直観ひとりごと(300)人間って、何ですか?
この(300)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(300)
◆人間って何ですか?
先のブログで、職業は人間、と書きましたが、では、その人間って、何ですか? という問いです。
『人間って何ですか?』夢枕獏/著 では、以下の著名人たちがいろいろな見解を述べておられます。
●池谷裕二(脳研究者)=「人に自由意志はあるのか」『人間とは何か』ということを考えること(疑問力)を持っていること
●佐藤勝彦(宇宙物理学者)=「宇宙に人間にちょうどよくできている」人間は動物の一種で、それが進化する過程で心を持ったのだ。そして心も進化して発展しているのだ。
●岡村道雄(考古学者)=「縄文の精神に持続可能性を学ぶ」 縄文人の心、あるいは縄文人の人間学みたいなものに迫り、今日の日々考えられています。そういう意味で、人間は私にとっても、あるいは学問にとっても永遠のテーマですね。
●長沼毅(生物学者)=「人類という種の来し方、向かう先」人間とは、『人間とは何か』を解く存在である。
●島薗進(宗教学者)=「人間の命だけが尊いのか」弱い存在だと思いますよ。だから傷つきますが、一方で、なんとかじぶんがよき者でありたいという気持ちを持っている。そして「人の気持ちがわかる存在」だと思います。
●窪寺恒己(海洋生物学者)=「ダイオウイカの追跡から見えた、人間の可能性」人間もしょせん生物、あるいは動物なんですよね。人間も生き物の中のひとつだよ。人間の根本には、バイオレンスもあり、社会生活をする人間は、そういう意味では、ほかの動物と違う。それが人間なんだと私は思いますし、そのためにはバイオレンスに代わる新しい知恵が必要なはずです。
●八代嘉美(幹細胞生物学者)=「生命の境界を揺るがすiPS細胞研究」「生命とは何か」という問いは、結局、「僕らの想定する形をしていない生命は、生命じゃないの?」というところに行きつくと思います。答えは「解なし」
●ビートたけし(芸人・映画監督・俳優)=「人の死に方を考える」パラレルワールドという考え方がありますね。もしかすると人間っていうのは、想像し得るあらゆる宇宙にそれだけの数、自分が存在しているのかもしれません。
あなたにとって「人間って何ですか?」
私の答えは、一生、死ぬまで答えは見つからないように感じます。いえ、その答えを見つけるために、私は、人間という職業を続けているのではないでしょうか?
その「答え」が見つかったトキ、私は、人間から卒業できるのでしょうね。それまでは、何回も、この世に生まれ変わってきて、人間を演じるのでしょうか。
お正月に当たって、今一度、「人間って何ですか?」を問うのもいいのかもしれません。
さらに、「あなたって何ですか?」
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。