直観ひとりごと(214)「カタカムナ」を精神科医 加藤清が語る…。
この(214)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(214)
◆「カタカムナ」を精神科医 加藤清が語る…。
昨年、持っている「カタカムナ」関係の書籍を全部処分しようと思ったのですが、何やかやと、忙しさにかまけて、年を越して、そのままになってしまいました…。
そんな年末から年始にかけて、もう一度、原点ともいえる、心理学をやり直そうと、加藤清や河合隼雄の本を、改めて読み直しておりました。
そしたら、全く予期せぬ「コト」が起こりました…。
それは、加藤清の本に、ナント、「カタカムナ」のことが書いてあったのです!
これには、もうビックリ!
なぜ、精神科医の大御所とも言われる加藤清が、カタカムナのことを知って、それを堂々と、著書で話されるのでしょうか?
今でこそ、「カタカムナ」はメジャーになっておりますが、その本は20年程前に出された本なので、その当時は、アカデミズムでは、タブ―だったのですね。それなのに…。
やはり、大物というか、本物は違いますね~。やみくもに否定も肯定もしないし、きっと、長い時間をかけて、ご自分の心の中で熟成されたからこそ、しゃべっておられるような感じがいたしました。キチンとご自分の思考で精査したうえで。楢崎皐月が物理学者だからとやみくもに信用も鵜呑みもせずに…。この姿勢が、やはり、「考える葦」なんでしょうね~。
私は、加藤清の主張するカタカムナ論に納得する以上に、その真摯な研究者としての態度に感動すら覚えました…。ともすれば、中身を精査することなく、盲目的に肯定したり、反対にやみくもに批判する研究者や学者やその他諸々の人々が多い中、こういう頭の柔らかい冷静に冷徹に見ぬける研究者は、ホント希少価値が高く、尊敬します! 日本にはこういう研究者は絶対的なメジャーにはなれないという、証しでしょうか…。
こういう崇高な研究者が、西洋医学の精神科医の中におられたなんて…。
ちょっと、目から鱗でして、アカデミックな精神科医をあまり良く思っていない、私としては、反省しきりです。
本当に、加藤清様、ごめんなさい。
そして、私が感じていたことが、書かれていたので、やはり、自分の「考え」は間違っていなかったと、胸を撫でおろした次第です。
本当に、加藤清様、ありがとうございます。
加藤清は、本の中では、あまり詳しく語っておられませんが、その少ない文章の中でも、彼は、「カタカムナ」は「神話」として捉えていると…。
まさに、私も、そうでして、「カタカムナ」は、「神話」の中の、それも「神名」を重要視しておりますので、それが特に、楢崎皐月が「古事記」の「神名」から解読したということから離れたらダメだと感じています。
そういう意味において、お正月早々、「カタカムナ」に、全く関係のない人が触れておられるのに、これはやはり、何か大きな意味があるのかなあと感無量です。
もっと詳しいことは、心のお薬になる本(60)『この世とあの世の風通し―精神科医加藤清は語る』加藤清著/上野圭一(聞き手)→をお読み下さい。