直観ひとりごと(169)相撲界は日本のひな形、被害者よりも加害者を讃えるこの国の仕組み…。
この(169)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(169)
◆相撲界は日本のひな形、被害者よりも加害者を讃えるこの国の仕組み…。
人間社会に於いて、モノゴトの「善悪」を決めるのは、その社会の「力学」が絡んでいるように感じます。
例えば、権力者にとって都合が悪ければ、その騒動は、「〇〇の乱(ラン)」になり、その騒動が実権者と関係があれば、後々には「〇〇の役(エキ)」になるという不思議な現象で、その良い例が、来年の大河ドラマの西郷隆盛の「西南の役」でしょう。なにはともあれ、西郷は、明治政府側の人間だから、「悪者」にするには都合が悪かったのでは?
今回の「相撲界」の騒動を眺めてみると、その相撲界を牛耳るのは、相撲協会でもなんでもなく、現役をはっている「白鵬」を筆頭とする「モンゴル会」に、諸悪の根源があるのでは? この根源がある限り、相撲界にはもう、日本人の横綱や強い力士が出ないのでは? 看板横綱の白鵬が休むと一番困るのは、相撲協会なのだから…。だから、横綱の一番の罰則は、「休場」などではなくて、やはり「引退」あるのみ。それが日馬富士に「引退」を強いるのは、ちょっとお門違いも甚だしい。
闇の真相が解れば、日馬富士を引退に追いやったことに、後悔するでしょうね。きっと…。そのときは、日馬富士の引退を取り消すのでしょうか? 私は取り消してもいいのでは? と感じている者の一人ですが…。そして本当の首謀者を引退させればいいのです…。それができなければ、きっと、貴乃花が理事を辞めさせられる「筋書き」でしょうね。きっと…。ホント、権力を握った多数決って、恐い、怖い、怖い。
不可解な話なのが、モンゴル力士の日馬富士の口から引退の席で、「礼儀」や「礼節」を教えたというその本人が、「品格」のない暴力を振るうなんていうのは、全く異様で、ナンセンスな言い訳だ。これを納得する相撲ファンがいると信じたから、協会側はそういう絵を描いたのか? 全く相撲ファンもなめられたもんだ、それほど、相撲ファンは軽く見られているという証し…。
相撲協会としては、すでに、横綱から「品格」や「品位」を求めるなんて、さらさらないのでは? それを求める相撲界であれば、もともと「モンゴル人」に「横綱」など、与えなかったでしょうね。これは、今の日本人にもいえて、もう横綱に、いえ、相撲に「品格」や「品位」なんて問題にしていたら、誰もなり手はいないのでは? それをモンゴル力士の日馬富士が「礼儀」や「礼節」を問題にして、他の部屋の力士に暴行を加えるなんて…。だから、隠蔽工作だと勘繰られても仕方がない?
しかし、今回は、日馬富士が真の「加害者」ではなく、真の「黒幕」は、白鵬なのです。
相撲協会が白鵬を「引退」させないとコトは済まないのでは? でないと膿はさらに化膿して、もう日本人が望む相撲ではなくなる…。現にもう、日本人が育つ相撲界ではとっくに無くなっているのですが、それに気が付かないのは、鈍感な相撲ファンだけ! 角界で飯を食う人間はすでに承知! だから、白鵬を辞めさせられないし、被害者の貴の岩もその親方である貴乃花も守ろうとしない。過去の千代の富士や大鵬や他の日本の横綱は決して、満足いく人生ではなかったのでは? それに比べて、モンゴル人の横綱たちの人生は、それだけで食っていける…。
私は、モンゴルの朝青龍や白鵬が横綱になって以来、相撲ファンを止めました。なぜかと言うと、「横綱」ともあろう人間が、立ち合いの場で、自分よりも格下の顔を叩く(張り手)の「品位」の無さに、日本人として、「ナンデ、こんな品格のない人間が横綱なのか? それをなぜ親方衆がモノ申さないのか?」ととっても、不思議な嫌な気分になったことを、今もありありと思い出します。そのトキ、もう日本人の横綱は出ないのでは? と、それが案の定…。
横綱が、格下の力士の頬を叩くのは、もう、それで、勝敗は決まり。なぜなら、格下が横綱の頬を叩くなんて、絶対許されない、ありえないのだから…。横綱の頬を叩く力士、いえ、叩ける力士、いる? 横綱を叩いた力士を許せますか? いえ、あっぱれと讃えますか? そんな常識のない、いえ、そんな勇気ある力士、やればやったで文句を言う輩がいっぱいいる。だから、こんな問題ある協会が変わるのは皆無…。勇気とか、根性なんかではなく、叩けないその「何か」が、日本人としての日本人たる「力士」なんですよ!
下が上を叩くのはダメで、上が下を叩くのを許す今のモンゴル相撲に牛耳られた「相撲協会」という組織が全くダメ。今の日本人に強い力士が出ないのはココにあるのですよ。モンゴル人ならば、強ければ、きっと上でも下でも叩く、叩きまくる。勝つ為にはなんでもしてのし上がる。何となれば、強くならなければ、彼らに未来は ないのだから…。
しかし、日本人の横綱なら、絶対下を叩かない、下も絶対叩けない。だから、モンゴル人の横綱が頬を叩く時点で、もう、モンゴル人横綱の楽勝。だから、モンゴル人の横綱が蔓延る。誰もこれを止めさせられない相撲界はもう、日本人の横綱は、当分出ない、いえ、協会の人間は、横綱さえいれば、それが日本人でなくてもイタクも痒くもない。自分たちが安泰であれば、日本人としての誇りやプライドなと知ったこっちゃあない。これが相撲界で飯を食っている姑息な日本人なのかと、感じたものです。
そうはいいながらも、自分たち日本人の居場所を脅かされてはたまらないので、理事にはモンゴル人と言えども、決して、日本国籍でないと許さない。この姑息な考えが、今の、協会の闇でもある…。要するに、モンゴル人の横柄さを許すのも、自分たちが喰う、ためでしょう。自分たちの身分が侵され出すと、今度は、こぞってモンゴル人を抑えるでしょうね。きっと…。
だから、モンゴル人もどんなに頑張っても、自分たちが理事や親方にはなれないから、その鬱積を同郷の者たちで、ナアナアになって傷をなめ合うのでしょう。そして「八百長」は蔓延っても、協会としては、それには強く言えないのです。組織の理不尽なしきたりがあるのだから…。そんな環境のなか、「八百長」に対して日頃から苦々しく感じているのが貴乃花だけだったという「構図」があったのでしょうね。
その膿が、今、奇しくも、露呈しているだけなんですね。その膿の筆頭が、白鵬なのです。責任ある一番の白鵬が参加していて、なぜ、一切合切を、日馬富士だけに押し付けて、自分は何も関係なさそうに、他人事のように、第三者的に、傍観者としての態度を取り続けるのか?
もしも、貴乃花親方がいなかったら、白鵬はもっと悪者となっていたでしょう。それを止める人は、貴乃花以外、誰もいなかった? ある意味、私は、白鵬は朝青龍よりも、底意地が悪い、性根が悪いと感じますが…。波動が悪すぎる…。わかりませんか? 皆さん…。そうさせたのは、相撲を愛する、日本人の私たちです。
加害者側のトップ(白鵬)にお咎め無しの采配を下す、相撲協会という組織も、いかがなものか? 白鵬を護るために、日馬富士に引退を迫った、結果的に、一番人気のあったライバルがいなくなった、白鵬にとってはバンバンザイ、これでいいんですか? 日本の良識ある皆さん? 相撲協会がそんな弱腰だから、それ以外の関係ある組織団体なんかも、何をかいわんや! いくら権威ぶったって、横綱ひとりを抑えられない、組織なんて、ちゃんちゃらおかしいのでは? 幸い、今回の騒動で一番悪いのは「白鵬」だとハッキリと勇気をもって、テレビでしゃべっておられるのは、木村太郎氏で、私はちょっと、見直しました。まだ、耄碌しておられないと…。
木村太郎氏かあるいは、どこかの誰かが、テレビで、「横綱の大鵬が、昔、明らかに勝ちの試合を行司の間違いで、負けになったことに関して、間違われるような曖昧な相撲を取った自分が、横綱としてマズかった」と言われたそうですが、ホント、これぞ、「品格」ある横綱の尊いお言葉でしょうね。日本人として、グッと胸に迫ってまいります。それに比べ、白鵬の態度は…。
もはや、貴乃花を擁護するのは、やっぱり、小泉元首相のあの一言、「よく頑張った!」では? もしも、その言葉が嘘でなければ、どうか、小泉元総理、日本人として、応援の手を貴乃花親方に、1票を!
今回の騒動の根深さは、もしも貴の岩がガチンコ相撲をして、白鵬に勝たなければ、結局、日本人の稀勢の里横綱誕生にはならなかったのです。要するに、モンゴル会に於いては、貴の岩は祖国の「裏切り者」なのです。だから、自分たちの地位が脅かされるのは我慢がならなかったのでしょう。そういう裏の構図が見えない、日本人って、いえ、相撲ファンって、ホント、「考える葦」を無くした、なんてノー天気なんでしょうね。相撲ファンであれば、なおさら、一生懸命ガチンコで頑張っている人に目を向けなければ…。
考えますに、モンゴルでは、横綱や大関になった人間は、祖国へ帰ったら、政治家や大企業家や大統領も夢ではないのです。しかし、日本人で、横綱まで登りつめても、末は総理大臣になった人はいますか? 大企業の経営者になった人はいますか? 大きな組織のトップになった人はいますか? 他のスポーツ選手は、有能でなくても、いますよね。怖れ多くも、相撲って、日本の国技ですよ! それに関わった力士が、力士を辞めてから、日本を代表する世界で有名になったり、成功者になれないって、これって、なんか、おかしいと感じませんか?
しかし、モンゴルでは、ステータスの生き方として、脚光を浴びる…。それを誰も、おかしいと感じないところに、日本人の鈍感さが垣間見える…。
実際に、携わっている日本人が、理事や親方になれない人がほとんどで、他の人はちっとも潤わず、他国の人の人生が優遇されるこの不可解な相撲界って、もうそろそろ、限界なのでは?
そういう不自然な組織が、これからもドンドン暴かれていきますが、それはこの変革の時代、「ヨシ」なのでしょうね。いくら、貴乃花のような反乱者を排除しても、第二、第三の「貴乃花」は出てきますし、それを、私たちが、応援するのも、後ろ指を指して排除側に加担するのも、私たち、「考える葦」のない国民なのでしょうね。
日馬富士だけに責任を押し付けて、引退させて、バンバンザイで「ヨシヨシ」とする相撲ファンは、やはり、そういう闇を延命させる勢力に加担することになるのではないでしょうか?
公平を愛する日本人が、声を大にして、言えばいいのです。「白鵬も辞めろ!」って!
加害者側の責任者、トップなのだから…。
それを言わない日本人って、いずれ、他国の人間の奴隷と化す。もうすでに心は牛耳られている…。
気がつけば、昔も今も、これからもずっとずっと、トップは、真の日本人ではないのがこの「日本国」なのでしょうね。
日本人の子孫が心配です。
相撲界だけでなく、いずれ、全日本の至るところの業界も、日本人は、底辺に追いやられるのでしょう。
だから、相撲界は日本のひな形なのです。肝に銘じなくては…。
被害者の尊厳を、これほど、大切にしない国民は、一体、どういう民族なのでしょうね。
常に、加害者の人格などを云々されて、被害者は置いてきぼり。
貴の岩の心は、誰も、理解できないのでは? 親方の貴乃花も、本当に貴の岩が喜ぶ解決法だと信じているのでしょうか?
誰も彼も、被害者の貴の岩の望む解決法は、一体、何?
日本人でも、貴の岩が可哀想であると感じる人はいるし、モンゴル人でも、貴の岩が悪いという人もいて、そこには、日本人も、モンゴル人もなく、さらに、横綱も親方もなく、相撲協会や委員会もなく、民族や人種や相撲界なども一切無く、必要なのは、人間としての解決法とは、何か?
自分が関わったコトで、同じモンゴル人の日馬富士が引退に追い込まれたという意味では、貴の岩の心はいかばかりか?
ひとりの人間の気持ちなんて、問題にはならないのでしょうか。
私は、被害者でもあり、さらに日馬富士を引退に追い込んだという貴の岩の心が、とっても心配です。
白鵬よりも、日馬富士よりも、貴乃花よりも…。
それを、皆さん、注目していきましょうよ。
相撲協会が、被害者である貴の岩にどう対処するのか?
そして、今回の騒動を「貴乃花の乱」などにせず、さらに「日馬富士の役」にもぜずに、「白鵬の乱」にしないといけないとイタク感じます。
それで、例え、看板横綱がいなくなっても、モンゴルから非難を浴びで力士が来なくなっても、いいじゃあありませんか?
それで潰れる相撲界ならば、もう、潰れても…。
日本人が誇れる横綱が見たいのです。それが、たとえ、日本人でなくても、かまわないのです。
本当に、品格のある横綱を国民のひとりひとりが真摯な心で育てるのが、相撲という特殊な「品格」を要求する国民の使命では?
それが出来ないのは、横綱の問題ではなく、結局、応援する日本人の「品格」の無さ、の問題なのでしょう。
それが、相撲界だけでなく、ありとあらゆる世界に及んでいます。日本人の「品格の無さ」を問われる事態に…。
私たちが、日本人を存続させられるか、いなかを問われているのでしょうね。
本当は、日本人って、単一民族などではない? だから…。
私の別なサイト「姓名本質リーディング」の、「有名人の姓名解読リーディング(17)「貴乃花親方の神名は宇宙の中心神アメニミナカヌシだった…。」はこちら→