ことわざカウンセリング(3)「温故知新」
この(3)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(3)
◆「温故知新」
「ふるきをたずねてあたらしきをしる」。
「ふるき」とは「歴史」のこと。
「あたらしき」を「現実」とすれば、この今の現実を変えるには、もう一度、歴史を見直すことが大事なのでは?
歴史と伝統を捨てた国は必ず滅びると、春日大社の葉室宮司さんもおっしゃっておられました。
歴史を捨てるとは、真実の歴史を知ろうとしない民族のことも入るのでしょうか…。ならば、日本人も…。
●温故知新
『「故き(ふるき)を温ねて(たずねて)新しきを知る」先人の学説(古典)や前に学んだことを心の中でよく考え温めて、そこから新しい現代的意義を発見することでできる人であれば、その人は人の師として仰ぐに足る者であるという。今日では”故き”を「歴史」と考え、”新しき”を「現実」と解釈するのがよろしい。<中略>歴史に通じていても現実を知らない者は陸上での溺死者である。<中略>現実を知っていても歴史の分からない者は○○同然だ。古いことを知って新しいことにも通じている者こそ師となって、他人に教える資格がある。<以下略>『ことわざ格言集』(光文書院)より』
日本人の1%の人が、一日、1時間でもそれ(歴史を紐解くことや、真実の歴史を探ること)をやり続ければ、この日本、いえ、世界が変わる気がします…。
1%運動ともいえましょう。
一人ひとりが、密かにやることが、「陰徳を積む」という行為にも等しいのですね。
そうすれば、心ある人たちは確実に百万人以上増えることになります。
そうすれば、日本の国も少しは変わるでしょう。
「天は自ら助くるものを助く」人の道ができ上がります。
道ができれば、「けもの道」を歩いている人でも、「人の道」を歩く人も出てきます。必ずや!
その「人の道」を歩きたいと思いませんか?
でも、それには、一人ひとりが、担い手になりましょう。
毎日、何の目的もなく、生きているのであれば、1日1時間、やりましょうよ。
日本人なら、日本的なことを勉強しましょうよ。
やさしいことからでいいんです。
趣味や遊びからでも…。
昔の人(先達)の言い伝えた「天は自ら助くるものを助く」は本当ですと…。
信じましょう。
現在の日本人は、余りにも「温故知新」をないがしろにしています。
新しモノ好きの日本人も良いでしょうが、それプラス古いモノを慈しむ心を育てねば…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。