直観ひとりごと(107)2014 FIFAワールドカップに日本人として残念に思うこと。
この(107)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(107)
◆2014 FIFA ワールドカップに日本人として残念に思うこと。
ブラジルでの2014 FIFAワールドカップ開催に、「日本人」で一番熱く燃える人は、一体誰でしょうか?それを深く考えると、選手の選び方も変わったのではないでしょうか?
人間の行動は、心理面、特に、感情や思いがとっても強く影響しています。それなくしては、考えられません。
私は、心理カウンセラーなので、モノゴトを見るときは、関る人の感情を一番重要視します。
サッカー選手で、今回、一番待ち望んでいた人は、一体、誰?
その人の名は、田中マルクス闘莉王選手! もとブラジル人です。そして、今はれっきとした日本人です。
なぜ、この人を日本代表に選ばなかったのでしょうか? 解せません! やっぱり、日本人の監督でないと、こういう心の機微にかかわることが、今回のような大事な時には影響するというコトがわからないのでしょうね~。
要するに、日本人の心を持つ人が、サッカー協会にもいないということか? 日本人として悲しい限りです。
一大イベントである2014 FIFA ワールドカップでは、年齢がどうのとか、成績がどうのなんて、全く関係ないのです。熱い熱い熱意があるかどうか? 日本人以上の燃えるような熱意と闘志が…
要は、その人が、選ばれたら、日本の選手全体の意識が変わるかどうか、が問題です。人間の力って、感情が高まれば、想像以上の力を発揮するのです。
そうです、火事場の馬鹿力です。それが、彼、闘莉王選手なら出せるんです。なぜならば、ブラジルは彼の祖国、人間として、ハッスルしないはずはないのです。
そして、彼には、日本人以上に「日本への愛」と「日本人の心」があります。「サムライ闘莉王」とも言われ、「闘将」とも言われています。彼ならば、本田選手の驕りも抑えられるのですから…。
日本に帰化した理由について、闘莉王選手は「僕ができることはサッカーしかない。日本国籍を取って、日の丸を付けて、プレーをする。日本のためにサッカーをして、お世話になった人たちに恩返しをしたい。」と言っています。泣かせますね~。心の琴線に触れますね~。
日本を悪く言う、似非日本人に聞かせてやりたいです。
なぜ、日本の国にとって、闘莉王選手のようなかけがえのない貴重な人を、日本の組織や団体って、疎かにするのでしょうね~。信じられませんが…。
今回のブラジル開催だからこそ、闘莉王選手やラモス瑠偉元選手を、何らかの形で、起用すべきです。それが何倍にもなって返ってくるのです。三浦カズのように日本サッカー協会の大使に、ラモス瑠偉元選手も選ぶべきだった…。
日本の上層部やエリート層って本当に「愛」がないですね~。結局、心が無いというコトです。心が無い人を良心がないと言います。良心が無い人は人ではないので、そういう人のコトを、昔の人は、「人でなし」と呼んだのです。
金があっても愛がなければ、欠陥人間、欠陥国家に成り下がってしまいます。以前のように…。それでいいんですか?
なぜ、誰もそういうことにもっと敏感にならないんでしょうか? マスコミもしかり…。闘莉王選手やラモス瑠偉元選手に、本当に日本人として恥ずかしい限りです。
闘莉王選手やラモス瑠偉元選手、本当にごめんなさい。きっと、彼らは、日本人代表のサッカー選手や大使として、ブラジルの地に里帰りしたかったことでしょう。きっと「錦の御旗」を故郷に飾りたかったことでしょう。凱旋させてやれば、きっと日本の成績もそれに輪をかけて影響すると信じますが…。その心情を思うと、やっぱり、楽しくサッカーを見ることができません。
日本人として、人の心の痛みのわかる人間でありたいです。でも、きっと、闘莉王選手やラモス瑠偉元選手は、そんなことにめげずに、素直に日本を応援してくれることでしょうね。本当にありがとうございます。
がんばれ、にっぽん!