直観ひとりごと(168)貴乃花親方を「姓名解読リーディング」する前に疑問が…。
この(168)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(168)
◆貴乃花親方を「姓名解読リーディング」する前に疑問が…。
横綱日馬富士とモンゴル出身力士の貴ノ岩の間で起こった「暴行事件」は、当事者の二人に焦点が当たるよりも、番外の貴ノ岩の親方である貴乃花親方や、横綱白鵬や、大相撲角界の確執などに注目が集まってしまい、最早、魑魅魍魎とした様子を呈してまいりました。
しかしながら、モノコトを冷静に考えてみるならば、グループという組織の中で起こす人間の「騒動」には、そこにいた、その長を無視しては、もめ事は起こらないという明確な「掟」があるように感じます。タテ社会の相撲界においては、それは厳然たる事実であり、あの席に居た一番の「長」は横綱白鵬なので、彼の意向を無視してはありえない「騒動」だったのではないでしょうか? 日馬富士の行動は、白鵬に対しての「親分・子分」の意志を代弁して、だったのでは?
もしも、今回の騒動の被害者である貴ノ岩の親方が、貴乃花親方でなかったら、こんなにややこしくはならず、ここまでこじれるのには、そこにはやはり、貴乃花親方の何らかの意志が働いているように感じます…。貴乃花親方は、なぜ、相撲協会や理事長会や委員会には届けずに、いきなり、警察という部外組織に、判断をゆだねたのでしょうか?
さらに、貴乃花親方の弟子ならば、常日頃、親方の意見や意志は絶対服従なので、もしも貴乃花親方が相撲協会に不遜な意識を持っていたのならば、弟子である貴ノ岩に影響を及ぼさないコトはなく、ある意味、貴ノ岩自身の行動にも、もともと「騒動」に至る源泉はあったのではないでしょうか? 要するに、なるべくしてなった「騒動」なのでは?
さらに、モンゴルの力士仲間の間にも、何となく、複雑な様子が垣間見え、それも日本人には計り知れない、何か力士間の権力闘争や派閥争いなども含まれているようで、それらが利害関係の絡まった白黒の「星」を巡る複雑な糸のようでもあり、今回の「騒動の本質」は、一言に「善悪」でかたずけられるような、まして、警察が介入するような、そんな簡単な「騒動」ではないように感じてなりません。
モンゴル力士勢でもっている現在の相撲業界において、彼らにとっては理不尽ともいえる国籍問題のために、日本人国籍でなければ、決して「理事」にはなれないし、親方になるにも非常に厳しい現実では、酒にでもうっぷんを晴らさないとやってられない? そういう点も、今のモンゴル勢にとっては、仲間うちで集まってワイワイガヤガヤが、ある意味、英気を養う拠り所でもあり、一種のガス抜きの役目も担っているのでしょうか? いつの世も、組織でツルムにはツルムだけの理由があるのでしょうね。そういう点において、日本人でありながら、組織に迎合しない、貴乃花親方の存在は、ある意味、驚異にも感じられるのでは?
今回の騒動の、現場にいた横綱や他の力士たちがいくら「否定」や「肯定」」しても、それらが真実を語っているとは思えません。それぞれの立場でいくらでも「忖度」が蔓延る業界なのですから…。昔から、強い立場の人間(長)が、「カラスは白い」といえば、弱い立場の者は、それに口車を合すのは、この古い日本のシガラミなので、古い角界では、まさに、ありうる話ではあります。善悪ある二元論の絡む人間社会の「組織」とはそういう「濁るもの」なのです。まして、資本主義で物質社会のこの利益を損得勘定を無視できない社会においては、「組織」という集団や団体ができれば、利権や権力がはびこるものなのでしょう。
ゆえに、組織に背く者、刃向かう者には、容赦しない社会が、現在の世の中の「仕組み」であり、今も、昔も、組織からはみ出した者の行く末には、良し悪しや善悪は別にして、悲劇がつきまとうのでしょう。だから、角界やマスコミが貴乃花親方一人を悪者にして、シャンシャンと手を打つのは、簡単でしょうが、それでは、深い闇の組織の問題は、解決しないような気がいたします。
さらに、相撲というモノも、考えてみると、日本古来の「神事」や「祭り」や「武芸」や「武道」とあり、さらに日本古来の武道や格闘技やスポーツとありますが、これって何か変?
もともと相撲は「神道」に絡む「神事」だそうですが、今では日本人力士よりもモンゴル人力士のほうが存在感があり、日本の子供たちよりもモンゴルの子供たちのほうがこの「大相撲」は夢中になっていると聞くと、やっはり、お金の威力がモンゴルでの流行り廃りを左右するのは止むをえず? とはいっても、辛い修行はこの「安楽」に生きたい日本人のニーズには、最早、合わずという、嘆かわしい現象も起きて、そういう根幹的な危機問題もはらんでいる今回の「騒動」でもあるでしょう…。
スポーツか神事か、ナンテ、いつまでも拘っているのは、その組織に益を求める連中だけではないか? さらに格闘技かスポーツという拘りも、相手の力士に忖度する、しないの問題とも絡み、とくに同郷や同国の力士同士の間では、それも一つの確執となっているのでは? 特に、貴乃花親方はそういう忖度をする弟子を育てることを「良し」としない性格なので、きっと、そういう関係でも、浮いた存在だったのでは?
そんなこんなをツラツラ考えていますと、貴乃花親方には、なぜ、これほど、風当たりが強いのが、見えてまいりますが、では、果たして、貴乃花親方が100%、いじめられっ子で「善」なのかは、いかがなものでしょうか? 貴乃花親方に全くの私利私欲はないとは、断言するのは、ちょっと難しいような…。
しかし、角界が、貴乃花の存在を怖がるのは事実でありますが、本当に、貴乃花親方は、日本の、いえ、大相撲業界の「体質」に、崇高な神の意識を持って、挑戦しているのでしょうか? 彼は、一体、大相撲業界の「何」に挑んでいるのでしょうか? それを、今回の騒動で、利用していたのでしょうか?
そんな、単純な、いえ、複雑な、疑問に迫りたくて、今回、貴乃花親方の姓名リーディングをさせていただきました。すると、やっぱり…。
私の別なサイト「姓名本質リーディング」の、「有名人の姓名解読リーディング(10)「貴乃花親方の神名は宇宙の中心神アメニミナカヌシだった…。」はこちら→