ことわざカウンセリング(6)〈舌を出す〉〈舌を巻く〉の〈舌〉って?
この(6)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(6)
◆〈舌を出す〉〈舌を巻く〉の〈舌〉って?
今日は久々の、ことわざカウンセリングで、歯の磨き方のお話です。
みなさんは、歯を磨くときは、歯だけですか?
何それって、お思いでしょうが、
しばらくお目を通して下さい。
と言うのは、歯だけでなく、「舌」も磨いていますか?
「舌」って、とても大事です。
若い時は、胃が弱かったので、とても口臭が気になった時期がありました。
口臭の原因は、舌の苔も影響するそうです。
苔の原因は、食べ過ぎたり、ストレスが溜ったりしても…。
だから、私は、歯を磨くときは、「舌」までゴシゴシ磨いています。
時には、喉まで突っ込みすぎて、ゲ~ゲ~なったりしますが…。
でも、それでなんとなく気が済むんですね。
歯を磨くことも大事ですが、舌を磨くことももっと大事ではないでしょうか?
舌には生き方のヒントになる言い回しやことわざもも多いですよ。
それだけ舌に気をつけなさいと言うことではないでしょうか?
日頃おろそかにしていることに目を向けましょう。
「舌の磨き方」にも意識しましょう。
●「舌」
『漢字源』「干(おかして出入りする様)+口」で、口の中から自由に出入りする棒状のしたをあらわす。達(自由に出入りする)と同系。
意味は、口中で自由に動くした。ことばを話すこと。器の中で自由に動くもの。鐘や吹奏楽器の中の振れる所など。
『広辞苑』(1)脊椎動物の口中に突出した器官。横紋筋から成る舌筋とこれを覆う粘膜とから成る。味覚・咀嚼・嚥下および発音などの作用を営む。べろ。(2)舌のような形のもの。(3)しゃべること。弁舌。
●「舌」に関することわざ
「舌がすべる…話の勢いで、言ってはならないことをうっかり言う。口がすべる。」
「舌が長い…多弁である。おしゃべりである。」
「舌が伸びる…広言を吐く。」
「舌が回る…よどみなくしゃべる。」
「舌三寸に胸三寸…口と心とは慎まねばならないこと。」
「舌の先…言葉の上だけ。口先。」
「舌の根も乾かぬうち…いま言ったこと言葉が終わるか終らないうちに。前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。」
「舌は禍の根…禍は多く言葉から起こるものである。」
「舌も引かぬ…まだ言い終わらない。」
「舌柔らかなり…物言いが達者である。」
「舌を食う…舌を噛み切って死ぬ。」
「舌を出す…(1)陰でそしったり、ばかにしたりするさま。(2)自分の失敗を恥じたりして、てれかくしをしたりするさま。」
「舌を鳴らす…(1)感嘆するさま。(2)軽蔑や不満の気持ちを表すさま。舌打ちをする。」
「舌を二枚に使う…前言と違うことを言う。また、相手によって違ったことを言う。二枚舌。」
「舌を翻す…びっくりする。きもをつぶす。」
「舌を振う…(1)驚きおそれる。(2)雄弁をふるう。」
「舌を巻く…驚きおそれ、あるいは感嘆して、言葉も出ない。」『広辞苑』より
「舌」って、普段は見えないモノなんですね。
ということは、見えない意識や気持ちを表すっていうこと?
やっぱり、見えないモノは、おろそかにしてはいけないということでしょうか…。
ちょっと、前から、「舌」のことがなんか気になっていたのですが、ブログに書くほどのことではないと、捨て置いたのですが…。
やっぱり、書く必要があったと、書き終わってから気が付いた次第です。
また、「舌」に関係することで、動物の犬や猫の舌は、長くて、ぺろぺろ体など舐めますが、巻き舌も、動物的で、余り良くないそうですよ。
外人のように、巻き舌で、しゃべる言葉、英語などは、より、動物に近いそうです。原始的というか…。
だから、みなさん、巻き舌で歌を歌ってはいけませんよ。
カッコ良いなんていうモノではなく、神の世界から反するのだそうですよ。
外国カブレの人間のするコトだそうですよ。
日本語は、もっとも、高度な言語だそうですよ。
尊敬語や謙譲語があるだけでも、それが事実なのでしょうか。
日本人なら、日本語をきちんと喋るコトが、外人が一番憧れるコトですよ。
日本人だけがそれに気がつかない…。何と愚かな日本人。
それから、「ことわざ」って、「ことばのわざ」ですよね。
ということは、「言霊のワザ」ってことかな?
先達の知恵にもっと浸りましょう。
そうすれば、私のようなカウンセラーなども必要ないかも。
日本人が日本の風習や習慣やしきたりを捨てたトキから、心の崩壊が始まった…。
ことわざとは生きる知恵、生きる宝庫でしょうか。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。