直観ひとりごと(19)インド式教育の落とし穴?
この(19)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(19)
◆インド式教育の落とし穴?
今、インド式教育が注目されているそうです。なぜ、インド式なのか? 私はインドは、日本をお手本にしていると思っています。
なぜ、インドが日本を手本にしているかというと、かつて、敗戦後の「東京裁判」で、唯一、日本を無罪と言ったのもインド人だけでした…。それが大いに関係あるのでは…。
なぜなら、インドの指導者たちは、今まで、東洋圏で、繁栄した国は日本だけだから、と痛感している…。まして、日本は敗戦国で、過酷な運命を強いられた国でありながら、復興に成功した国だから…。日本は、東洋的でありながら、いち早く西洋文化を取り入れた国だから…。国の繁栄は、東洋と西洋のドッキングで成り立つというのを、インドの指導者たちは日本をお手本に学んだのでは?
日本の役目は、それを他の国々に知らしめるためだったのでは?と色々、思っています。
私は…。もし、そうであるならば、日本という国の繁栄はもはやない。なぜなら、日本は、日本式の教育や文化やしきたりをとっくの昔に捨てたのだから…。日本を模範にしているインドから「インド式教育」を学ぶコトに、何か変?
インドでは、算数を特に重要視している。日本の九九ではなく、二桁の12まで暗記されるらしい。理由は1ダースが単位だから。納得!!!
やっぱりゼロを発見した国は違うのかな。しかし、もっと驚くことは、小さいうちから、ヨガを教える。瞑想と呼吸法に重点を置きながら…。これが一番、重要なことではないかと、私は確信しています。
しかし、昔のインドでは、本来ヨガは、誰かれには教えないものだったのです。教える由緒ある家に生まれないと教えられない。そういう高尚なものだったのです。
大道芸人みたいに見せたり、また、外国人に教えてたりする人は、本当のヨガの行者ではなかったそうです。ても、今やポピュラーになったもの、一般的になったものが本物のように、もてはやされる。かくして、ヨガの真髄は伝わらなくなった…。
私も、小さい頃からヨガに憧れたし、実際に習ったので、その不完全さはよくわかる。それでも、学校教育に取り入れないよりも取り入れるほうがいい。特に、瞑想と呼吸法は…。ダンスなんかよりずっと、良い!
昔の日本人は、精神統一に、正座で坐禅をしていました。胡坐や結跏趺坐では、ダメ、だそうです。呼吸法も自ずから、習得できていたのですね。無意識に…。
だから、「道」というものを、学問との両輪でやっていたのです。しかし、今は…。
日本人は、所詮、日本人。東洋人でもなく、西洋人でもない。しかし、日本の文化が世界で認められてきている。
いずれ、地球文化とは、日本文化をもとにするコトでしょう。そのときには、もう日本はいらないのです。全部とってしまえば、用無し。私は、幼稚園児から、日本の「道」と名のつくものを徹底的に教えるべきだと思っています。
また、インド式は日本式に、絶対的に劣る点があるのです。それは、「思いやり」を養うことはできないのですね。インド式では…。日本の文化の特長は一言でいえば、思いやり精神。人のことを考える精神性。
これだけなんですね。それでいいんですね。人間はそのために生まれてきたんですね。目上の人を敬う心、目下の人を慈しむ心。目中の人、という概念はないのです。この日本には…。
目中の人とは、友人、知人…。要するに対等の人…。自分と同じような人=自分のこと、かな?概念がないということは、考えてはいけないということ。自分の心がないということは、無心…。無心で生きる、ということかな。
人を思いやる。人に尽くす。人に仕える。人を助ける。そうすれば、それがみんな、自分に還ってくる。その精神を持っている国民は日本人しかいません! でした…。昔は…。今は???
昔の教育のいいところを残しましょうよ。それが、日本人の使命です。インド式では、平和は訪れません。ガンジーが非武装を訴えて凶弾に倒れたのも、非武装が一般的ではなかったから、唱える必要があったのですね。インド式がエスカレートしていけば、やっぱり、世界の国々は一番を目指して、争うしかないのでは。それを感じるのです。
インド式教育の異質な点は、最後に国歌をみんなで歌うこと。その中の日本人にもインド人のように一緒に歌わせるのです。強制的に…。そして、小さい時から愛国心を養うのですね。難しい理論や言語ではなく、歌で洗脳する?
それに引き換え、日本の学校では、一部の教師が国歌や国旗を拒否して、国を疎んじることを教える? 自虐史観を教える? やっぱり、日本人が日本の国を大事にしなくなったのは当たり前ですね~。いくら、日本を嫌っても、日本人であることには逃れようがないのに…。
日本人なら、人を敬い、慈しむ前に、国を敬い、慈しむ心を養わねば…。日本の生きる道は、まずそれからでしょうか? インド式教育が100%ではないですが、少しは見習うべきかも…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。