感動のカウンセリング!(18)日本人が好き好きでと言われる言葉の裏に、なされる行為は正真正銘の…。
この(18)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(18)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆日本人が好き好きでと言われる言葉の裏に、なされる行為は正真正銘の…
今回の相談者様の心ない言動にとうとう堪忍袋の緒が切れて、帰ってくださいという羽目に…。でも、決して席を立とうとはされませんでした。その根気に負けて…。
今回の相談者様は、お電話では「短気で困っているのでそれを直したい」とのお話でしたが、5時間の長丁場には耐えられないということでしたので、一応、予約は3時間というコトでお引き受けしたのです…。
お言葉からは、それほど辛そうな感じはしませんでしたので、「時間」に拘られるのはなぜなのかなあ、とちょっと…。それが後々、大きな意味を持ってくるのでした…。やっぱり、心に「?」と感じたことは、偶然ではなく、何かの「お知らせ」なのですね。
当日、お見えになられた相談者様を見て、「あ~、この人はカウンセリングに来られたのではない!」と…。相談者様は、外見とは裏腹に、「なんかドキドキして緊張する、おトイレ貸して」と言われ、私がこちらへと指示する前に、トイレではなく、洗面所ののれんをくぐろうと…。相談者様の様子を拝見して、今回のセッションは、大変なセッションになるのではとの予感が…。
長年、相談者様を拝見しておりますと、相談の目的が「①カウンセリング」なのか「②リーディング」なのか「③情報収集」なのか、の三通りにわかれるのですが、今回は明らかに「③情報収集」でした…。そのために、「①カウンセリング」や「②リーディング」がどんなものか知りたかった、だから、長時間はいらないということだったのでしょう。だから、ご本人の悩みと言われる「短気」に関しても、ハナから直るとは信じておられないのでした。
また、朝起きて洗顔していたら、急に「ボワ~ン」という耳鳴りがして、それがセッションが始まるまで続いたので、相談者様に、「耳の具合はどうですか?」とお聞きしても、「別に。」とおっしゃる。「これは、一体どういうことなの?」と不思議に感じていたら、セッションが進むにつれて、やっぱり、それが明らかになっていったのでした…。
カウンセリングが進んでいくうちに、相談者様の会話の中で「旦那さま」という言葉を頻繁に使われるコトに、私は何かとってつけたような不自然さを感じてなりませんでした。外見からの若々しくて派手な雰囲気の相談者様と、その純日本風の、ともすれば古めかしく感じられる「旦那さま」とが何か、しっくりこないのです。それを指摘すると、「別に普通で、周りのみんなもそういう言い方をする」とのこと…。でも私は、「これはきっと何かある?」と感じるのですが、それが何かがわからない?
また、私が話す言葉には、「もうそういった話は自分は本でよく知っているのでいらない」と…。また、「その話はどこで仕入れてくるんですか? どこで勉強されたんですか? 教えてほしい」と、それも再三…。さらに、「先生の押しつけがましい言葉を聞いていて、私もこういう雰囲気で人を威圧していたのか、よくわかった。その言い方に耳がいたい」とまでおっしゃる…。ここで「耳」の話題が出たのでした…。これだったのか、こんな形の「お知らせ」だったのか…。
相談者様の態度で、私の言葉も徐々にエスカレートしていったというのに、それを全部無視して棚に上げ、まるで私だけに非があるといわんばかりの言葉に、私の限界線が超えてしまったので、もうこれ以上は無理、いえ、最初から「カウンセリング」という意識など、相談者様にはサラサラなかったのでした…。
ただただ、この潜在意識のカウンセリングと姓名リーディングを知りたかっただけ、だった…。こういう言葉を吐かれる人は、結局、ご自分を「お客様」と勘違いされておられるのです。お金を払うから何を言っても許されると、いう論理なのですね。これは「商売」として捉えておられるからなのです。だから「カウンセリングしてほしい」という意識など、サラサラお持ちでない…。だから、私もあえて覚悟を決め、勝負に出たのです。それぐらいしないと、相談者様の「意識」が変わらない。本当はそういう横柄な「意識」から変わりたいと思っておられるのに…。
30年、カウンセラーとしてやってきましたが、こういう辛辣なコトバを面と向かってカウンセラー(私)に言われた相談者様は始めてでした…。普通、そう思っていても、それを言葉には出して言わないものなのです、カウンセラーとクライエントという立場の認識があれば…。さらにそれをちっとも「おかしい」とは感じておられないことが、大きな問題なのですね。そして、今回の、問題の本質が見えたのです。それは、相談者様の持って生まれた宿命の「血」なのか、それは決して、相談者様は悪くはないのですが…。
私は、「もうこれ以上進めても無理だから、お金もいらないのでお帰りください」ときっぱりいうと、相談者様は、「だったら、私のリーディング資料は貰わないと困る、何かに使用されると信用にもかかわる」というようなコトをおっしゃる。それを聞いた私は、「カウンセリングとは二人の信頼関係から成り立つのです。ここに来たのは私を信用したからでしょう。そうでないのなら、こうすればいいんでしょう」というやいなや、私は、その紙の資料をビリビリと思いっきり、破いたのです。
それを見て、やっと相談者様の横柄な態度が一変したのです。シュンとした波動に変わった…。こうでもしないとこの人は、ご自分の立ち位置を見失い、常に相手を攻撃して、人生を無駄に送ってしまうと、感じたからで、私の苦肉の行為だったです。
強い人には強くでないと、ますますこういう人はつけあがる、いえ、自分を抑えきれないのです。きっと〇〇さまにも本心とは裏腹にこういう態度でエスカレートしていくのでしょうね。〇〇の行動の裏に秘められた、宿命に苦しむ「意識」からも、永遠に抜けきれないし、来世ではもっと過酷な運命が待っていると、強く強く感じたからゆえの、私の一世一代の行動でした…。
見事に波動が変わった相談者様は、私に「帰れ」と言われたのにも関らず、一向に帰る気配がないのです。ここに来る前までの相談者様だったら、きっと席を立っていたことでしょう。
そして、それに自信を得た私は、相談者様の真の「悩み」の核心に、覚悟を決めて、迫っていったのでした。
相談者様は、在日〇〇人であること、家族や親戚が大嫌いで、自分は日本や日本人が大好きであること、現在の日本人の〇〇様との生活を大切にしたいこと、〇〇二人ともに〇〇〇は作らない主義とのこと、そして、〇〇げんかでは、あれほど嫌いな〇〇人の血が、モロに出てしまい、〇〇様を傷つけ、それに自分も傷つき、益々自己嫌悪に陥ってしまうとのこと、等々、を話されたのでした…。
そして、愁傷に「自分は、〇〇様のために、尽くしたい」と…。
そして、今世のテーマは、「家族」だったのです。あれほど嫌いな〇〇人との「家族」…。これを解決しなければ、いくら現在の「家族=〇〇様」を大事にしたいと言ったところで、それば無理というもの…。なぜならば、家族を嫌うという行為そのものが、自分を嫌い、否定することなのだから…。
そして、まだまだ腑に落ちない相談者様に「言霊カード」が真相を明かしていくのでした…。さらに、「字源」では、本名の「韓国名」を読み解いていくと、相談者様は、もう絶句!なぜ、今の〇〇様との縁があるのかも、解明していったのです。
必要以上に「〇〇様、〇〇様」と呼ばなければならない、その不自然さは、やっぱり「私は日本人以上に日本人らしく尽くしているんだ」という意思表示であり、他人に対して、日本人としての「意識」を認めてもらいたいがための、無意識の行為だったのです。
私が、カードで解読する際に書いたメモの紙を、終わるやいなやサッサと「これは貰っておきます」と言ったので、その行為も、私の経験では過去にはないことで、やっぱり彼女はクライエント的ではなく、「資料」が欲しかっただけなのか、と納得した次第です。その人の行動を見れば、自ずから「心」の中も、何を考えているのかも、見えるのですね。昔、行動心理学が流行ったのもうなずけます。
相談者の「魂」は、とても「善」なのに、きっと周囲からは、誤解されるだろうなあという感じがつくづくいたしました。もう少し、他人の気持ちを感じる訓練(感受性訓練)をすればいいのに…。ご自分は「霊的」とおっしゃるが、人の「心」を見抜けなくて、それに何の価値があるのでしょうか?
そして、最後に、相談者様は、案の定「霊能者を紹介して欲しい」といわれるので、とうとう根負けして、信頼のおける人をご紹介して、波乱を含んだセッションが終了とあいなりました。
帰る時の玄関先で、相談者様は、まだやっぱり「〇〇様のために~」と言われるので、私は、「その拘りも捨ててください。そう意識するのもおかしいのです。人間は、自分のことでしか生きられないのですから」と…。
今回の5時間のセッションの結果が見えるのは、相談者様が望む「帰化」を果たして、晴れて日本人になられたトキに、祖国の血の呪縛から真の解放となるでしょうし、その反対に、祖国を敬い、尊敬する「意識」が芽生えることでしょう。祖国の〇〇を嫌いというその不自然な「意識」も、かえって意識するあまり「こだわり」の裏返しで、本当は「好き」なのですね。その「嫌い」は、「〇〇様」というこだわりの意識と同じです。そういうこだわりからの「意識」の解放が必要なのです。
それはとりもなおさず、宿命からの解放となり、本当に相談者様の「魂」を生きる「旅」が訪れるのでしょう。それは、〇〇人としても日本人としても、どちらの意識も満足する「旅」を生きるコトになるでしょう。そして、そのトキこそ、もう相談者様は、「地球人」としての崇高な「意識」で生きられるのです。相談者様の「意識」が、そう望みさえすれば…。
ちなみに、相談者様は、今まで、他のカウンセラーに相談されたり、霊能者に会いに行ったりされたそうですが、私が想像するには、すべて相談者様には満足できない人だったのでしょうね。批判するための相談者だったのでしょうか?
いえいえ、本当は、相談者様には、カウンセリングを受けるよりも、ただただ情報が欲しくて探し廻っている人なので、もしも、私も30年の経験がなかったら、きっと、彼女の満足は得られなかったでしょう。こういうエネルギーの強い相談者様に巡り会えたのも、私のエネルギーも高まっているということでしょうか? 決して偶然ではないのでしょうね。
どうか、〇〇様とお幸せに…。
100人の相談者様がくれば、100の異なる個性のセッションになる所以です。同じセッションなんて一つもないのですね。相談者様にそっくりな激しくて貴重なセッションありがとうございました。
本当に、感謝致します。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。