「カウンセリング」の心理学関連用語集(タ行)
この「カウンセリング」の心理学関連用語集(タ行)の頁は、新大阪の「潜在意識の本質と使命の心理カウンセリング」のサイトです。
この頁の項目には、
1、心理学関連用語集(タ行)。
ここでは、「た(タ)~と(ト)」の用語を集めています。
また、病気でお苦しみの方は、こちらの頁【「病気」って何? 「精神障害、精神病」って何?】→もご覧くださいませ。
カウンセリング歴30余年の新大阪の心理本質カウンセラー&本質セラピスト&メンタルコーチ三宅麗子が誠心誠意セッションさせて頂いております。
★心理学関連用語集(タ行)「潜在意識の本質と使命の心理カウンセリング」
●太極拳
中国の拳法の一。陰陽変化の理に則ったもの。ゆるやかに円を描く動作が主。陳式・楊式などの派がある。現代でも身体鍛錬・精神修養のため盛行。【広辞苑より】
●退行
退行とは、以前の未熟な発達段階へと戻ることを指す。精神分析では、防衛規制のひとつとみなされている。治療場面で生じる感情転移も一種の退行であり、かつての対人関係の再現とされる。操作的な退行により、固着が存在する発達段階、あるいは心的外傷経験の時に戻り、葛藤やコンプレックスを解消させる治療的退行は、心理療法の技法として重要。また、フラストレーションに対する不適応的反応としても生じるものである(欲求不満退行仮説)。【心理学用語集より】
対人関係
人間は、文字どおり人と人との間にかかわり合いの網目のなかで生活しているのであるが、そのかかわり合いの基本的単位は、二者間のコミュニケーションに代表される相互交渉ないし相互作用であり、それがある期間持続し安定した形をとるとき対人関係とよばれる。対人関係の心理学に基礎的な交札を展開したオーストリア生まれの社会心理学者ハイダーFritz Heider(1896-1988)は、対人関係という用語には、1人の人がもう1人の人についてどのように考えまた感じるか、またい相手お呼び相手が自分に対してすることをどのように知覚するか、相手が自分の行為に対してどのように反応するかなどのコトがらが含まれるとし、日常生活での意識的レベルのできごとを考察の出発点としている。これに対して、精神分析やそれに近い精神医学者のなかには、幼少期の親子関係、とくに母子関係や友人関係に根ざした、無意識のレベルの対人関係の影響を重視する人々がいる。対人関係の心理学では、自他にちての認識の仕方、相手に魅力を感じる条件などが詳しく研究されているが、前者からは認知的バランスの理論や帰属過程の理論などが生まれ、後者では物理的近接の要因や自分にとってなんらかのプラスになるという強化の陽陰などがあげられている。また、対人関係の基本的な側面としては、協同か競争か、友好か対立か、上下か対等かといった三方向が考えられている。[辻正三]【日本大百科全書(ニッポニカ)より】
●対人恐怖症(あがり症、社会恐怖、社会不安障害)
他者の目を気にしすぎるあまり、周囲から嫌悪され回避されることに強い恐怖感を抱き、人との交わりに恐怖と困難を生じさせてしまう。臨床場面でよく見られるのが、人前で顔が赤くなるのではないかと気にする”赤面恐怖”。人に見られているのではないかと過度に気にして不安を抱く”視線恐怖”。自分の表情がおかしいと思われるのではないかと意識し不安を抱く”表情恐怖”。自分がくさいにではないかという不安を抱く”自己臭妄想症”。自分の容姿が醜いために人から嫌がられると訴える”醜形恐怖症”などがある。【[精神医学の基礎知識]キャリカレより】。
●「あがり症【百科事典マイペディアより】」へ→
●対話
●多重人格
普通の人格とはまったく異なる2つ以上の人格が一定の期間に現れ、再びもとの人格に戻る現象。元の人格にかえったときには、別の人格について記憶しなていないことが多い。ここ数百年にわたって知られいてる病気だが、専門家のなかには、多重人格は存在しないとする説もあり、議論が分かれる点もある。現在では、多重人格の主因は幼児期の心的外傷(トラウマ)であり、とりわけ度重なる性的・肉体的虐待が原因という説が主流である。幼児期以降のトラウマや、一時的な虐待でも、長時間にわたって、その人間のストレスへの耐性に重大な影響を与えることがあるが、多重人格までには至らないのが一般的である。トラウマが多重人格を生む過程は一部しかわかっていないが、日常とかけ離れた恐ろしい経験をすると、それを正常な意識に統合で着なくなり、精神分裂を起こすからと考えられている。米国の作家ダニエル・キイスが実在する多重人格者へのインタビューや裁判記録などをもとに描いた小説『24人のビリ・ミリガン』などによって、多重人格への関心が高まった。【百科事典マイペディアより】
●多動
場面や状況に応じて集中することが難しく、絶えず動き回っている状態。児童が授業中に教室の内外を落ち着きなく徘徊するといった行動異常をさしていう。過活動。【デジタル大辞泉より】
●魂(たましい)
①生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れて存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。②心の活力。精神。気力。③それなしではそのものがありえないくらい大事なもの。④(多く「…だましい」の形で)そのもののもつ固有の精神。また、気構え。⑤思慮。分別。⑥素質。天分。才気。⑦《武士の魂とされるところから》刀。【デジタル大辞泉より】
●短気
●短期療法(ブリーフセラピー)
ミルトン・エリクソンの影響を受けた理論・技法を有し、比較的短期間で問題の解決をみる心理療法の一派を総称である。MRIアプローチ、ソリューションフォーカストアプローチ、などが代表的である。【ウィキペディアより】
●チック症
学童期にみられる小児心身症の一つ。チックが継続する障害である。4~10歳ころに発症し、男子に多い傾向にある、症状は成長につれてみられるようになくなる。便宜的に筋の不随意運動に由来する運動チックと、発声や言語の特徴のよる音声チックに分けられる。運動性チックは、顔面や首、肩などの筋が不随意的に収縮を繰り返し、まばたき、顔しかめ、首振り、うなずき、口ゆがめ、舌鼓、鼻すすり、体の後方反らし、拍手などの動作が認められ、反復される。音声チックは、不規則な発声、叫び声、無意味な言語、反復言語、汚言(いうのがはばかられるようなことばを繰り返す)、反響言語(おうむ返し)などがみられる。こうしたしょうじょうが1年以内になくなるものを一過性チック、運動性か音声チックのいずれかが1年以上続くものを慢性チック、両方が1年以上続くものは、最初にチックを記載したフランス人医師トゥレットGeorges Gilles de la Tourette(1857-1904)の名を冠してトゥレット症候群とよばれる。原因は、不随意運動と筋緊張異常がみられるために錐体外路系の運動障害とも考えらるが、多くは心理的なストレスによるものとされる。[編集部]【日本大百科全書(ニッポニカ)より】
●チャクラ
《インドで》 太陽や支配者を象徴する輪;《シク教徒が飛び道具として用いた》縁の鋭い円盤;〔ヨガ〕 チャクラ《生命のエネルギーの集積するいくつかの点》。【リーダーズ英和辞典より】
●チャネラー
●チャネリング
特別の能力を用いて霊的・精神的な世界と交流し、そのメッセージを一般人に伝えること。訓練によってそうした能力を獲得した者をチャネラーshanellerと称する。特にアメリカで19世紀以来続いてきた心霊主義の流れをくみ、チャネラーは伝統的に冷媒と呼ばれる者とほど対応するが、出版物による訓練に重きがおかれる点が新しいといえる。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●注意欠陥多動性障害(ADHD)
(attention deficit/hyperactivity disorders)不注意な過ちをする(注意欠陥)、落ち着きがなく体をしょっちゅう動かす(多動性)、衝動て来な行動が目立つという症状がある行動障害。症状の『出方により注意欠陥型、多動衝動型、混合型がある。症状は幼児父から児童で目立ち、全体の3%ほどに見られる。通常は年齢が上がるにつれて症状は目立たなくなるが、大人になっても残る場合もある。知能的に大きな問題はないが、言語表現能力が劣る、不器用、バランスが悪い、学習障害があるなど発達面での問題も合併しやすい。さらに非行など社会ルールや常識に反する行為を持続的に行うこともあり、学校など周囲へ影響することもある。一部には脳など中枢神経の異常も関係するとされるが、劣悪な環境だけで同様の症状がでることもあるといわれるため、自閉症などの発達障害とは同列にされない。治療・対策としては心理学・精神医学的な治療・、環境の調整などがある。薬物療法として、中枢神経を刺激する薬剤塩酸メリツフェニデート(商品名リタリン)が使用されている。注意欠陥障害ADDもほぼ同じ病気をさす。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●「ADHD【デジタル大辞泉より】」へ→
●超心理学
自然法則に合致しないと思われる精神現象を対象とする心理学の一分野。テレパシーまたはいわゆる第六感、念力、未来の現象の予知などを扱う。【広辞苑より】
●直感
●直観
intuition 直覚とも訳される。元来みることを意味する。推論的思考によらない直接的な知識獲得。日常使われる直観は勘と同様の意味の予感であり、憶測か゚無意識的な推論であって本来的な直観とはいえない。哲学では一般に直観とされるものに公理およぶ推論の規則の認識がある(ともに性格上推論によっては得られない)。倫理学では道徳的価値の認識は直観によるという説がある(J.バトラーら)。直観は人間の認識能力に直接与えれた倫理的検証の不可能な1次的かつ自立的認識である。カントは感覚的場面で直観をとらえて論理的認識と対立させ、ベルグソンは直観を対象と一体化する具体的認識と考えて、抽象的知性と対立させた。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●ツボ(経穴)
東洋医学では、経穴は特定の内臓の体内連絡路である経絡上に分布し、経穴、経絡、臓器は相互に関連していると考えられている。全身に65\\356ヵ所あって、身体のどこかに異常があるときは、異常部に関係のある経穴に感覚の花瓶または鈍麻、圧痛、しこり、突出、陥没などが認められるという。これらの現象については、熱電堆や電気抵抗による数量的な検索も試みられ、ある程度客観的な観察も可能になっている。漢方医療の外科にあたる鍼灸は、経穴の異常を診断し是正することによって、症状の回復、改善を行う。手足の多い重要な経穴を原欠、経絡の交差点にあるものを絡欠という。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●低酸素症
生体への酸素の供給が不十分で、組織の酸化的代謝が妨げられる状態、およびそれに伴う症状。外気中酸素分圧の低下、外呼吸の障害、肺のガス交換不全、貧血、血液の酸素運搬能力の低下、血液循環の不全、細胞内酸素伝達系の障害、組織の酸素要求と供給とのアンバランスなど、酸素の供給利用の各段階での異常によって起きる。【広辞苑より】
●ディレンマ(ジレンマ)
dilemma英語、ドイツ語。ジレンマともよび、両刀論法ともいう。ありうべき場合を二つにわけ、そのどちらを前提としても同じ結論に至ることを示し、そのことからその結論が避けがたいことを主張する論法。形式でいえば、「ASかB AならC BでもC ゆえにC」となる。Cとして論敵の受け入れにくい命題をとるときには、論敵を追い詰めるのにきょうりょくな論法とされる。また、進退窮まる状況になったことを「ディレンマに陥った」などという。[吉田夏彦]【日本大百科全書(ニッポニカ)より】
●「ジレンマ【広辞苑より】」へ→
●適応障害
《どんな病気か》適応障害とは、職場や学校、そして家庭などの生活環境に不適応を生じ、不安や抑うつなどの症状を招くケースをさす。ただし、うつ病(気分障害)や不安障害ほど深刻な状態は呈しておらず、比較的軽い状態といえる。アメリカ精神医学会の診断マニュアル「DSM-IV-TR」によれば、明らかなストレスに反応して3か月以内に生じ、ストレスが消失してから6か月以内に消失するものとされている。《症状》たとえば、42歳の男性社員の例では、課長へ昇進したものの、業務量が倍増し、夕方になると疲労、倦怠、憂うつ感を覚えるようになり、業務にも些細なミスを生じるようになったので、部長に相談して、一旦降格させてもらったところ、まもなく症状は回復した。36歳の専業主婦の例では、連日、帰宅の遅い夫が部下の女性と親密な仲であることが発覚。夫は「もう別れた」というものの、疑う気持ちはなかなか拭えず、ほとしたときに「また会っているのではないか」と不安になり、動悸や息苦しさを覚えるようになった。そこで実家の両親に相談し、結婚記念日に指輪を買ってもらうと、気持ちはだいぶ落ち着いた。《治療》第一に環境調整がたいせつ。本人が苦痛を覚えているストレスを特定し、可能な限りそれを取除くようにする。その際、職場の上司や学校の教師など、鍵となる人物に援助を要請することも望まれる。適切な援助と対処により、不安は和らぐ。(略)もっとも効果的な方法は「問題解決」で、ストレスとなった原因を冷静に分析し、現実的で最善の方法を考える。根本的な解決が可能な場合は、問題に対する本人の「認知」を修正する。直面している問題に対して、否定的・悲観的にとらえるのではなく、肯定的・楽観的にとらえることのより、困難な状況をむしろ「試練」として乗り越えていこうという前向きな態度をもたらす。そして困難な試練を糧にして、自分の成長・発展につなげられたならば理想的である。【家庭医学大事典より要約】
●適材適所
●手相
手の大きさや形状、硬軟、手の筋などの状態によって、人の性格、過去・現在・未来などについて知る方法。一種の占いで、現在では手の筋にによって未来の吉凶を判断する方法をさす。起源はインド。日本では古くから中国の手相術が伝えられていたが、大正時代に生命線・運命線・頭脳線・感情線などの判断を中心とする西洋の手相術がもたらされてから大きく変化した。【百科事典マイペディアより】
●テーマ
●天(てん)
(1)地平線にかぎられ、はるかに高く遠く穹窿状を呈する視界。そら。(2)空もよう。(3)地球をとりまく空間。または、それを仮想の球面(天球)に投影したもの。(4)天地万物の主宰者。創造物。帝。神。また、大自然の力。(5)自然に定まった運命的なもの。うまれつき。(6)天空にあって、神または天人・天使が住み、清浄であるという想像上の世界。死後、人間の霊魂がここにのぼると信ぜられる所。天国。楽園。(7)①天上に住むもの。神々。②神々の住む領域。人間世界(人道)よりはすぐれているが、六道の一で、なの輪廻を免れない領域とされる。欲界の六天、色界の十八…、無色界の四天と階層的に構成される。天界。天道。天趣。(8)尊び崇めるもの。載き仕えるもの。(9)高いところ。ものの上部。(10)はじめ。あたま。(11)高天原。(12)天子に関する物事に冠する語。【広辞苑より】
●天職
(1)天から命ぜられた職。①天子が国家を統治する職務。②神聖な職務。③その人の天性に最も合った職業。(2)遊女の階級の一。天神の別称。【広辞苑より】
●動悸
人間やその他の動物に、目的志向的行動を喚起させ、それを維持し、さらにその活動のパターンを統制していく過程。したがtってこれには①活動を喚起される機能、②喚起された活動をある目標に方向づける志向機能、③種々な活動を新しい一つの総合的な行動に体制化する機能などが指摘あれる。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●動機づけ
motivition 行動を生じる内的機制について用いられる術語。動因と同じ意味で用いられることもあるが、動因―誘因の関連を総称する。動機づけは生理的要求から複雑な社会要求に至るまで広くいわれ、その意味もどのような要求についてかで異なってくる。あれが欲しい、そこに行きたい、その人に会いたい、その地位につきたいという数々の意図・目標をもった動機付けが日常行動を生じさせているが、動機付けは経験に基づいた予想・計画と結び付いて実行される。実行の結果が積極的結果をもたらせば、このような計画に従った行動が維持され、消極的結果をもたらせば変更される。動機づけは計画と実行との橋渡しをする機構でもある。[小川隆]【日本大百科全書(ニッポニカ)より】
●登校拒否(不登校)
登校する意思をもちながら登校時になると原因不明の頭痛や腹痛、強い心配、不安などの神経症状に襲われて登校を拒む状態で、1970年ごろからは登校拒否とよばれていたが、その後不登校という呼称が用いられるようになり、文部省(元文部科学省)も1999年より不登校と改称した。[台利夫/編集部]【日本大百科全書(ニッポニカ)より】
●「不登校【ブリタニカ国際大百科事典より】」へ→
●統合
複数の諸要素が相互に結合し、単一の全体性を獲得する過程で、分裂に対する概念。社会科学が対象とする統合現象の代表的なものとしては、社会的統合、文化的統合、人格的統合などがあげられる。社会学の分野では、社会の量的拡大に伴う内部欠五王の質的変化まで含めて社会的と王豪の概念を体系化したH.スペンサーが著名であり、彼の考えは、L.F.ウォードによってさらに発展をみた。現代は断絶と分裂と時代といわれるが、そこの存在する対立と不調整を、新たな統合への契機としてみる学者もいる。また社会体系論においては、価値や規範による社会統制と個人の社会科とによって逸脱を防ぎ、同調行動を創出し、システムの均衡を維持していく過程を統合としている。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●統合失調質人格障害
他人との関女王的接触を避け、孤立的・空想的・内向的な性格傾向を示すこと。感情表現に乏しく温かみや優しさが感じられず、他人の賞賛や批判に非常に敏感であることが特徴的【[精神医学の基礎知識」キャリカレより】
●統合失調症(精神分裂病)
代表的な精神障害で、他人に監視されたり他人の考えが吹き込まれたりするという妄想や幻覚、まとまりのない思考と奇異な行動が急性期の特徴。慢性期になると感情や意欲が乏しくなるという人格の変化や孤立して社会的な関係が他と結べなくなるなどの傾向が出てくる。ヒトの歴史以来あったはずで、痴呆と同一視されたこともあるが、精神機能の分裂が問題となることから「スキゾ(分離)フレニア(精神)」と名づけたのはスイスのオイゲン・ブロイラーである(1908)。有病率は世界的に1%である。好発年齢は思春期から青年期とされる。予後は改善をみる場合から長期的な人格崩壊の場合まで多様である。原因はまだ確定していないが、遺伝的素因があること、対人的なストレスのある環境などが発症に関係することなどが指摘されている。神経生理学的には神経伝達物質など脳の基本的機能の異常が考えられる。根本的な治療はいまだできていいない(略)。2002年、日本精神神経学会は1937年以来使ってきた精神分裂病のことばには人格否定的なニュアンスがあるとして「統合失調症」に名称を変更した。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●「精神分裂病【百科事典マイペディアより】」へ→
●透視
千里眼。心霊現象の一種。遠方での出来事のような、感覚的、知覚的には把握することのできない対象を、超感覚的に知ること。対象が過去に起こったこと、あるいは未来に起こることである場合もあり、時間的・空間的に離れたものを「見る」ことができる。箱の中身や封筒の中を知ることを特にX線透視といい、このほか人体の透視や夢による透視などがある。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●逃避
不快や不安を感じるような状況から逃れようとする反応。特に精神分析学では、自我や超自我が脅かされ、不安にさらされることを防衛する諸機制のうち、消極的、逃避的なものを総称していう(防衛機制)。白日夢に代表されるような空想への逃避、適応困難な所卯居王から逃れてほかのことに熱中する現実からのあるいは現実への逃避。疾患からのあるいは疾患への逃避などが区別され、適応の異常とみなされる反応が少なくない。また権力など外の力に服従し、自己の自由からの逃走を望み、集団へ無批判に同調する集団への逃避がある。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●東洋思想
東洋という言葉は西洋に対する概念で、ヨーロッパ人が東洋思想というときにはエジプト、バビロニア、陰と、中国といった広い地域にわたって成立した思想をさす。しかし日本で東洋思想とを問題にするときは、日本の主体的立場を重視し、独立した思想類型として日本の思想を考え、これに深い影響を及ぼした中国、インドの思想を加えて3つの思想類型を考察しることが多い。西洋に対する東洋という前提があるから、背居ようとの主体的位置関係によって東洋思想の範囲と意義も異なってくる。こうした前提から東洋思想の特色は西洋思想と根本的に異なる共通の性格に求められることになる。東洋は近代科学技術文明を生み出さなかったが、近代文明は西洋における合理主義に基づくから東洋思想の特色は非合理主義であるともいえる。東洋思想として一括されるさまざまな思想は、それぞれの地域で異なった成立発展の仕方をし、それぞれに異質である。西洋近代文明が行きづまりの状況を示している今日、東洋における思想を単に共通点を取出すのではなく、それぞれの独自性に照してその可能性を検討することがより望まれる。【ブリタニカ国際大百科事典より】
●東洋哲学
東洋哲学(とうようてつがく、英語:eastern philosophy)とは、ヨーロッパから見た東洋すなわちアジアで生まれた哲学を一緒くたに纏めた用語。中国哲学、インド哲学、イスラム哲学など、日本哲学も含まれる。これは本来インド文明、中華文明(日本、韓国、ベトナムなども含む)などと同列の個別文明に過ぎない欧州文明を特別視するという点で欧米中心主義的な言葉である。【ウィキペディアより】
●特定商取引法
販売方法の多様化につれて消費者トラブルが続発したことから、「訪問販売」「通信販売」「連鎖販売取引(マルチ商法)」による被害を未然に防ぐことを目的として1971年に訪問販売法(訪問販売等に関する法律)が制定された。その後も「電話勧誘販売」(96年改正)、「特定継続的役務提供」(エステ・語学教室・家庭教師・学習塾、99年改正)と、新しい販売類型や被害の増加に対応して規制を強化してきた。2000年11月、「内職・モニター商法」を加え、計六つの販売類型について規制を設けるとともに、特定商取引法(特定商取引に関する法律)というふさわしい名称に改称、01年6月から施行された。03年にはパソコン教室、結婚相手紹介、07年には調味料、易断、商品先物取引等も対象に加わった。【現代用語の基礎知識より】
●ドメスティック・バイオレンス(DV)
(domestic violence)家庭内における暴力行為。配偶者や恋人など近しい関係にある異性への暴力。身体的な暴力行為のほか、精神的・性的暴力も含む。配偶者間暴力。【デジタル大辞泉より】
●「DV【百科事典マイペティアより】」へ→
●「家庭内暴力【ブリタニカ国際大百科事典より】」へ→
●トラウマ(心的外傷)
災害や事故、身近な人の死、虐待など、突然の吐け椎ストレス状況におかれると精神的失調を生じることがあります。とくに子どもの場合、おとな以上にこのようなストレスに弱いため、症状が出現しやすいと考えられます。●トラウマを受けた子どもに出現しやすい症状。①突然、不安になったり、興奮したりします。②突然、現実にないようなことを言いだします。③必要以上におびえたり、敏感すぎます。④落ち着きがなくなったり、集中力がなくなります。⑤表情の動きが少なく、ボーっとしています。⑥引きこもって周りの人とかかわりがなくなります。⑦眠りません。⑧くり返し恐ろしい夢を見ます。⑨著しい赤ちゃんがえりがあります。⑩自分が悪いからこんなになったとか、あれこれ心配しすぎます。⑪頭痛、腹痛、吐き気、めまいなど、からだの症状を訴えます。⑫からだの一部が動かなくなったり、意識がなくなって倒れたりします。【家庭医学大事典より】。
●「心的外傷【ブリタニカ国際大百科事典より】」へ→
●トランスパーソナル心理学
超個(人)心理学,トランスパーソナル心理学《多層の意識状態を仮定し,特に 個を超越した無意識や超感覚的知覚を重視する New Age 的心理学》。【リーダーズ英和辞典より】