく、漫才ファンならいざ知らず、漫才に興味のない人は殆ど知らなかったはずで、長くその世界で生きていれば、忘れ去られてしまうような、ちょっと陰の薄い存在ではなかったでしょうか?
人が良い分、ともすれば、芸能界では生きにくい人ではないでしょうか?
「又吉直樹」は、本当に性格が良いというか、人柄がとっても良い人に感じます。
そういう、ちょっと、目立たない、注目を浴びにくいタイプの人が、それが、一旦、芥川賞を受賞すると、マスコミに躍り出て、彼の波動が一気に変わったのです。
きっと、ご本人が一番びっくりしているのではないでしょうか?
この原因は、彼が変わったのではなく、周囲や環境の「意識」が激変したからでしょう。
周囲が、あり得ないことが起こったような感じで、急に、掌を返したよう。
いえ、それ以上に、今まで、ファンでもなかった普通一般の人が、もう青天の霹靂って感じなんでしょうね。
その豹変は、まるで、全くラグビーに興味のなかった人が、一旦ラグビーが注目を浴びると、右往左往するように、老いも若きも「五郎丸歩」に飛びつくのです。
「又吉直樹」もこの現象とまるで一緒!
でも、こういう現象って、ちょっと怖い気がします。
それは、期待外れの何かが起これば、またぞろ一気に人気が覚めて、それだけでなくマスコミなどがもの凄いバッシングを始めるのです。
例えば、生意気な言葉や態度だといって、小さな事を取り上げたりして…。
それゆえ、これからのほうが、やりにくいし、ストレスが溜まりやすいかも…。
特に、モノづくりであるクリエイティブな活動には、ストレスが禁物なので、皆さん、くれぐれもマスコミなどの負の意見には乗せられないように致しましょう。
でも、これほど、賞を取る前と賞を取った後との落差のない人も珍しく、それが彼の好感度に繋がっているのでしょうね。
また、相方の綾部祐二の見事なほど変身で、又吉を「大先生」と立てる相方には、全く嫌みがなく、反対に綾部にも好感度を持った人も多いと思います。「ピース」の存在は、やはり綾部あっての又吉なんでしょう。
普通の相方ならば、やっかみや焼きもちで、素直に賞を取った又吉を認められずに、だんだんとギクシャクするはずなんですが、このコンビはホント、お互い性格がいいのでしょうね。
きっとお互い目指す目標が違うからでしょう。
見ていて、ホノボノさせられます。
この「ホノボノ感」がいつまでも続きますように…。