ことわざカウンセリング(2)「天は自ら助くるものを助く」
この(2)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(2)
◆「天は自ら助くるものを助く」
昔はカウンセリングなんていう言葉はありませんでした。日本には…。
では、どうして悩みを解消していたのでしょうか?
もちろん、占いもその一つでしょう。
そこで、私は、日本の「ことわざ」に興味を持ちました。
昔の庶民の人たちの悩みや苦しみや悲しみや憤りばかりでなく、喜びや楽しみなど、喜怒哀楽のすべてを、生活の知恵として、言い伝え、言い残し、実践や教訓としてきたのが「ことわざ」なのでしょうか。
言葉言霊、言挙げしない国民性でありながら、古くからの言い伝えが「ことわざ」として残っているところに、何かしら、「至宝」のようなものを感じます。
これを、カウンセリング的に使えないかと、心のお薬になる「ことわざ」という視点で探ってみたいと思っています。
●天は自ら助くるものを助く
「老いも若きも、貧しい者も富める者も、善人も悪人も、自分で天の道に従い人の道を守って、善いことをしようと努力する者を助けるということ。人にたよらす、独立独行で努力するものには天は幸せをもたらす。天は自ら努力する者に味方するということ。『ことわざ辞典』(日東書院)『ことわざ格言集』(光文書院)より」
本当にこの通りなら、今の世の中はどう説明すればいいんでしょうか。
しかし、よくよく考えてみると、「天の道」とはどういう道?
また、「人の道」とはどういう道?
松本清張の「けもの道」は知っているけど…。
ある宗教家の言葉では、1950年頃から動物がこの世に人間として生れ変わってきているらしいので、その反対に、この世では、動物(猛獣)が激変しているのだそうです。
丁度、それはベビーブームと関係があるそうです。
我々団塊の世代は、動物の心をもった心ない人間が多いということか…。怖い、怖い。心して生きねば!
いずれ、それも逆転して、今度はその動物的人間も少なくなり、本物の動物ばかりで溢れる世の中になるそうです…。
要するに、人間の生きる地球ではなくなるということ…。
あなたは信じますか?
それはともかく、いまの世の人は、五十歩百歩「けもの道」を歩いているのでしょうか。
気がつかないまま…。私も含めて…。
知らず知らずに、さ迷いこんでしまう…。
なぜなら、「天の道」や「人の道」を教えてくれる人がいないのだから…。
家庭にも学校にもいない。もちろん塾にもいない。
でももし、そういう道を教えてくれる人がいたら、「天は自ら助くるものを助く」神の威光が働いた世の中になるでしょう。
そうなったら、それが真の「人の道」であり、そこから「天の道」に通じる道も探り当てられる。
日本人の一人ひとりが、教えられるのを待つのではなく、自ら進んで、人の道や天の道を探す一歩を踏み出そうではありませんか。
それには、先達の尊い教えや「ことわざ」を進んで学ぼうではありませんか。
新技術を発明発見するのも価値がありますが、「古」から学ぶ方法もあり、でしょう。
それが、ふるいことからあたらしいことをまなぶというコトでしょうか…。
「故きを温ねて新しきを知る」であり「温故知新」であり、
それができれば、「天は自ら助くるものを助く」でしょうか…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。