感動のカウンセリング!(23)お名前の如く、軽やかに香しく生徒を導くのが「使命」です。
この(23)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(23)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆お名前の如く、軽やかに香しく生徒を導くのが「使命」です。
今回の相談者様は、〇〇〇の先生です。他所で「自律神経失調症」と診断されて、仕事は休職中でした。病気のきっかけは、「仕事が多忙」。というコトですが、もっと根本的な原因は、「土地柄が合わないこと、信頼できる人もいないこと、〇〇間の問題」等々と、ご自分でもしっかりと分析されておられました。
しかし、それらも現象的なモノで、ご自分は「なぜ大阪に来て、何に呼ばれて、何をするために?」等々、をもっと深く、潜在意識に問いかけたいという主旨で、このセッションを受けられるコトになりました。
私には、セッションをやる前から、ちょっと気になる点がありました。
それは、①他所では、カウンセリングは受けず、なぜ、薬だけにされたのか? カウンセリングで原因を究明しないと、治る病気も治らないと思うのですが…。この自律神経失調症という病気は、「体への不調」から、だんだんにうつ病という「心への不調」へと移っていくのですから…。
②なぜ、「キネシオロジー」を習いながら、それを生かして、病気を克服されなかったのか? なぜなら、キネシオロジーは潜在意識にアプローチして自分を知ることができるホリスティックな統合セラピーだから、なのですね。
③実家のある〇〇に戻りたいということは、婚家先よりも実家への依存度が強いのでは? 要するに、実家の両親からの、なにか精神的な束縛や依存を受けておられるのでは? と感じての、3点でした。
そして、当日になって、もうびっくりです。年齢はお聞きしていたのですが、良く言えば、「教師然とした信頼と尊敬のできる先生」というタイプで、見るからに「古くて侵しがたい模範的な学校の先生」という感じ! 悪く言えば、「学校が苦手な生徒や劣等感の強い生徒、或は落ちこぼれタイプの生徒には、ちょっと近寄りがたい威圧感のする先生」という感じ! きっと、父兄たちにとっては信頼のおける先生と評判がいいのでは?
でも、まだ〇〇代そこそこなのに、若さには程遠く、良くも悪くも、このどっしりとし過ぎる風格は、ちょっと不自然であり、また、「お名前」がそれとは全く正反対のイメージなので、私は、出だしから、ちょっと焦ってしまいました。
まだ年若い〇〇が、もう〇〇、〇〇代の風格に、私は、ハツラツとした「若さ」がないのはなぜ? ちょっと不自然すぎる? と若干懸念したのです…。相談者様の雰囲気は、〇〇〇の先生というよりも、〇〇〇、いえ、〇〇の教師のほうが向くのでは? と一瞬、頭をよぎったのですが、それがやっぱり…。第一印象は、ウソをつかないのですね…。
何はともあれ、「教職が天職」という雰囲気の相談者様が、なぜ「自律神経失調症」で、休職する羽目になったのか? それが私には、トント解せませんでした。これが4つ目の一番見過ごせない疑問でした。絶対に「休職」なんてしない先生、というイメージの相談者様なのですから…。
でも、セッションが進むにつれて、やはり色々な不自然な問題点が炙り出されてくるのでした。余りにも教師然とした風貌は、やっぱりご〇〇とも〇〇〇の先生という環境からか…。「〇〇が教職者」と聞いて、納得しきりの私です。
その理由は、「音楽」専攻なので、「担任」にはなれないという身分ゆえか、〇〇には負い目があるのでしょうか? ご〇〇に教師として認めてもらいたい、褒めてもらいたいために、相談者様の潜在意識が、教師のように、先生らしく、あらねばならない、という強い思いに、必然的に、なっていったのでしょうね。
その結果、とても若さのない老けた外見となっていったのでしょう。ご本人は否定されるが、私は潜在意識にご〇〇への劣等感や疚しさがあるのでは? それほど、抑圧された雰囲気なのです、相談者様の容姿は…。お美しいだけによけいに目立つ…。
また、「もっと生徒たちが音楽にまつわる諸々のコトに興味を持つように、歌うコト以外でも何かをしたいし、させたい」と熱く語られるのですが、それはあくまでもご自分の理想だが個人的な「望み」であり、音楽を特別のモノと捉え過ぎて、その思いを生徒にも強いているように私には感じられるのですが…。「〇〇〇の子どもには、音楽の時間は、ただ楽しく歌うコト以外、難しいコトはいらないのでは?」と私はど素人ながら感じたままをお伝えしたら、ちょっとムッとされたご様子…。
また、相談者様は「〇の浮気云々で〇とうまくいかない」と言われるのですが、よくよく話を聞いてみると、その浮気とは、結婚前の付き合っていた時のコトだそうで、私はまたまた、解せなくなってしまうのです。共感するのは、ちょっとつらい…。なぜなら、過去の、それも結婚前の、そういうのを「浮気」というのではなく、男の「二股交際」っていうのでは? と、私は心の中でついつぶやいてしまうのです。それも、結婚前のは、最早、時効では?
そこで、私は鋭くツッコミます。「なぜ過去のコトを、今、悩むの? その時、イヤなら結婚しなければ良かったのに、なぜ、結婚したの? その時、あなたが許したから結婚したのではないの? だったら責任はあなたのほうにもあるのでは? 済んだことをグチャグチャ引っ張り出して、悩むのはなぜ?」と…。相談者様は、目が点に! まるで考えもしなかったことを指摘されたような…。
さらに、他所へ行きながら、そこのカウンセリングを受けなかった理由もじっくりお聴きすると、その時、受付の人が、「〇〇様のほうが大変」というような〇〇様に同情的な応対をしたから、受けたくなかったそうですが…。ここに、相談者様の今の現状があるのでしょう。
また、なぜ「キネシオロジー」を習っていながら、それで、病気は治せなかったのか? と質問しても、弁解が多く、納得のいく答えが返ってこない…。いえ、相談者様は、しっかりと意識にインプットされたのです。潜在意識にも届いているのです。気づきがあるのです。でも、学校の先生という影響でか、とても「プライド」と「我」が強過ぎるために、それが邪魔をしているのです。しかし、聡明な相談者様だから、わからないはずはないのです。決して…。でも、認めるまでには、だいぶ、時間がかかるでしょうが…。
そしてセッションが進むにつれて、やっと、「今の病気の姿を心配かけたくないから〇〇には話せない」という言葉が…。この言葉が出るのは、正常な神経なのです。いえ、正常に戻られたのか…。だから、決して「自律神経失調症」なんかではないのです。すべては、〇〇が原因なのです。
だから、大阪に来られた理由も、〇〇からの逃避。〇〇から離れられるなら、別に大阪でなくてもどこでも良かったのです。〇〇、特に同じ〇〇である〇〇がグレートマザーの如く、相談者様の潜在意識に影を落としているのです。
なぜならば、相談者様のお名前は、本当に「可愛らしい」「可憐な」お名前なのです。だから、本質は、もっと若々しく、色香に溢れたぴちぴちギャルのようでないといけないのです。でも、それでは、ご〇〇の「愛」が得にくいのです。決して、教師の〇〇は許さない、優等生でないとダメなのです。いえ、ご本人がそう、思い込んでおられるだけなのです。その思いは、本当は、〇〇の思いではなくて、相談者様ご本人の思いなのです。それをご〇〇の思いと錯覚しているのですね。
さらに問題を複雑にしているのは、相談者様は、そういう〇〇が教師である実家が好きな上に、尊敬もしているのです。自慢の実家なのです。その反対に、婚家先がお嫌いなのですね。事あるごとに、無意識に、実家と婚家を比較するのですね。そして、実家に軍配を上げる…。内心では、実家を自慢する嫁…。だから、結婚しても、心は一向に落ち着かないのです。何をしても、不平不満が溜まるのです。常に、心の中では、実家と婚家を比べて、いつまで経っても、婚家の人間になろうと努力しないのです。
実家の束縛から抜け出たいのにも関らず、婚家先にも頼れない、それは、本音は、実家が好きで、婚家が嫌いだから…。でも、本当は、実家の束縛なんて、何もないのです。束縛しているのは、紛れもなく、ご自分の意識なのです。それに気づくのも怖いのです。気づくことが、イヤなのですね。それでは、先祖様にとっても、そういう心根の嫁には、加護も守護も応援もしたくなく、反対に、婚家の姓を使ってほしくないと思っても、決して不思議ではない…。
相談者様は、なぜ、大阪に来たのか? 何かに呼ばれたのか? とかを考える暇があったら、なぜ、結婚したのか? 結婚したのは何のためなのか? をじっくり考える必要があるのではないでしょうか? それはもう、このカウンセリングを受けようと思ったときから、答えが出ているのでしょう。
決して、休職するような「弱い人」ではないのです。かといって、虚勢をはるほど「強い人」でもないのです。もう、権威的に教師然として、〇〇を意識して、生きなくていい、のです。そろそろ、〇〇様の優しい愛に包まれて、「可愛く」「可憐に」、女性として生きてもいい、のです。さらに、子どもや生徒には、しっかりした先生を演じなくていい、のです。ずっこけたり、おっちょこちょいの可愛い面を出してもいい、のです。それが、大阪で生きる理由であり、人間的な魅力につながるのです。相談者様の「本質」なのです。
楽しく楽しく軽やかに、鼻歌など口ずさみながら、生徒と緩やかに、遊びのような時間を過ごせばいいのです。それが「音楽」の持つ使命です。生徒さん一人一人の「感性」をしっかり見つめて、それをのばしてやるのが、芸術を担当する教師の「使命」でもあります。
そのためには、ご自分の「感性」も、軽やかに涼やかに高めるコトが大切なのです。もう、病気になんて、なる必要もないです。病気を「友」としては、生徒が悲しむのです。いえ、相談者様の「魂」が悲しむのです。
親の悲しむ「顔」を想像するよりも、生徒の悲しむ、心配してくれる顔を感じるべきなのです。いえ、本当は、ご自分の「魂」が悲しむのを感じないといけないのです、感性を育むプロの音楽教師であれば…。人を導く役目の先生は、すべからく、特に、落ちこぼれている子や仲間外れになっている生徒やいじめに遇っている生徒の、「天使」にならないといけないのです。それが聖職と呼ばれる所以であり、国民の税金で飯を喰う公務員の使命なのです。
相談者様は、「心の病い」で登校拒否になっている生徒さんたちを、音楽の香しい調べで、学校に導き出せれば、音楽教師として万々歳! これが、相談者様の「名前」の持つ使命なのではないでしょうか?
そうして、セッションはスムーズに流れていきました…。ちょっと辛口になったセッションですが、きっと聡明な相談者様だから、お許しくださるだろうと信じます。今日も、身になるセッション、ありがとうございました。
教師が「休職」するというコトは、もう「休職以前」と、「休職以後」とは、その人に対する周囲の印象が全く変わるのですね。相談者様も、あと半月もしたら、学校に復帰するとおっしゃっていましたが、本当の悩みは、その復帰に伴う周囲の人々の視線や思惑なのではないでしょうか? それに触れるのは、今回は、時間が足りませんでした…。
しかし、当初の「自律神経失調症」からはもう、意識の上では100%脱出されたコトでしょう。
どうか、〇〇様、前途ある生徒さんたちをしっかりと導いてあげてください。
「天職」として教師の職を全うされると信じます。
考えされられる貴重なカウンセリングをありがとうございました。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。