感動のカウンセリング!(45)数奇な運命の相談者様は強い「意志」でご自分の人生を…。
この(45)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(45)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆数奇な運命の相談者様は強い「意志」でご自分の人生を…。
今回ご紹介する相談者様は、現在就職活動中の学生さんですが、やりたいことがなく、さらに将来にも不安もあり、一度、自分と向き合いたいということで申し込まれました。
書きこまれた家族情報を見ただけで、「これは、ウン?」と疑問に感じましたので、メールでお聞きすると、やっぱりそこには、見過ごしにできない、とっても重大な問題が潜んでいたので、私は、ちょっと身が引き締まる感じに襲われました。リーディングする前からこんな感じになるなんて、ちょっと珍しいことでした…。
相談者様のカウンセリング歴は、過去に二度ほどあるそうですが、薬などは服用されておらず、現在はそういう症状ではなく、やはり進路や未来のことが心を囚われておられるようですが、しかしその奥には、過去にツラかった「思い」を閉じ込めておられることがすべての「原因」のようでした…。
ところが、当日来られた相談者様は、心配する私が拍子抜けするほど、それはそれは可愛いくて、年のわりにもとってもお若くて、かといって今風のギャルのように浮いた感じではなく、醸し出す雰囲気は落ち着いていながらも、なんか素直な波動がとっても好感がもてました。他人にこういうプラスの印象を与える爽やかな雰囲気の人は、きっとご自分の「名前」がお好きなのでしょうね。やっぱり「名は体をあらわす」といいますが、素晴らしいお名前の通りの魅力的な方でした…。
この相談者様は若いながらも数奇な「運命」に翻弄されておられますが、その原因はひとえに母親の「生き方」や「モノの考え方」にあるのでしょうか。それも、ご本人が、「良し」と覚悟されて、この世に降りられておられますので、やはり、母親の問題といいながらも、最終的には、相談者様ご自身が解決していなかければならない、ご自分の問題なのですね。
私は、このルームのセッションでは、よく「母親」の考え方や行為が問題と書きますが、それは一因であって、最終的には、それを許す、それに人生を委ねる、やはり子供である、ご本人の問題だと思っておりますので、そこは、重々ご承知おきくださいませ。
しかし今回の相談者様は、成人されてからは、それに負けずにしっかりとした「意識」をお持ちだったので、その苛酷な環境に甘んじず、終わらせず、自分の足で歩いていこうとされています。このルームに来られたのも、それに決着するためでしょうか…。しかしこういうお子さんは本当に珍しいのです。ほとんどの子供は両親、特に母親に影響される運命を歩んでいきがちです。特に相談者様の母親は「教師」だったので、子供は言いなりになる「人生」を歩みがちですが、最後の最後はたとえ母親といえども、相談者様は、それに流されない強い「意志」がおありだったようで、何となくホッといたしました。誰もが相談者様のような強い「意志」で人生を選ばれるとは思えませんので、私は尊敬に値するほど素晴らしい方だと存じました…。
相談者様の個人情報が余りにも「特異」なために詳しくは書けませんが、こういう相談者様も私の長い経験上では初めての方でした…。この相談者様も私のルームに来るべき「必然」があった方なのだと、いまさらながらに痛感いたしますとともに、こういうルームを持っている、いえ、持たせて頂いて、カウンセラーをやらせて頂いているコトに篤く感謝いたします。
幸い、病気ではない相談者様だったので、将来に向けての未来設計(ライフデザイン)や「使命」や「本質」が中心のセッションになっていくと想像したのですが、やはりその特異な「過去」に対するセッションが中心となりましたが、なんと、人生の大半に関わった図象符の「神名」は、「アメノミナカヌシ」だったのですね。長い間、その意識で生きておられたのです。これはちょっとツライし、厳しいでしょうね~。なぜならば生まれたトキの本当の「魂」はそうではなく「神名」は、「タケハヤスサノヲ」や「ヒノヤギハヤヲ」や「アメノホアカリ」など結構、人間的な意識の強い「神名」を持って生まれてこられたのですから…。だから、ご自分の意志で「母親」が決めた別の「人生」ではなく、本当の「魂」が望む「人生」を歩こうとされたのでしょうか…、なるほど、納得! しかし深読みしますと、、「アメノミナカヌシ」だったからこそ、母親の「意志」を跳ね返すことができたとも考えられますので、これも、やはり、納得!
さらに相談者様は、そのお名前からも「アイ」が欲しいし、誰かに「愛」を与えたいとの「意識」が強いために、それから逃れられなくなると、これからの人生はちょっと不本意な「道」を歩んでいかれますが、人からの愛ではなく、まずご自分への愛を認識するべきでしょうか? 遠くの他人よりも、近くの身内や家族に愛を与え、また愛を貰う努力をすると、厳しいと感じている「運」もなんなく超えていかれるでしょう。ご自分が信じたことを全うしていかれるタイプなのであまり心配はいらないでしょうね。
相談者様は、直感力も強く、あの世とこの世に行きかう「意識」も強く、神憑り的な力も得やすいでしょうが、願わくば、それに振り回されることなく、しっかりと地に足を付けて、一歩一歩進んでいって頂きたいと存じます。こういう霊的に鋭い方は、知らず知らずに、神様よりも悪魔に魅入られる人も多いので、それに翻弄されないように、「マイナス」の意識に陥らないようにすべきでしょう。若いうちは、自分以外の、他人の意見にも耳を傾けるほうがいいでしょうか。
しかし心配した割りには、イメージ療法の「内観」も「インナーチャイルド」もこれといって、問題はなく、やはり高学歴の人ほど「左脳」が働きがちなので、相談者様もその例にもれず、ご自分で無意識に「意識」を制御されておられるのでしょうか…。ほとんど相談者様からは、問題になる気になるところがないのですね。社会への進路もすでに定まっておられるようですし…。なかなかメールで書かれた相談者様の不安には届かないのですが…。固い拘りか、深い闇なのか…。
しかしイメージ療法の潜在意識の「マンダラ」では、やっぱり、出るんですね~。これが! 私のリーディングよりも、相談者様自身の「言葉」で、コトの真相(深層)にたどりつけるのですね。でも最初は、なかなか「潜在意識」からの言葉ではなく、「顕在意識」からのあまり関係ない言葉の羅列で終わりがちなのですが…。私は、それらの「言葉」はちょっと気にいらないかったのでした。やっぱり学生さんなので、とても左脳の意識で答えておられるというか、意識的に、何か触れられたくない部分があるのでしょうね。頭で考えるクセが付きすぎているからなのか…。
その最初に出た答えは、今世の使命は「繊細」から「社会人」と出て、トラウマは「嫌われ者」から「絶望」と出て、過去への拘りは「思い出」から「ぬいぐるみ」と出て、未来への希望は「友人の名前」から「府立大学」と出て、本質は「共同研究、トイストーリー、ブラック企業、寂しさ、ロボット、浪人、AI」から「大学受験」と出たのでした。「使命」も「トラウマ」も「過去」も何となく理解できるのですが、どうも、一番、重要な、というか肝心な「未来」や「本質」が、何かピンとこない!
だから「本質」だけをもう一度、探っていくと「面白い、冷たい、不安、芸人、環境汚染」から、なんと「ため池」と出たのです。やっと、出た! って感じです。なぜならば、相談者様のお名前はその「ため池」とも関係があったのですから…。しかし澄んだ「清い水」になるには、まずは「潜在意識」の「ため池」に溜まった澱や泥をじっくりと見つめ、意識して、「顕在意識」のほうへ上げてからでないと、排除できないのです…。
そしてそこでやっとリーディングが進んでいったのでした…。本当は、相談者様の意識は、まだまだ「社会人」にはなりたくないのですね。いえ、社会人になるのが理想ですが、それには人間的、大人的な、「繊細さ」も必要で、さらに責任が伴い、泣きたいときも泣けずというようなちょっとツライ環境なので、成人した女性にはなりたくないという戸惑いもみられるのです。なぜならば、最初の「本質」はずっとこのまま「大学受験」でいたいのですから…。ツライ浪人生活も経験しておられる相談者様なのに、いえ、だからこそ一生、「大学受験」をやり続けて希望の大学へ入りたいという願望にも似た強い「意識」が…。あるいは、人生に結論を出したくなくて、ずっと目的もなくただただ「大学受験」するだけ…。
さらに、過去には「ぬいぐるみ」と出たのですが、未だに相談者様は小さい頃の「ぬいぐるみ」をお持ちだそうで、私は「それを捨てる勇気は?」と聞いたら、ちょっと無理なようでした。そしてハタッと分かったのです。実は、相談者様はいまだに小学生の「子供」のような「意識」のままなのです。いえ、そういう子供時代のトキからの「母親」に奪われた人生をもう一度、自分の強い意識でやり直したい、と潜在意識は強く望んでおられたのですね。私はちょっと、鳥肌が…。相談者様も、納得されることしきり…。
さらにトラウマでは、家族、特に母親から相談者様は自分は「嫌われ者」ではという強い「絶望」が潜在意識(ため池)にあり、それが成人するに従って、反対に絶望の原因である母親を憎み、それが澱となって「ため池」に沈殿しているのでしょうか? しかしその母親を憎む「ため池」を認めるには恐ろしくて、決して認めたくない、反対に自分は母親から愛されたい、妹のように愛されたい…。相談者様のこれからの課題は母親を許すことができるかどうか? にかかっていると思います。それは「妹」への複雑な意識にも絡んでいるのでした…。
未来の「府立大学」は「妹」の大学だそうで、なぜ、相談者様はご自分の大学ではなく、妹さんの大学が出てきたりするのか? いや、なぜ、未来に妹さんの「存在」が出て来るのかが問題です。これも偶然ではないのです。やはりこれも母親が絡む相談者様が気が付かない「潜在意識」からの「叫び」でしょうか? 「妹」のようになりたいという願望。母親と妹との関係と、母親と自分との関係性の違い。やはりどこか、平等でない、同じでないという思いが…。それも全部、澱となって「ため池」に沈殿しているのか…。
そして姓名言霊カードでは、ミゴトな結果が…。現在の相談者様はきっちりと「本質」を現す「言霊」を生き切っておられない。母に縛られるというよりも、母親に認められたいという枯渇した思い。あるいは友達が欲しいのにできないという意識、それは欲しい欲しいと望みすぎるゆえのできないときの「恐怖感」や独りぼっちの「孤独感」からよけい意識すればするほど遠のいていく「恐れ」なのか…。さらに自分自身が信じられず、人間関係も信じられないという焦り…。そして、一番重要なことは、それらのマイナスの意識があるために、就職活動もいまいち気がのらないようですが、妹さんに対する「拘り」をなくすか、あるいはもっと妹さんの意見を尊重する、妹さんを味方につける。そうすれば、自ずから、母親に対する思いも澄んでくるでしょう。さらに相談者様は兄弟がいないので、「長男」の役目もあり、「父親」をもっと大事にすると父親の先祖さんが応援してくれるので、もっともっと父親との愛を育むことが相談者様には必要なのですね。
父親と妹との「愛」を感じられれば、自ずから母親への愛も湧いてくるでしょうか。それが今感じている小学生の「人生」を修復する一番の方法でしょうか。こんな数奇な運命の相談者様も珍しいですね~。
しかし、もう相談者様は大丈夫です。父親との愛を取り戻し、「内観」での母親からの澱を無くす方法や、姉として妹に労わりの愛を注げれば、希望の就職ができて、さらに素晴らしい恋人にも恵まれまるでしょう。
そして、知らず知らず気が付かないままに、一足飛びに、現実の年齢に戻って、しっかりと自分の足で自分の人生を歩んで行かれることを、私は確信いたしました。
というような珍しいセッションが終了とあいなりました。
終わられて、ますます輝いて見えた、相談者様の波動は、自信を取り戻されたような感じで、私までなにか、勇気を頂けたようでした。
やはり今回も私にとって進化するためのセッションになりました。感謝です。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
ありがとうございました!