直観ひとりごと(227)81才で可愛い魔女と、正義感あふれる才媛、あなたなら?
この(227)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(227)
◆81才で可愛い魔女と、正義感あふれる才媛、あなたなら?
8月16日の金曜日、TBSテレビの「爆報! THE フライデー【原宿に住む81歳魔女 衝撃の私生活】」のタイトルに惹かれて、チャンネルを廻したら、タイトル通りの、可愛い可愛い魔女が現れました!!!
その名は、田村セツコさん! イラストレーターであり、エッセイストでもあり。
昔、水森亜土さんというイラストレーターが有名で、テレビで器用に透明のアクリルに、歌いながら絵を描いていたのを、思い出しました。セツコさんもそういう世代の方ですが、私は亜土さんしか、知りませんでした。
田村セツコさんを見ていると、ナンカ、一人でに微笑んでしまう、というか、笑みがこぼれます。
こういう幸せ感、フワフワ感を人に与える人は、きっと、幼少期は、幸せな家庭で育ったのでしょうね~。
彼女は、81才でも、レッキとした現役のイラストレーターさんで、その年齢を超越した「生き様」は、もう常識外れというよりも、ちょっと神憑り的で、やっぱり「魔女」と言われる所以に、イタク納得!
年齢を刻まないその風貌と、おしゃれ感が年齢からはみ出した年齢不詳の、おばあさんとは決して呼べない、摩訶不思議な、女性と云うよりも、可愛い可愛い、年上の女の子?
なにが、ユニークかって、有名人でありながら、彼女の自宅は、もうゴミ屋敷同然で、それも、平気で、テレビで晒す勇気に、脱帽もの! こんな人、見たことない!
でもよくよくお部屋を見てみると、ただのゴミ屋敷ではなくて、芸術的な雰囲気が漂うのは、やはりセツコさんがイラストレータのセンスが満載の才能ある「ただ者」ではない方だから…。
バリバリの現役でも、片意地はって生涯独身を貫かれているという風情ではなく、仕事が好きで好きで、気が付けば、結婚を忘れてしまっていたというような、なんとも、ホンワカとした独身者…。
さらに、6年間にもわたって、老いた母と難病の妹を同時に介護されても、ちっとも悲壮感を持たれず、まるで、フワフワと天使のように軽やかにしなやかに話される、その与えられた人生を自然体で生きてこられたことが垣間見える事実が、真摯に聞く者の胸を打つ!
私が、なるほど! と共感を覚えたのは、彼女は自称「メモ魔」とおっしゃる!
私は、よくカウンセリングの「セッション」では、「メモはダメ。メモをすると左脳が働き、身につかないよ。だから、今日は、右脳で考えて(カミカヘて)。そして、玄関を出たら、全部忘れて!」とお願いします。
しかし、セツコさんは、小学生の頃から、紙と鉛筆を友達にして、今でもそれが続いているようで、彼女は、リラックスして、右脳で、心底、楽しんで、「メモ」を魔女のアイテムとして、楽しんで、喜んで、活かしている…。
多くのメモを利用する人のように、覚えないといけないという縛りもなく、悲壮感も、強迫感も、義務感もなく、だから、彼女にとっては、メモは友達で、恋人で、母親で、だからこそ、「メモ」はプラスに作用するのでしょうね。
セツコさんのように、そういう人ばかりだったら、私も「メモ」は賛成なのですが…。そういう人は希少価値に近いので、私は、やはりこれからも、セッションでは「メモはダメ」と言うでしょう。この世に正解や真理は、人の数ほどあるのでは…。
同じ日の「爆報! THE フライデー」では、もう一人、ユニークな女性が出演しておられました。
その人の名は、下重暁子さん、というより、女史といったほうがよさそう。
彼女は、元NHKアナウンサーで、作家であり、評論家であり、エッセイスト。自他ともに認める「才媛」といえる人。
この日は、とにかく、「高齢者の差別」にイタクお怒りのご様子。
はっきりとしたお言葉で、正論を言われる故に、よけい、嫌悪感を覚える方々も多いのでしょうね。
「年齢は捨てなさい」と言われる下重氏が、一番、年齢の縛られている、いえ、拘っておられるようで…。
そういう彼女は、「老人ホームで手遊びや童謡に折り紙ではつまらない」と…。
そんな、主義主張の下重氏が尊敬する人が、田村セツコさんです。ちょっと意外。でも、なんとなくわかる気もする!
でも、下重氏が、言葉を発すれば発するほど、何か空しく感じる…。他人がどう高齢者を差別しようが、年を問題にしようが、そういう他人の「意識」は、決して強制して、いえ、訴えても、変えられない、ような…。日本は言葉言霊で、コトアゲしない国…。
その点、セツコさんは、人の目や、世間体や、人の意識などは、もう、超越しておられるようで、やはり私は、セツコさんに惹かれます。若い人は、下重氏の言葉に耳を傾けてほしい。
でも、お二人に共通して流れるエネルギーは、真逆で、対照的ですが、底辺に流れるモノは、世間に迎合せずに生きる「強さ」でしょうか。その芯の強さが、しなやかに感じるが、鋭く感じるかの違いだけでしょうね。この世は二元論、故に、二つの感じ方があってもいい…。
私は、外見では、きっと、下重氏的でしょうが、理想は、やはり、セツコさん的で生きたい!
セツコさん的生き方のほうが、ずっとずっと難しい気がします。
だから、下重氏も、憧れ、尊敬されるのでしょう。
久々に、良い番組を見せて頂けました。
カタカムナの「図象符」では、お二人とも、正に、その「図象符」の通りの、生き方をされておられますので、ヤッパリ!
だから、久しぶりに、ブログに書きたくなりました。
昭和時代の偉大な女性のお二人に、乾杯!!!
ありがとうございます。