直観ひとりごと(113)日本の子どもに対する教育の「格言」今は…。
この(113)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(113)
◆日本の子どもに対する教育の「格言」今は…。
中国版ツイッターに、「日本の子どもに対する教育の格言が注目」されているそうです。
本当に、このような躾けを行っている日本の両親、特に母親はいるのでしょうか?
●「家庭とは習慣(を学ぶため)の学校であり、両親は習慣の先生である」
●「子どもは二つしかって三つほめることが大事」
●「知識を与えるよりも感銘を与えよ。感銘せしむるよりも実践せしめよ」
●「泣く子は成長が早い。子どもの生命力が強く、健康であるほど、大きな声で泣く」
●「打たれても親の杖。人生ではさまざまな衝撃に直面する。子どものうちから打たれ強くなることで、大人になってから精神が安定する」
●「可愛い子には旅をさせよ。人は親元を離れないと世間のつらさがわからない。子どもを一人前にしたければ、苦労をさせるべき」
●「教育とは時間がかかる仕事。10年、20年後に効果が表れる」
●「親は子どもの好奇心、主張、感覚をすべて受けとめ、積極的に関わるべき」
●「教育の最終目標は子どもの独立。子どもが問題にぶつかったら、自分でしっかりと考えさせるべき」
中国のネットユーザーたちは、日本の教育姿勢を本当にこの「格言」の通りと信じているのでしょうか?
この「格言」の通りだと、日本は心を病む人も、いじめにあう人も、登校拒否にする人もないでしょうね。
しかし、現実の日本は、目も覆うばかりの有様です。
そもそも、親が子どもの教育を自信をもってやっていると言える人は、一体何人いるのでしょう。
親に自信がないから、子どもに注意一つできない親も多いのです。
子どものひずみは、両親の生き方が反映しています。
子どもに焦点を当てる前に、親の反省を求めるべきでしょう。
先日も、ニュースで、皇室の佳子様が、学習院大学を中退されたとのコト…。
そもそもこの学習院大の教育学科は佳子さまのためにつくられたような学科で、
平成27年度には大学院にまで教育学科を開設予定だったそうです。
それに対して、マスコミの批判は皆無、ほどんとが好意的である。
なぜ?
紀子様は母親として、一体、これをどのように考えられているのでしょうか?
どんな、理由があるにせよ、親として反対するのが、親の務めであり、躾ではないでしょうか?
子どもに問題があるのは、両親に問題? ひょっとして、不和かも…。
愛子様の登校拒否等も、ひょっとして、ご夫婦の不和かも…。
子どもは正直ですよ。
くれぐれも、子どもを心配させないように、ご夫婦円満に…。
近年の皇室の在り様は、国民の模範になるというよりも、
その反対にマイナスになるほうが多いように感じるのは、私だけでしょうか?
あとあと、「後悔先に立たず」というコトを懸念すると、
老婆心ながら、書かずにはおられません。
思い起こせば、昭和天皇の喪の最中にもかからわず、
兄の皇太子よりも先に、秋篠宮様の婚約等があり、
その後の雅子様のご病気と言い、
殆どは国民にも影響を及ぼして、
今では、伝統もしきたりも蔑ろにされ、働く若者の心さえ、蝕まれております。
これも、もとはと言えば、皇室の闇というか蔭が、善良な国民の影響を及ぼしていると、
言っても過言ではありません。
それほど、皇室の責任は重大なのです。
雅子様を真似するように、今では、正々堂々と、心の病を訴える人も多く、
その影響は、教育業界にまで及び、
病気と言って休職しながら、海外旅行をする者まで現れる始末です。
連中には、「雅子様も公務をせずに、海外には旅行するのに、なぜ、私だけが罰せられるの?」
という言い分なのでしょう。
今回の佳子様の件に、マスコミ以下誰も異論を唱えないと、
きっと、若者が大学に入っても、直ぐに退学する人間が、ワンサカ増えることでしょう。
皇室は良くも悪くも、国民の模範となるのです。
哀しいですが…。
裕福な家庭ならいざ知らず、子どものために学費を出した親たちは、
裕福な人ばかりではありません。
きっと途方にくれることでしょうし、
もう、次の大学には、学費を出してやれない親も出てくるでしょう。
そういう時に、子どもは、自分のわがままを棚に上げて、
親を責める愚かな子どもも出てくるでしょう。
今の、皇室は、国民の模範になるという強い覚悟の人だけではないのです。
皇室の親族で、何か勘違いする人もいるのです。
私は、決して、皇室反対論者ではありませんよ。
その反対に、皇室肯定論者です。
しかし、今の状態では、皇室にとどまってほしいという人も少ないのです。
皇室の人たちは、覇者ではないのだから、
なにをもって、国民に崇められる模範となるのでしょうか?
もしも、そんなことは望まないという人がおられるのであれば、
即刻、皇室から「平民」に下って頂きたいと存じます。
それが、皇室を永遠に存続させる唯一のスベなのではないでしょうか?
尊敬される人しか、いらないのです。
そう、思っている国民も多いのです。
そんなコトを考えながら、
中国人ツイッターの、「日本の子どもに対する教育の格言」を知ると、
何だか、空しくなってしまいます。
その理由は、決して、日本の両親たちの責任ばかりではないのです。
伝統やしきたりをないがしろにしてきた、政府やエリート層の問題であり、
それはとりもなおさず、国民全体の責任なのでしょう。
子どもが悪いと言っても、結局、
その子供たちが、模範とする「大人」の責任が問われます。
模範になる「大人」っていますか?
せめて、秋篠宮ご夫婦には、毅然とした態度を示して頂きたいと存じます。
国民の意識を迷わさないためにも…。
でないと、国内からでなく、国外からも、
皇室のあり方が問われるでしょう。
皇室が国民に尊敬されなくなるということは、
国民の質も落ちてしまっているということに、ほかなりません。
それほど、皇室と国民はつながっているんです。
そして、朝日新聞のような、反日の「餌食」にされることにもなりかねません。
それが、一番心配です。
私たち、国民のするべき義務は、あの「格言」に、
恥ずかしくない生き方を実行できるように、
一つでも意識しようではありませんか?
そうすれば、かえって、皇室のあり方も、変わってくるやもしれません。
水は上からしか流れませんが、
意識は下から変えられるかもしれません。
そう願わずにはおられません。