ことわざカウンセリング(5)「備えあれば憂い(患)なし」

この(5)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年大阪「5時間で1回きり」「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。

★ことわざカウンセリング(5)

◆「備えあれば憂い(患)なし」

よく「備えあれば憂いなし」と言いますが、それはそれで正しいのですが、ちょっと、待った! 本当にそうでしょうか?

●「備えあれば憂い(患)なし」
ふだんから心がけて準備していれば、万一の場合にも少しも心配や不安がない、ということ。『ことわざ辞典』(日東書院)より

このことわざを利用して、保険会社や銀行が濡れ手でアワの如く儲けていますが…。
本当に「備え」があったら「憂い」はなくなりますか?
そうとは言い切れないこともあるでしょう。

また、その「備え」がなければ、一体どうなるのでしょうか?
本当は、「憂いなければ備えいらず」ではないでしょうか?
人間は、心の中から、「憂い」をなくすことに専念するべきではないでしょうか?
そうでないと、いくら保険をかけても、ガムシャラにお金を貯めても、「憂い」などはなくならないのでは?
大事なことは、意識の中から、一切の心配や不安や恐怖心(憂い)をなくすこと!

ところがこれがなかなか容易なことではないのですね~。
実際、私も人に偉そうなことを言えた義理ではありません。
結構、心配性です。
心配は、心の中で思ったとたん、現実になるような気がします。
思ったら叶う、きっとこの「法則」の通りでしょう。

意識したら叶う、これが「真理の法則」でしょう。
私も含めて、人間はずいぶん、願いを叶えています。無意識に、悪い願いを…。

『引き寄せの法則』という本も色々ありますが…。
引き寄せの法則は、100発100中といってもいいくらい、特に悪いコトは、叶ってしまう!
神様はいるんですよね~。

悪いニュースばかりです。
テレビを見ているといかに、悪い願いを叶えているか…。

潜在意識は「否定」も「肯定」も理解できないので、その「単語」の通りの反応をします。
「けんかしない」といえば、「けんか」の単語だけとらえる。
「病気しない」と言えば、「病気」ととらえる。そうらしいですよ…。
要するに、単語のみで、「~しない」という否定には反応しない。

病気も色々たくさん、発明発見(?)されたり、生み出されていますが、ますます、繁栄するでしょうね~、病気さんは…。
一体、どこのだれが、病気を発明したり、発見したりして、それを繁栄させているのでしょうか?
それで一体、だれが得をするのでしょうか?
だから、病気にならないように保険をかけるというのは、すでにもう「病気になる」ことを意識しているのですね。

この世の悪いものはすべて、人間の想念が作りだしたことなんだそうです。
だから、人間が作ったのならば、その想念を人間が無くせば無くなるでしょう。

一人ひとりの想念から、それを取り除けばいいのでしょう。
それができた人だけが、神になれるのでしょうね~。
神様には、病気がないですものね。

また、縄文人にも病気という概念というか言葉は無かったそうですよ。
憂いなければ病気なし。
憂いなければ貧困なし。
憂いなければ不幸なし。

でも、これってやっぱりみんなマイナス言葉!
そもそも「憂い」なんてのがいけない。
「憂い」を認めたら、病気も貧困も不幸も、みんな認めることになる。

よって、「備えあれば憂いなし」ではなく「備えあれば幸いあり」もっといえば、「備えなくても幸いなり」、さらに「今幸いなり」でしょうか…。
いえいえ、この世は、ただただ、幸せと思う人のみに、「幸せあり」。

意識(気持)の持ちようで少しづつ変わります。
これが、結果的に、大きな意識改革になります。

ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです!  と、唱えましょう。

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