直観ひとりごと(228)外国人選手の多いラグビーチームほど、日本的なモノで纏めるのが必要?
この(228)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直感ひとりごと(230)
◆外国人選手の多いラグビーチームほど、日本的なモノで纏めるのが必要?
アジアの中で日本が初めての開催国だと言われる、令和時代の「ラグビーワールドカップ2019日本大会」。
昨日28日、ラグビーワールドカップ2019日本大会 日本対アイルランド戦で、日本が大金星を上げました。
やはり、「世界大会」と名が付くものは、日本チームが勝てば、いくらスポーツに疎い国民でも、そのニュースを見ただけで興奮し、次からの試合も注目してしまいます。
ニュースを見ていて、スポーツって、つくづく、強豪チームに勝たないと国民的人気が得られない。しかし、そのチームに勝つと、もうその時から状況が一変し、国民的英雄となる、のですね。
それが、このアジア初の開催国日本で、奇跡が起こったのです。
それは、この日本の土地のエネルギーのなせる「ワザ」でもあるのでしょうか?
敵側の外国選手が、日本に来ると力を削がれるのでしょうか?
この地球の臍(ヘソ)と言われる、不思議の国日本が、またまた、世界の人々の驚嘆を与えた!
いえいえ、それよりも、なによりも、|ヒト」の力の勝利、ラグビー選手の皆さんの力でしょう。
日本チームのラグビー選手の皆さん、本当におめでとうございます。
そして、日本人の誇りを、ありがとう。
特に、パワー勝負のスポーツの世界大会では、アジア人は、肉体的にも体力的にも不利な立場なので、一旦、強豪と目される西欧やアフリカ諸国に勝つと、「奇跡」などと言われるのは、多くの国民の潜在意識では、元々、負けても当然、負けても当たり前、負けても仕方なし、という戦う前からの、アジア人としての「劣等感」があるからなのでしょうか。
本当は今日のブログは、スポーツでも、ゴルフの渋野日向子選手のことを取り上げようと思っていたのですが、昨日のラグビーの嬉しいニュースを書かないわけにいかないかな? この機会を逃せば、いつ書くの? って感じでしょうか。
しかし、私は、今まで、ラグビーには殆ど興味がありませんでした。
サッカーの時も、マスコミで取り上げられるようになってから、やっと、中田選手などのサッカー選手の顔が分かるようになりました。
そして、昨日、私の無関心だった興味がマスコミが伝える熱狂に、やっとこれはスゴイことが起こたんだ! と実感しています。
でも、その意識は、やはり、勝てるはずのない強豪国に勝ったんだ、という底辺に流れる、負の意識にも気づかされるのです…。
どんな国々との試合であっても、奇跡や大金星と騒がないで、冷静に勝利を讃えるマスコミが、勝ったのは当然と伝えるトキがきてこそ、世界的にも差別感のない平等意識も高まるのでしょうか。
それでこそ、「世界大会」「ワールドカップ」と名実ともに言えるのではないでしょうか?
今回のラグビーワールドカップは、9回目にして、初めて、アシア初だそうです。
やはり、そこからも、やっと、日本に回ってきたのか? だいだいのスポーツのワールドカップのアジアでの最初の開催国は日本初ですが、それはいつまで続くのでしょうか?
これからは、中国がアジア初になるのでしょうか? でもいくら中国が経済大国になっても、日本国が存続する限り、中国に取って代わらない気もしています…。
言葉では、表現できない、何か「マインド」や「スピリッツ」的なモノが、西欧国が、中国よりも日本に価値を置く理由のような気もします。
今回の「ラグビーワールドカップ2019日本大会」にもそれが関係するニュースがありました。
日本代表のラグビー選手たち(31人中半数ちかくが外国出身選手)が希望した「おはぎ」を食べて出陣するそう。この「おはぎ」の小豆はエネルギー源となり、腹持ちが良い逸品だそう。あんこの小豆は、邪気を払う縁起物ともされるそう。おはぎで日本国と「和」を意識する…。
また、「君が代」の歌詞の「さざれ石」にも注目し、宮崎・日向市にその石を見学とあり、この石の意味するところ「「小さな石が大きな岩になる」が外国選手にも共感を呼ぶのでしょうか。
さらに、「日本代表選手」に落ちた10人の選手たちには、自分の「名前」が刻印された日本刀の模型を渡されたそう。なぜ、名前を刻印? なぜ、日本刀? これも日本の「魂」をイメージさせるアイテムだからでしょうね。
スポーツなのに、「サムライ魂」という、今では、「サムライ」なんて、実在しない語をあえて使用するのも、それは目に見えるモノではなく、目に見えないモノを表わすからで、これもやはり、精神に通じるのでしょうね。
日本人の魂や精神をさす言葉やアイテムが、今風のモノではなく、昔からのモノだというところに、何か、日本の未来を、暗示だせる要素があるようで、それにどれだけの日本人が、強く意識するのでしょうか? 今の「モノコト」で、日本の精神を表すモノは、もはやない?
それはともかく、最後に自分の「名前」を刻印された「日本刀」というところで、この「名前」が出て来たところで、名前は本質を表すと常々意識している私としては、イタク満足~。
では、昨日の日本の勝利の余韻を残しながら、日本人としての誇りを思い出したいと思います。
日本チームのラグビー選手の皆さん、本当におめでとうございます。
そして、日本人の誇りを、ありがとう。
参考の日刊スポーツ新聞:【日本代表結束深めた「和」おはぎ食し、いざロシア戦】はこちら→