感動のカウンセリング!(50-2)3回目の相談者様は、カウンセラーの資質と技法を試すことに…。
(つづき)「感動のカウンセリング!(50-1)3回目の相談者様は、カウンセラーの資質と技法を試すことに…。」より→
(つづき)この「他人に与えるヒビキ」とは、要するに、相談者様のお名前が、他人に与える「印象」というか、「イメージ」です。それが自分の好みや印象と同じであれば、しっかりと、「お名前」通りの人生を生きている、いえ、他人に伝えているという意味になります。しかし、それが違っていると、ちょっと、自分を相手や周囲に、理解してもらっていないというコトになり、悩み多い人生とも言えるのですね。
相談者様は、セッションでは殆ど、言葉らしい言葉を発せず、たまに発しても、蚊の鳴く様な小さな声で、まるで聞こえない、というか、私の耳には届かなかったのですね。そんな人が、ナントも長い長いメールに、ちょっと、ウン? いえ、ちょっとどころか??? 私は、カウンセラーとして、質問の内容よりも、その不自然さにもっと「意識」を向けるべきでした…。
私が相談者様の質問にお答えしたことは、これをご覧頂いている人にもこの「潜在意識の「理本質カウンセリング」を分かって頂きたく、ここに載せることに致します。
■私のセッション後の返信メール
(前略) 一、「他人に与えるヒビキ」の件ですが、これは「〇〇〇〇〇〇」という名前の「音」を他人が聞くと、「スタイルがエレガント、色は青」などとその音に反応して、聞いた相手がそういうイメージをするのですが、その相手のイメージと、ご本人の〇〇さんが無意識で自分が良いと感じているイメージがぴったり一緒であれば、そのお名前の音霊の通りに〇〇さんが生きていて、相手にその通り伝えているということになります。もしも、他人の感じるイメージと〇〇さん自身の醸し出すイメージに大きな「差」があれば、〇〇さんが生きるのにもギャップがあるということになります。子どもの頃や学生の頃は、自分の好きなイメージで生きていってもあまり支障はきたさないのですが、人間関係を大切にする立場になったり、人を指導する立場になったり、相手に信用される立場の年齢になれば、そろそろ自分の好きや嫌いなイメージに拘るよりも、相手が感じたり、求めるイメージに寄り添わないと、ますます周囲からバカにされ、生きづらくなりますよ。それでも、自分の嗜好を貫かれる強い生き方と覚悟があるならば、今まで通りのイメージを正々堂々と、人からどう思われようと関係なく、ご自分のイメージをつらぬかれるのも一つの生き方でしょう。その場合は、もう二度と他人の目を気にしないこと、無視することでしょうか。ただ、自分を変革するには、まずは「外見」から変えていかないと、「意識」はそうそう変わるものではありませんことをお伝えしておきます。全部を変えるのではなく、一つずつ一つずつ、一歩一歩でしょうか。そして、好きなモノは、人のいない所で、着る、要するに、仕事着と普段着は変える。部屋にいても普段着と寝間着は変えるでしょう。今の〇〇さんの意識は、普段着のままで仕事場にいって人と交わっているようなもので、遊び着と仕事着の区別をきっちりできた人が、一流の人間と信用されるのではないでしょうか。誰でも普段着や遊び着のままで会社に行けたらどんなに楽でしょう。でもそれをする人としない人の差が歴然とというかじわじわとでてくるのですね。とくに、一流企業はそういう意識を大切にする所でしょう。人から見ても一流人は、なにか違う波動も漂うのですが、それが意識でしょうか。昨日のデザイナーのジャンパーと背広の話に通じますよね。話するには、何か〇〇さんにしなければならない理由があったのですね。 二、社会貢献云々の件ですが、こういうことを書いてこられ、こういう事でモンモンとされることが、ちょっと昨日のセッションが無駄だったような、ショックを受けております。 ある例を言いますと、昔、〇〇〇の相談者様が、「何もする気がしない。何も食べたくない。もうこのまま死にたい」と言ったので、私は、「食事とトイレ以外で、起きている時にやったことは何?」と聞くと、「肥えるのが恐怖なので、体重計に乗って体重を量っていた」と答えたので、私は、「なら、〇〇のトレイナーになればいい」と言ったのです。何もしたくなく、ただただ死にたいと思っている人が唯一、無意識でやったことが、無理なくやれることで、それは一番やりたいことで、それが職業に活かせることなのですね。 でも、〇〇さんは違います。あなたの職業は別に生き甲斐でもやり甲斐もないのです。だから、仕事関係はもう全く考えずに、仕事場はただただお金を稼ぐ手段です。それを肝に銘じることで、その仕事場を離れて、自分で極めたい「何か」を勉強すること。それが好きなことであればバンバンザイ、私のように、ツライ過去を解明するために「人とは何ぞや?」を一生追究するのもよし。だけど、同じやるのならば、好きなことをやるのが一番やりやすいし、特に〇〇さんは、服一つとっても気にいらないモノは着たくないというような頑固な性格なので、だから、好きなことをしなさいと、口を酸っぱくしていうのですが、それがどこまで届くかはちょっと疑問です。やらねばならない崇高なことと、できることややりたいこととは全く違います。理想と現実は違うのです。だから、やらねばならないことよりも、やりたいことを考える。別に人や会社のためにならなくてもいい、だれも、それを期待してはいないのです。〇〇さんは自由人なのですから。人や会社に貢献したり、助ける前に、自分で自分を助けること。要するに、自分の魂が喜ぶことだけをやり続けること。服装を変えることは、会社の務め人としての義務であり、それはやりたいことでなくても、会社に勤めるのであれば、そろそろ〇〇才の人が着るに相応しい装いをすること。しかし、仕事以外の自分のやりたいことの中には会社は関係ないのです。わかりますか? なにかごっちゃになっているようですが、まずは自分の身を犠牲にして稼いだお金で、何をするか? それが問題です。それには、崇高な意識もボランティア精神も全く不要。要は、自分が生きていて何をやりたいか? 何をすればあとあと楽しくなるか? あるいは今の自分には何のスキルがたりないか? そのスキルを手に入れたら、あとあとバラ色の人生がやってくるか? などなど、 こういうことに考えを向けて欲しいのです。考えるとは自分の魂に「神帰る=カムカヘル」こと。それでも、クダグダと会社のことから意識が離れられないのであれば、そういう道に進むのもいいのでは? 選択は自由なのです。これだけ言っても、書いても、納得できないのであれば、もっと自分のグダグダモンモンを信じて、寝る前に自分はどうしたいのかと「魂」に問うてください。「自分はどうしたいのか?」と…。それを問い続けていくと、いずれ答えは降りてきます。 では、この辺で…。たった一回きりの「〇〇〇〇」を覚悟して、命がけで、悩みきってください。もう、メールのお返事はいたしません。キリがないですから…。人は一人で生まれて、一人で死んでいくのです、悩みも一人で悩んで、一人で考えて、一人で決めて、一人で答えを出して、一人で解決していくのです。所詮、他人の意見は、気休めに過ぎないのですね。 〇〇さんならわかりますよね。なぜならば、あなたは天使だから、いえ、この世に生まれた人間はみんな天使なのです。それに気が付くかどうか、気が付いた人は、心を病む病気にはならないのです。悩むのであれば、覚悟して、悩みに悩んでください。中途半端に悩むから苦しくて、答えもでないのです。悩み疲れたら、人は悩みを手放すのです。あなたならできます。なぜなら、〇〇さんは天使だから…。 |
自問自答をする日本人が本当に少なくなりましたね~。
その後、2、3日してから、ある朝、「これは、イカン!」と…。そして、またまた、メールを出すことに…。
■私のセッション後の2度目のメール
(前略)あなたのことが、ずっと気になって、頭から離れないのですが、もし、よかったら、あと3回ほど、カウンセリングを受けにきませんか? 目的は、「魂の自分」をとことん知って、「自分改造」で、「未来の自分を生き切る」こと。 ・毎月一回、を〇月から〇〇月まで。 ・料金は、全部無料(本当は、無料にするとあまり身につかないのですが…)。 ・時間は、10時か11時から5時間。 よかったら、「月日と開始時間」をお知らせください。もし、もう、大丈夫であれば、「もう大丈夫です」とお知らせください。 私も命がけでやりますので、〇〇さんも「背水の陣」の覚悟で受けてほしいです。では、よろしくお願いします。 |
■相談者様のセッション後の2度目のメール
(前略)セッションの後は、すべて忘れてしまうはずなのに、頭に残ってしまうという、本当に申し訳ございません。 先生のセッションを受けて、後ろ向きにしか生きれない、ぐずぐずとしか生きれない嫌な自分を変えていける変えていかなくてはいけない、もう最後のチャンスかもしれない、という思いを持っていました。 先生、どうぞよろしくお願いいたします。(中略) |
■私のメール
(前略)私もいろいろあれから考えてしまって、ハタッと気づいたのです。〇〇さんは若い時の願望や希望を、しっかりと「燃焼」し切っていないのですね。要するに、きっぱりと諦め切って、大人になっていないのです。普通の人なら大人になるにしたがって、とことん挫折と絶望を味わい、その願望をきちんと諦めて、その上で就職するのを、あなたはそういうケジメをつけて、現在に至っていないということを…。だから、このままでいけば、やはり「元の木阿弥」ではないだろうかと…。何をするのも、中途半端に終わるのではないだろうかと…。 普通、人は、自分の望みが挫折すれば、きっぱりと諦めて縁を切って、違う人生を歩むか、あるいは、その道で生きていっても、すっかり現役の意識は卒業して引退し、第二の人生を歩むもので、〇〇さんのように中途半端な気持ちで働く人が、モンモンと悩むのでしょうね。もしも、「〇〇〇〇の〇〇〇」という一流の「肩書」を無くしたら、あるいは外したら、何も残らない、だから決してそれは無くせないし、外したくないという「意識」…。だけど、他の人(〇〇〇〇関係の人)は、あなたに価値を置くのは、その「肩書」があるからで、それがなくなれば(会社を辞めれば)、他の人にとっては、〇〇さんはただの人なのですね。 要するに、〇〇さんは、自分自身を生きているのではなく、「肩書」を生きているのですね。今までも、ヘタをすればこれからも、「肩書」だけが生き甲斐、いえ、それに縛られていきることになる…。〇の会社でありながら、そういう事業に関わっていなくて、特殊な環境(〇〇〇〇の〇〇〇)で生きているという意識も、もう一度見直すことも必要なのでしょう。(これは、他では生きにくいという意味でもあります)そう思ったら、もう一度、一からカウンセリングをやり直したくなりました。 このメールのお返事は、結構ですよ。その代わり、この文章を、しっかりと、何度も、読まれて、意識に刻印してから、お越しください。(中略)これが、最後のチャンスと思って、お受けくださいね。私も、そういう意識で、やらしていただきます。では、よろしくお願いします。 |
■相談者様のメール
(前略)ささってきます。 先生、申し訳ございません。 ①回目のセッションですが、〇/〇〇 10:00からに変更いただくことは出来ませんでしょうか。会社〇〇〇関係の予定が届きました。 いちど決めたにも関わらず、誠に、誠に申し訳ございません。大変お忙しい中と思いますが、ご検討いただきたく 何卒宜しくお願いいたします。〇〇 |
セッション日の変更で、ちょっと、大丈夫かなあという懸念も…。さてはて、とうなりますやら…。
そして、その後の、3回のセッションは、仕事での変更や、台風で延期になったりしながらも、無事に終わったのでした…。(フッ~!)
そして、やっと、やっと、カウンセラーの私も、相談者様も、納得のいくセッション終了とあいなりました。(しかし、このトキも、やはり、長いメールのやり取りが続くのですが…。)
そして、最後の、最後の、最後の「メール」で、やっと、分かったのです! それは「6回目」の数々の「直観イメージ技法」のお蔭でもありますが…。
そして…。
ちなみに、相談者様の「本質」は、「充電」だったのです! 生きることも、仕事することも、恋愛することも全部全部、「充電」する、「充電」させるために、ある!!!
それが、「6回目」の直観イメージ技法「本質のマンダラ」でやっと、納得!!! いえ、さらに、その後も、メールのやり取りが続き、やっと、納得といったほうが当たっている…。
余談ですが、「3回目」が終わった時点で、「これはイカン!」と感じて、相談者様に後3回の無料セッションを勧めると同時に、私自身も、覚悟して、もう一度、一から「カウンセリング」や「心理学」を猛勉強し直したのでした…。(フッ~!)
こんな機会は、こういう予期せぬ「6回」カウンセリングが無ければ、訪れないでしょうから、本当に、頭を一発ガツンとやられたようで、こういう貴重な体験をさせて頂いた相談者様には、感謝してもしきれませんが、それも、「6回」が終わってみて、感じる鈍いカウンセラーではありました。
相談者様、すみません。
しかし、その猛勉強が功を奏したのか、私の「意識」にも、色々な「気づき」がありました…。
これからも、「5時間で1回きり」を自信をもって、相談者の皆さまにお届けするために、私にとっても、かけがえのない、必要な「6回」のセッションだったのですね。
今では、私のために、相談者様は合計「6回」のセッションを受けられたのかもしれません。
本当に有り難いことです。
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。