心のお薬になる歌(15)「裸の心/マリーゴール」あいみょん/歌
この(15)「心のお薬になる歌」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる歌(15)
◆「裸の心/マリーゴール」あいみょん/歌
あいみょんの『裸の心』に日本人の心を感じる!
最近、あいみょんの『裸の心』にはまっています。こういう素晴らしい日本語の詩を大切にして、それが曲にマッチした歌に、かれこれ日本人は忘れてしまっていたのではないでしょうか?
私は、日本人の心に永く生き続ける歌というのは、聞いた人間がその歌を自然に口ずさめることが、流行歌として末永く残っていけるものだと信じています。それが、日本人の琴線に触れるからこそ、未来の日本人の心(潜在意識)にも、深く潜んでいくのではないでしょうか?
そういう意味では、今のラップのような歌や、長い長い理屈っぽい歌詞の歌や、日本語よりも英語の多い歌や、リズムやダンスを重要視した歌などは、一時期的な、一過性のもので、流行歌としては決して、残っていかないではないでしょうか?
その歌詞に、日本人としての永遠のテーマというか、人間として永遠に悩めるテーマというか、そういうモノがあれば、それは、これからも未来の日本人の心に琴線に触れて、永く歌われ続け、流行化として君臨していくのでしょうね。
それには、若者だけでなく、年配者にとっても、共感を覚える歌詞の歌でないと、なかなか、残っていくのは難しいでしょう。それには、やはり私のような年配者にも、自然と口ずさみ、歌い継がれていくことが、重要なのでしょうね。それが瑛人さんの「香水」であり、あいみょんの「裸の心」などではないでしょうか。
それは、決して今、一世を風靡している「鬼滅の刃」の主題歌である『紅蓮華』や『炎』などではないのですね。もしも、あれらの歌が、「鬼滅の刃」の主題歌でなければ、決してヒットしなかったでしょう。
聴いていて、心底、心が安らかに、穏やかに、癒される歌が、私たち日本人が待ち望む歌なのではないでしょうか。
要するになぜ、歌を必要とするのかというと、歌はある意味、カウンセリング的役割を果たすものが、真に望まれるものであって、そういう歌は、あえて大々的に宣伝などせずとも、自然と広まっていき、末永く残っていくものなのでしょうね。
そういう意味で、若者の創る側から、『香水』や『裸の心』などが生まれた意味はとっても大きいと思います。決して、手練手管にまみれ商業ベースに乗せらた歌などではないのですね。自然に心の吐露からの賜物だからでしょうか。
あるいは「心に染みる」というのが、キーワードでしょうか? そういう意味で、なかなか探すのは難しいですが、今までの「心を乱す」歌がほとんどだったところに、満を持して、現れた『香水』や『裸の心』は、私たち年配者も待ち望んでいた「歌」だったのでしょうね。こういうのが「流行歌」といえる…。
●裸の心/あいみょん
●マリーゴールド/あいみょん
これからもさりげない日常を歌にして、その中に古き良き日本人、いえ、縄文人の心を歌にして頂きたいと、切に願っております。日本人の心の原典というか、根源というか、源泉というか、そういう源から湧き出る「意識」や「思い」を形にして、日本人の「歌」として蘇らせていただきたいと思います。
それが、とりもなおさず、日本人の「誇り」を取り戻し、西洋人からの劣等感を跳ね返す原動力になると固く信じております。
そして、第二の、瑛人さん、あいみょんさんがどんどん出てきて活躍されますように…。
ありがとうござました。