直観ひとりごと(147)リオ・オリンピックの戦い終えて雨降って、次は東京オリンピック?
この(147)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(147)
◆リオオリンピックの戦い終えて雨降って、次は東京オリンピック?
第31回リオ・オリンピックが22日、激しい雨の中、「閉会式」を迎えました。
小池百合子氏が、その強運で、「世界区」に名乗りを上げた瞬間が、あの「輪旗の引き継ぎ式」でしたが、いやはや日本を象徴する「鶴」の着物姿も雨でびしょ濡れになるなんて、今後の前途多難が暗示されている様で…。
それに引き換え、安倍マリオの「サプライズ」で、「びっくりポン」な演出が話題となり、すっかり小池都知事はかすんでしまって、安倍総理が小池都知事に「リベンジ」を果たしたような感がありますね。
早くも、その「安倍マリオ」のアイデアは森元総理から提案だった、なんてちょっと眉唾過ぎて、マスコミ操作もほどほどに…。もはや、東京オリンピックで「森元総理」は外せない? 悲しいですね~。
「東京のショー」は、海外の人々には、予想外の演出で世界中の人を驚かせ結果となりましたが、日本人としては、安倍総理も小池都知事も、スポーツに「政治を利用」しているようで、ちょっと複雑です。オリンピックってやっぱり、政治がらみなのでしょうか?
ちなみに、リオ・オリンピックはロンドンの1/4の経費に抑えたそうですよ。やれば、できるんですね~。
東京は、一体、ロンドンの何倍でしょうか? 政治家が絡むと金がぶっ飛ぶ! 「金儲け」の政治家ばかりだから当たり前? 小池百都知事よ、どうか、リオ並の経費に抑えてたもれ。貴女しかできない、のでしょうか?
日本人が誇る文化って、本当に、アニメやゲームのキャラクターたちでしょうか? それは外国人が植え付けた文化のような気がしますが…。「伝統的」な日本文化は、東京オリンピックからは、もう必要ない? ダンサーの男女差のない服装にも、なにか「違和感」を覚えますが…。
まるで、ロボットとキャラクターだけが生き生きしていて、これから、生身の人間は生き残れない?
人間がロボットに、使われる奴隷の町、東京! それを誰も阻止できない…。
閉会の時、日本列島を3つの台風が猛威を奮い襲ってきたが、これも何か「偶然」とは思えないような…。
日本では、原発や地震や台風の厳しい災害に苦しむ人がままだまだいますが、そういう人達は、今回のオリンピックを、一体、どのような思いで眺めていたのでしょうか? 国民の今の浮かれた意識のままで、これから「災害国日本」が、生き残っていけるでしょうか?
若者でこの国を守る仕事に就いている人はどれだけいるのでしょうか? 報われない、ダサい仕事に就く人はだんだん減ってきたが、災害はドンドン増えている…。
スマホゲームやスポーツ選手や、あるいは芸能人に狂い、あるいは芸術家やクリエイターに憧れて、この災害国日本を守るという意識の若者が激減していくなか、東京オリンピックで、日本の未来が、すべて決着するような気がいたします。
福島県の放射能問題が未だ、解決していない状態で、世界が東京オリンピックを決めたことに、私は、未だ信じられないのです。放射能汚染や、地震や台風の多いこの日本で、なぜ、世界のオリンピックが開かれるのでしょうか? もう福島の放射能は安全なのでしょうか? 大阪では、キュウリは殆ど「福島産」で、やっぱり買うのを躊躇しますが、それしか出回っていないのは、なぜ?
と、バーチャル仕立ての、閉会式を見ていて、日常的ないろんな「疑問の思い」が錯綜しますが、皆さんは、いかがですか? オリンピックを心から100%楽しめましたか? 闘うコトは人間として「正」? 本当に「善い」コトでしょうか? 「競争」ってスポーツに必要でしょうか? メダリストの勝者は本当に「英雄」でしょうか? 模範人間としても「完璧」でしょうか?
リオのオリンピックで気になったことは、期待されていた人の活躍がイマイチで、それだけオリンピックというイベントは、苛酷なプレッシャーを強いられるものなんですね。
マスコミがチヤホヤしたり、CMに出すぎていた人が、残念な結果に終わったようで、やっぱり、お金を手にしたり、贅沢したり、恋人ができると…。やっぱり、神様はいるのかな? という感じもいたします。
そんな中、レスリング女子の驚異的な強さに、ひょっとして、今回、吉田沙保里選手は金メダルを逃すのでは? と危惧された方も多かったはず…。日本の「レスリング」は、まるで、中国の卓球みたいで、ちょっと、嫌な予感が…。そして、案の定…。
吉田選手にとっては、辛い「銀メダル」でしょうが、私は、人間形成の上では、彼女の為には、良かったのでは、と感じます。
人生、敗北や挫折を経験したほうが、一回りも二回りも上回って、人間味が深まるものですから…。
本当に、吉田選手、長い間、お疲れ様でした。あなたは偉大です。胸を張ってください。
そして、潔く、後輩に「道」を譲ってください。有終の美を飾るのもその人の人徳ですよ。
アルソックのCMにも、吉田選手の姿がなくて、アレ? やっぱり、異変は前から起きていた!
現役に拘り、引退しない人は、やっぱり、何はどうであれ、お金のシガラミから逃れられない人のような気がいたします。
そして、伊調馨選手、「金メダル」おめでとう。やっと、注目されましたね。お姉さんの分まで、良かったですね。
晴れて、レスリングの女王ですよ。長かったですね。
ただ、私は、世界で「柔道」よりも「レスリング」が注目されるのは、何か、解せません。ちょっと、日本人としては???
きっと、もう柔道は、日本のお家芸として、日本人の手には戻らないのでは? とも感じます。その代わりに、「レスリング」を与えられた?
なぜならば、日本の柔道はもともと「精神性」を重んじるモノで、それを世界が嫌ったのでは?
「柔道」と「レスリング」では、全く異質なモノで、レスリングにいくら勝っても、西洋人は尊敬しないのです。だから、「礼節」を重んじる柔道を、日本からどうしても取り上げたかった?
と、いろんな思いが交錯します。何よりも「レスリング」って、見ていても全く「美しくない」、のです。別に、人間がやらなくてもいいスポーツでは? レスリングを目指す選手には申訳ないですが…。特に、女子が強いというのも何か、変?
マラソンを見ていても、日本人の粘りとか根性とか忍耐などがこの日本国から抹殺されてしまったようで、悲しくなりました。
なんか、食べ物のような感じがしますが、それも言揚げするのはご法度か?
そういう意味で、リオのオリンピックは、色々な感動もありましたが、試合以外の残念な思いもありました…。
選手の皆さん、本当に、ご苦労様でした。たくさんの感動をありがとうございました。
でも、日本人だけ、だそうですよ。こんなにスポーツをするのも、見るのも好きな国民は?
また、スポーツがビジネスとして儲かる国は?
だから、日本で試合をやらないと採算が取れないそうな…。
だから、放射能でも地震でも台風でも、何が何でも、日本である?
その後の、日本は一体、どうなるのか、ちょっと怖い!
リオのオリンピックを見ていて、感じたことは、人間というか、地球人が、だんだんと「尊厳な人間」から離れて、動物化していくようで、本当に、複雑な気がいたしました。
だんだんと、思念や思索、をしなくなっていく人類…。
早さや強さを競って、国と国とを戦わせて、戦闘意欲を煽り、おまけに、勝つため、いえ、出るためには、祖国を捨てて、「他国籍」まで取って…。その何が何でも出たいという我が、他国から税金を捻出させても平気という無神経…。そのお金があれば、その国がどれだけの人が助かるか…。
そして、選手の質よりも数を優先させる愚かな国も出る始末。その結果、負けても平気、全く気にしないという選手まで出て、それを見せられる国民はストレスがたまる?
だって、国民の税金が無駄になっていくのですから…。
その税金で、日本は2番目に多く選手を送りこんでいますが、メダル数は、6位。銅メダルが、半数近く…。日本も、勝つよりも出ることに意義がある?
日本は、予選で落ちるような弱い人でも、たくさんの選手を出さないといけないのです。なぜならば、オリンピックに「協力」しないといけない国だから…。
結局、選手よりもその周りで巣食う人間たちの「待遇の良さ」に、実際に戦う選手の深層心理が白けてくるのか?
そう言う意味で、次回東京オリンピックは、一体、誰が、根こそぎ儲けるのでしょうか?
終わった後は、もう国土にはペンペン草も生えないかもしれない。
戦い終わって山河あり。でも、祖国無し…。
最後に言いたい。
せめて、過去にオリンピックで、「金メダル」を取った選手の皆さんには、どうか。一生、オリンピック関係で「飯を食っていける」ような、待遇を与えてあげてください。
あまりの、待遇の格差に、日本人として、ホント、悲しくなります。いつの世も、「ズルイ人間」だけが得をして、のさばるのです。
金メダルを取って頑張った方々にこそ、良い待遇と環境をを与えないで、「要領の良い人間」ばかりが、うまい汁を吸うなんて!
昔、金メダリストの元体操の森末慎二選手が、トイレ関係の仕事をされていたことが、とっても違和感を覚えた記憶があります。
なぜ、金メダルまでとった選手が、トイレ関係のCM?
だから、もっと、もっと、日本に貢献した、金メダルに輝いた選手には、特別待遇をしてあげなければ…。日本人として申訳ない!
でも、だからといって、即、政治家に推薦、は無しですよね。
今回のリオでは、あっけなく負けた選手が、早々と「オリンピックで何かお役に云々」と言っていましたが、それって、何か「打算的」で、「権力的」で、きっと、政治家にでもなるつもりでしょうか? あまりのサバサバした感想に、やっぱり、政治職ってスポーツ選手の「第二」の就職先?
橋本聖子氏と同じように、みんな、潰しがきかなくなったら、政治家をめざすのでしょうか…。
私はつねづね、感じます。
スポーツ選手は、苛酷な練習に耐えてきたのだから、人間的にも人格的にも「素晴らしい」、なんてよく言いますが、それってちょっとおかしいのでは?
なぜって、彼らは、自分の好きなことをする為に生きてきた人たちです。決して、「人の為」や「人の犠牲」にはならなかった人たちなのです。
自分の為ならば、何でもするし、してきた人たちなのです。
ということは、そういう人たちは、人の為、国の為、など、自分以外の他人の為には生きられない人たちなのです。
ということは、物質文明の世の中で、他人の為に生きられる人たちって、皆無?
ということは、今後、益々、自分の為だけに生きる人だけが生き残る?
ということは、東京オリンピックも、お国の為にやるのではなく、みんな、みんな、自分の為だけ?
そんな中で、体操の内村航平選手は、個人戦よりも「団体戦」に賭けていた。やっぱり、お国のため、日本を背負っているという悲壮感が漂って、「感動」の連続でした。
やっぱり、国を背負っているという覚悟のある選手って、尊敬しますね。勝っても負けても、讃えたいですね。
さてさて、第32回東京オリンピックは、どんなドラマを見せてくれるのでしょうか?
それよりも、無事に開かれるでしょうか?
昔、過去に東京オリンピックは中止になりました。
今回は、あまりにも不祥事が多すぎましたが、それも何かの「暗示」では?
国民の義務は、しっかりと、東京オリンピックを、心眼で、見定めていきましょう。
そのうえで、選手の皆さんを、しっかり応援していきましょう。
と、色々気になる「憂い」を書き綴りましたが、
それにも増して、リオ・オリンピック代表の選手の皆さま、本当に、感動をありがとうございました。