直観ひとりごと(202)輪島さんの「死」は貴乃花さんへの援護射撃? いえ、天国射撃?
この(202)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(202)
◆輪島さんの「死」は貴乃花さんへの援護射撃? いえ、天国射撃?
もう、貴乃花氏の話題は書かないでおこうと思っていたのですが、元横綱輪島が、亡くなられて、ちょっと、これは無視できないと感じました…。
なぜならば、貴乃花さんの退職や貴の岩関の訴訟が、未だ収まっていない、この時期に、輪島さんが急死されたことにより、その輪島さんと貴ノ花(貴乃花の父親)との名勝負の一番が、テレビで流されました。
お二人の素晴らしい水入りの大相撲を、国民が観る機会ができた、というこの「偶然」に、何だか、決して偶然とは思えない、何か神の「おハタラキ」があるように感じたからなのですね。
貴ノ花vs輪島 (昭和47年九月場所)→(焼餃子今川 2013/01/22 に公開)
まるで、今の貴乃花さんの窮地を見るに見かねて、輪島さんの「魂」が、全国民に、もう一度、「日本の相撲とは何ぞや?」「真の一番勝負とは何ぞや?」「日本の横綱とは何ぞや?」「横綱相撲とは何ぞや?」などを知ら示すために、最後の最後の最後の、覚悟の「死」なのではないでしょうか?
この世には、決して偶然はなく、全ては必然のなせる「ワザ」。この素晴らしい渾身の相撲を観ると、今のモンゴル人の横綱たちは過去の日本人の横綱たちの「横綱相撲」とは、似て非なるものなんですね~。
かつて、だれかが言ってましたが、「横綱とは、全力士から、受けて立つのみ、決して自分から卑怯なワザを仕掛けたり、相手を怪我させたり、潰したりしない。ただ胸を貸すのみ、それを「横綱」という。」
大横綱とは、「ただ、受けて立つのみ」ナンて…。だから、昔はあまり「負傷者」も少なかったのでしょうね。
それだからこそ、日本人は、白鵬が「張り手」や「かちあげ」をすることには、納得できないし、決して、白鵬は「横綱相撲」を取っていない、と感じるのでしょう。まして、白鵬の「サポーター」には、大きな疑問が…。なぜ、サポーターを巻くほどの悪い腕で、「かちあげ」などできるのか?
相撲協会が、白鵬のサポーターを禁止しない「事実」が、何をかいわんや! 「かちあげ」を禁止するだけでなく、サポーターそのものを禁止すべき! しかし、これからも、決して、禁止できないでしょうね~。できていたら、こんな「道」を外した、「勝つためには何をしても良し」の醜い、格闘技のような「相撲界」にはなっていない!
いえいえ、モンゴル人にとっては、日本の相撲も、自国モンゴルの相撲も、一緒なのでは? 勝つために闘う、そのためには何をしても良い、という強い闘争意識がお国柄…。その違いを教えなかった相撲協会側に、大きな責任があるのでは?
連日、テレビで流される貴乃花親方の「様子」を、病床で観ていて、闘病生活の輪島さんはどんな「思い」だったのか?輪島さんの魂の「怒り」「憤り」が、この一番重要なトキに、貴乃花さんの援護射撃となるべく、偉大なる「死」となった…。そんな、バカな? そんな、あり得ない? と100%、否定できますか? このおかしな日本の「風潮」に対して、「何か、変?」とは、お感じになりませんか? 偶然はこの世にはない、ということを…。
今回の一連のモノゴトの「本質」は、結果的には、「加害者」が相撲ファンに祝福されて、堂々と「断髪式」までして、さらに大金を手にして、日本の相撲界を去った…。それを、公益法人の日本相撲協会が仕組んだのです…。
片や、「被害者」側の人が、石もて追われる如く、去らねばならなかった、さらに真の被害者貴の岩関が、祖国モンゴルで大バッシングを受けてその家族は大変なイジメにあっているなんて…。何か、変?
要するに、事件の「加害者」が何の罪の意識もなく「土俵」に上るという意味は、女性を上げない相撲界の「しきたり」としては、女性は、「加害者」以下の身分ということになりますよね。この理不尽さに、女性の人権問題で騒いている方々は、どうして、物申さないのでしょうか? なぜ、見過ごす?
とにかく、「被害者」よりも、「加害者」が優遇される、この日本国の理不尽さ、不思議さに、これは、どう考えても、何かが、どこかが、誰かが 間違っている…。それを、責任ある人が、誰ひとり、モノ申さない…。
相撲協会の人々も、「強い者」よりも、「長い物」がお好きなようで、全員、「長い物に巻かれろ」で、我感ぜず…。権力に寄り添う人間のほうが、価値がある…。
その理不尽さを、病床の輪島さんも、イタク感じていたのでは? 私は、輪島さんの熱い「魂」がそうさせたと、信じて疑いません。もしも、輪島さんが相撲界に長く関わっていたら、貴乃花さんの人生も、また違ったものになっていたかもしれません。
それほど、貴乃花さんに影響を与えた力士なので、死んでも、あの世から貴乃花さんの守護霊となって、これからの貴乃花さんが「道」に迷わないように、きっちり、見守っていてくれると、思っています。
そう、思えるほどの、今回の、輪島さんの不思議な、「死」の時期だと、感じます。やはり、大横綱ともあろう方は、「死ぬ」時期まで、納得させられるというか、注目されるんでしょうね。
今世の輪島さんは死んでも、「魂」は永遠ですので、貴乃花さんは、迷ったトキは、輪島さんの「魂」と、お話されるといいのでは? きっと、お父さんの貴ノ花さんの「魂」も、応援してくれるでしょう。だから、決して、一人ぼっちではないのです。
貴乃花さんに、私利私欲がなく、真の相撲道を糺すのであれば、きっと「神」も応援してくれるはず…。
すべて、神はお見通し。いえ、すべて貴乃花さんの「魂」はお見通しで、平尾昌晃の歌ではありませんが、すべて「星はなんでも知っている?」
その「星」は、堂々たる「星」かどうか? やましい「星」ではないか? 「星」ではなく「星屑」ではないか? 最近の風潮は、どの業界にも「スター(星)」ではなく、「スターダスト(星屑)」ばかり…。どの世界にも、「スター」を射落とす「スターダスト」が多すぎる…。
これから、すべての力士に問われるのです。特に、モンゴル互助会の力士たちには…。日本の「神」は、決して、許さないのですから…。いえ、輪島さんの「魂」や、お父さんの貴ノ花さんの「魂」が許さないのですから…。
輪島さん、安らかに、心よりご冥福をお祈りいたします。
どうか、天国で、貴乃花さんをお守りください。