ことわざカウンセリング(4)「諦めは心の養生」
この(4)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(4)
◆「諦めは心の養生」
ことわざ辞典を開いてみますと、マイナスのことわざが多いように感じます。
極力、プラスのことわざを取り上げたいと思っています。
人間である限り、心配事のない人はいないと思います。
大なり小なり、心配や不安は持っているはず。
でも、それをいつまでも気にしていると、気がついたときは、「心」も「体」も病んでしまいます。
意識してしまったトキから、病気は力を発揮して、病気から抜け出せなくなってしまいます。
●「諦めは心の養生」
『「いたずらに過去の失敗をくよくよ思い患うのは健康によくない。諦めが肝心で、将来の希望に生くべきである」「人生は思うようにならぬことが多い。やってしまった失策をくよくよ心配しても、かえって心がやすまらず体のためによくない。物事諦めが肝心」『ことわざ辞典』(日東書院)、『ことわざ格言集』(光文書院)より』
昔の人は、生活の知恵で、大それたことを考えず、もめ事や悩み事からの逃避には、「諦め」が一番だと言います。
でも、諦めで終わってしまっては、ただの負け犬になり下がってしまいます。
諦めの気持ちで、「心をクリーン」にして、すっきりしたら、次は、もう一度、チャレンジするのが、現代の生き方でしょう。
諦めないまま、やり直すと、「潜在意識」では、失敗したことが残っていますので、「ここぞ!」という大事な時に、再度、同じ過ちを犯してしまします。無意識に…。
だから、いったん、意識してどん底まで落ち込んで、もうこれ以上落ちないという思いを確認することが大事です。
これ以上落ちることはないのですから…。
怖いものは何もない!
その開き直りを取り戻すために、「諦め」が必要です。
失敗→落ち込み→諦め→開き直り→再チャレンジ。
このことわざもそういい意味にとりたいですね。
昔の日本人は、「諦め=アキラメ」という言葉は、「あきらかに、きわめる」と、
解釈していたのではないでしょうか?
物事を「明らかにして、極めつくす」
私には、そう思えてなりません。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。