直観ひとりごと(101)楽天優勝!「マー君の続投」にカウンセラーとして一言。
この(101)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(101)
◆楽天優勝!「マー君の続投」にカウンセラーとして一言。
遂に、日本シリーズ第7戦で、東北楽天ゴールデンイーグルスが悲願の日本一になりました!
日本中の野球ファンが、この「楽天対巨人」の最終決戦第7戦に熱い注目を集めたことでしょう。
野球ファンでない人も、楽天のファンでない人も、
東北の被災者の方々の思いを楽天に託すために、
また、独裁巨人を勝たせたくないために、
或いは、星野監督のリベンジを見たいために、
など、様々に、それぞれに、第7戦を観戦したのでしょうね。
私は、勿論、阪神ファンなので、打倒巨人を意識して応援しました。
終わってみれば、田中将大投手の並大抵でないプロ意識の凄さが再評価された試合でしたね~。
野球選手一同は、マー君の爪の垢でも煎じて飲ませて頂くべきでしょう。
特に、駄々っ子の如く、巨人、巨人と、巨人にズルイことをして入団した選手たちは…。
一流選手たちがたくさん蠢く巨人軍に比べ、
盛りを過ぎた一流選手や、
ドラフト会議で素直に入った選手たちや、
特に目に引くこともない普通の選手たちが集う、9年目の新しい楽天との余りの落差に、
楽天が勝ったコトで、これからの野球球団や、
野球選手たちの進むべき方向を示唆した、大一戦となったようです。
ダルビッシュ投手が、田中投手の連投に対して「心配している」と発言しておられますが、
私は心理カウンセラーとして、その感想には大反対です。
その理由は、人間の意識は、身体をも征するのです。
常識通りにはいかないのが、人間の人生です。
それは、心や精神が身体を仕切っているからなのです。
身体が心を仕切っているのではないのです。
身体を労わりすぎで、好機を逸してしまい、
その後、悶々と人生を棒にふる、ってこともある。
だから、まず、「気(気持)」が大事です。
マー君がテレビで、悶々としていったって何人生の得にもならないのですから…。
例え、それで楽天が勝っても、マー君の心はちっとも晴れやしない!
それならば、勇気を出して行動すべし!!!
もしも、あの9回で田中投手が投げなかったならば、
田中投手は、第6戦の負け投手で、今期を終わるコトになり、
それは、彼にとっては、精神衛生上、とっても良くないコトなのです。
その思いは、来期にも響くでしょうし、
アメリカに行くにしても、それが心の汚点や弱点となり得るでしょう。
そんな悪い意識を引くずるならば、例え、腕が故障しても、
ここで勝負を賭けて、「やるしかない!」という気持になったのは、
一流のプロとして、当然の行為ではないでしょうか。
この意識の差が、一流に押し上げるか、二流に引きずる降ろすかの、
勝負の、いえ、人生の分かれ道、なのですね。
99%の選手や人間は、この過酷な道を選べない、いえ、選ばない…。
昔の日本人は、田中投手のような人間は、プロの世界では当り前だったのに、
いつの間には、そういう冒険をする人は、
特別な、特殊な、珍しい人、になってしまったのでしょうか?
今回の楽天の勝利は、星野監督の以前とは違う悔悛したような言葉にも現れ、
また、楽天という会社が老舗の一流企業ではなかったことも、
一流ではない選手たちの野球選手として、一流の巨人を負かしたい、
そして、野球人生の花を咲かせたいという強烈な思いなどが、
一丸となり、奇跡的に、身を結んだのでしょう。
もしかして、来年は、田中投手がいないかもしれないという不安な思いは、
今回、何が何でも、優勝しないとだめなんだ、今季でないだめなんだと、
いう悲願に昇華していったのです…。
スポーツでも野球は、ちょっと特殊です。
ビジネスと表裏一体となっているので、選手も純粋に「好き」だけやっている人はいないに等しい。
お金が絡まなければ、これほど人は熱くはならないのです。
野球界で取り巻く人々は、すべて生活がかかっている。
決して、綺麗事ではやっていられないというのが、本音でしょう。
アメリカに行くもの、名誉出あるでしょうが、お金もあるのです。
現状の場が恵まれていなかった野茂やイチローといえども、
お金に無縁ではない。
それはそれで、許されることなのでしょう。
今回の優勝で、楽天は、田中投手に8億を出すとか…。
それも、彼の心意気に感じての「お値段」でしょう。
しかし、田中投手は、年俸をつり上げるために、9回を投げたのではないのです。
ただただ、巨人にリベンジしたかっただけ…。
強いていえば、名誉のため、でしょうか。
でも、結果的に、理想のお金も、アメリカでの理想の球団を手に入れることでしょう。
人生って、そういうものなんですね~。
最初から、金、かね、カネ、では、決してない!
しかし、今の若い人は、最初から金、かね、カネで動くのです。
そろそろ、その考えをチェンジする時がきているのでは?
あなたも、自分の住む世界で、「ポストマー君」を目指しませんか。
人生の、「ほんの一瞬」の辛いひとときを、耐えることができれば、
あとは、長いバラ色の人生が、まっているのです。
そういう生き方を教えて頂いた、マー君の「9回の続投」でした。
マー君、日本人の心、誇りをありがとうございました。
きっと、東北の人々も、満足でしょう。
奇しくも、アメリカでは、上原投手が絶賛の嵐!
マー君も、上原投手も、ダルビッシュも、野茂も、清原も、みんな関西人!
関西人よ、もっと誇りを持って、日本を引っ張って行きましょう。
特に、大阪人よ、日本人の模範となって生き切ろう。
マー君、関西人、大阪人の誇りを、本当にありがとう。