ことわざカウンセリング(16)「恩を仇で返す」SMAP騒動の本質とは?
この(16)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(16)
◆「恩を仇で返す」SMAP騒動の本質とは?
私は、6年前に、SMAPの姓名リーディングを書いたとき、一部の熱狂的なファンからクレームが来て、文章を書き直した苦い経験があります。それと反対に、他の一部のファンは、喜んでくれているというコトも耳にして、これまた、複雑な思いにさせられた経験もあります。
なので、少なからず、今回のSMAP騒動には、ある意味、蔭から注目しており、いずれ時期が来たら、私なりのカウンセラー目線でブログを書こうと思っていましたが、中々暇ができずに、やっと今に至ってしまいました。それも、私にとっては、今が書けるトキだったのでしょう。 ※注)敬称略。
私は、SMAPというグループには、いずれこういう騒動が起こるのでは? と姓名リーディングを書いたときからずっと懸念していたのです。マスコミの報道で「仲の良いグループ」というイメージですが、私は、彼らほど仲の悪いグループはいない、その仲の悪さは尋常ではない、という思いを持っていたのです…。なぜなら、彼らの「行動」を見れば、闇に潜む深層心理が垣間見えた、からなのです。
またファンのお叱りを受けるかもしれませんが、彼らの仲が悪いのはファン同士の仲が悪いからで、いえ、ファンの仲が悪いからSMAPの仲も悪くなる? なぜなら、一人ひとりはそうでもないのですが、5人揃った時の場の波動が悪すぎるのです。全盛当時、特に、一人の波動の悪さが4人に伝搬して、他のメンバーを目で射る、舌打ちをする等々、それを誰も止められなかった、誰も見て見ぬふりをしていたとしか、思えなかった、のです…。
もっといえば、ファンが良くも悪くもSMAPを甘やかした結果、今の騒動を誘発させたといっても過言ではない? なぜなら、SMAPがアイドルである前に、常識ある一人の人間として、礼儀正しい芸能人として、彼らを育て、しっかり見守っていたならば、誰一人奢らず、図に乗らずに、今の結果を招かなかったかもしれない。いえいえ、それをファンに課すのは酷というもので、やっぱりマネージャーや事務所のトップや、或はマスコミ関係の上層部、また、テレビの有名コメンテーターや人気文化人、そして、芸能界を引っ張るカリスマ芸人達など、要するに導くべき者や指導者達がしっかり導いていたならば、こういう騒動は回避できたのでは?
と、国民の一人として、恥ずかしい思いに駆られます。なぜなら、国民的アイドルっていうくらいだから、他国の人々からは、彼らのレベルで日本国民のレベルが図られるのは当たり前…。そういう意味では、日本人の一人として、今回のSMAP騒動は日本人の「負」の縮図であり、本当に残念でなりません。
SMAPの態度は、彼らを育てた飯島マネージャーの、スタッフや裏方に対する日常の態度でもあり、またそれは、とりもなおさず、ジャニーズ事務所の代表者ジャニー氏の態度でもあり、またそれは、今や、実権を握るメリー氏やジュリー氏の態度でもあったのでしょう。人間は悪いコトはいとも簡単に真似るのです。「親の背を見て子は育つ」 また、マスコミのスタッフもそれにへつらうのです。
もしも、SMAPがジャニーズ事務所のグループでなかったら、彼らはこれほどの人気者にはならなかったのでは? さらに、飯島氏がマネージャーでなかったら、なおさら、国民的アイドルにまで昇りつめなかったのでは? だから、SMAPの今あるのは、彼ら5人だけの実力で勝ち取ったモノではないのです。
第一の恩人はジャニーズ事務所の社長であるジャニー氏、次にマネージャーの飯島氏、この二人が直接の恩人といえるのです。これが社会的にも通用する概念なのです。それが、今回の騒動の中心人物は、社長の姉であるメリー氏であり、メンバーの木村が、何をどう間違ったのか、そのメリー氏に「恩がある」との残留の意を表したコトから、話がおかしくなってしまった…。
だから、なるべくしてなった今回の騒動で、今の時代は「本音の時代」なので、別に何の不思議でもないし、周囲は、とうとう現実化したか、っていう感じなのでは? だから、今回の騒動のように「真の育ての親の恩義」を忘れた非情な行動ができるのも、それより以前に布石となるモノがあるのでしょう。理解できなかったのは「灯台下暗し]というもので、メンバーの4人と飯島氏だけなのでは?
なぜなら、あんなに厳しい事務所の中で、あの人気絶頂のトキに、なぜ、木村だけが結婚できたのか? なぜ、木村は干されなかったのか? なぜ、妻の工藤静香は干されなかったのか? なぜ、SMAPは今まで独立できなかったのか、いえ、しなかったのか? なぜ、今回の騒動で妻の名前が上がるのか? 等々、なぜ、木村一人だけが今回の行動で孤立するに至ったのかが、これらの理由を解けば、手に取るようによくわかるのです。
すべては、木村の結婚から、SMAPの運命が決まっていたのでしょう。それが根っこになって、木村の意識の中で、育ての親が、飯島氏からメリー氏に自然に変わっていったのでしょう。そして、それと入れ替わるようにして、「目の上のたんこぶ」のように、徐々に飯島氏との仲が煩わしくなっていったのしょう。だから、メリー氏が、いとも簡単に、ドル箱のSMAPと飯島氏の独立を言い渡したのは、木村の残留という確信があったらばこそ…。だから、驚くに値しない騒動なのです。
しかし、今回のSMAP騒動は、これで一件落着とはいかないというのが、芸能界の人々の、共通の認識でしょう。そして、SMAPがジャニーズ事務所との契約が切れる9月が、新たな騒動の第二幕の始まりと見ているようです。私もそう、感じますが、果たして飯島氏がたった一人ジャニーズ事務所を敵に廻してまで、危ない橋を渡るかどうか、陰で手打ちもありうる話? 退職が解雇ではなく表向き退社というのが、何か気になります。
あのテレビでの見せしめのような「謝罪劇」を見せつけられたら、これで円満解決とは、誰も信じていないでしょう。最後まで分からないし、木村の一人勝ちはあり得ないかもと、「キムタク」のファン以外の人々は、願っているのです…。しかし、事務所関係者は「臭いモノに蓋」をして、「勝てば官軍」で、擦り寄ってくる人間も多いでしょうが、日本国民は「負けるが勝ち」を愛する「判官贔屓」なので、SMAPのファンでなくても、益々4人を応援したくなる…。
本来ならば、4対1の構図は、木村に同情がいくはずがそうはならず、かえって4人に味方したくなるのは、なぜ? 世渡り上手は誰だかみんなよく解っているのです。でも、解っていてもそれを公には言揚げしないのです。「触らぬ神に祟りなし」なのです。日本国民は…。いえいえ、芸能界の芸人達は…。。
だったら、こんな大事な時に、発信しない芸能界の大御所や重鎮なんて、もういらないのでは? 「そっとしてあげて」なんてのたまう輩は、やっぱり、自分の身が可愛い、睨まれたくない、干されたくない、のです。綺麗ごとで、4人の心情を全く汲んでいない、彼ら4人の真意は、「もっと言いたいが言えない、だからもっと替わりに発信してほしい」ということで「そっとしてほしい」のはたった1人だけなのに…。
でも、私は、今回の騒動の木村の「長いモノに巻かれろ」的行為は、別に不思議ともズルイとも思いません、妻子を抱え、「背に腹はかえられぬ」木村だからこそできた当然の行為なのです。最初から決まっていた行為なのでしょう。それが彼の「生き方、生き様」なのです。
しかし、今回の結末で「良し」とする日本人は、「キムタク」のファン以外余りいないのでは? 義理人情に厚い日本人は、もしも、これで、他のSMAP4人も「寄らば大樹の陰」で、飯島氏に「恩を仇で返す」ならば、そのときこそ、もうこれからの、彼らを応援する人は激変するのでは? とも感じるのです。日本国民も今のままの風習やしきたりでいいのか、試されている?
この騒動の結果、飯島氏だけが会社を退社。さらに芸能界からも引退、これで次期社長のジュリー氏の強烈なライバルもいなくなる。そして木村はSMAPのリーダー的立場を手に入れ、SMAPはジュリー氏がマネジメントを担当する。そして、ジャニーズ事務所のメリー氏の心配はなくなる。これがこの騒動の結末で、一番得をした人間は、一体誰? これが今回の騒動の張本人かも?
もしも、これをSMAPの5人全員が「良し」とするのならば、「育ての親に恩を仇で返したSMAP」というレッテルを貼られ、良識ある世間からは「義理人情に薄い人間」という暗黙の烙印を押されるでしょう。そして、徐々に表舞台から消えて行くのでは?
しかし、本当にそうでしょうか? 彼ら5人全員が「極悪非道人」でしょうか? 世間では、クーデターがあったとかなかったとか、姦しいですが、そんなことは余り重要なコトではなく、本当に、大事なコトは、もしも、飯島氏に5人全員が運命を共にするという誓いのもと、行動をともにしていたならば、一体どうなっていたか? 飯島氏は事務所を辞めずに済んだのではなかったか? また、芸能界の引退も避けられたのではなかったか? こういう悲惨な(いえ、1人は万々歳)結果にはならなかったのでは? 少なくとも国民的SMAP5人の結束がしっかりしていれば、あの非情なジャニーズ事務所といえども、ここまでの横暴な振る舞いに出れたでしょうか?
SMAPももう若くもないのだから、いつまでもアイドルのままでは見苦しい限り、いえ、痛々しい限りです。そこから脱皮するコトが、今回の「ピンチ」のように見える「カミの与えしチャンス」だったのでは? 独立してそれぞれ自由に羽ばたけ! という強い強い「カミの意志」を、私は感じるのです。それには、SMAPの育ての親である飯島氏にも、更なるチャンスをお与えになったはずだった…。傲慢になった心を、もう一度、「初心忘れるべからず」の初心に戻る「チャンス」だった…。それを、一番脱皮しなければならない木村が、そのチャンスを自分の手で潰したのです。この代償は…。「カミのみぞ知る」
巷で流れる噂では、中居は当初、独立を保留、木村は会社に残留、後の稲垣、草なぎ、香取の3人は独立という。しかし、トキが経るに連れて、騒動がクーデターといわれ、その張本人は、中居にすり替えられていった…。私は、中居が保留というのは、正しいと思っています。なぜなら、彼はSMAPのリーダーだから、慎重になるのは当たり前。さらに、昔、森の独立では、事務所の反対を押し切って、中居一人だけが、森の会見に駆け付けたそうな…。そんな男気のある彼だから、SMAPや自分の行く末を考えたら、おいそれとは、答えを出すことはできなかったのでは、と想像するのですね。
さらに、不可解なコトは、昨年、香取の波動が極端に悪くなっていたのです。顔色がどす黒く目ばかりギョロギョロして挙動不審な様子だった。それに引きかえ、木村は歌が抜群にうまくなっているのです。これって、昨年は裏では独立騒動が繰り広げられていた真っ最中で、普通の人間ならば、精神が動揺する中で、平穏に歌の練習などできるでしょうか? 木村は、もうすでに一人での活動を意識していたからこそ、練習に専念できた結果でしょうか?
また、飯島氏の横柄さも今回の騒動の一因ではあるでしょうが、最悪なことに、一番のカギを握る社長ジャニー氏が、コトを起こしたメリー氏の弟だというコトで、そのジャニー氏には後継者となる子供がいない。また姉メリー氏の娘ジュリー氏が絡んでいるとなれば、揉めて当然。船頭が2人いても揉めるのに、船頭が4人もいて「船頭多くして船山に登る」。おまけにそのうち3人までが女では揉めないほうが不思議だった…。
諸悪の根源は、まずジャニー氏が社長の実権を失ってしまい、それでもなおかつ社長のイスにしがみついていたという怠慢。それも社長ジャニー氏がまだ勢いのあったトキは、飯島氏もその手腕を買われ、好き勝手にできたのでしょうが、彼に代わって姉の副社長であるメリー氏が実権を握ったことで、自分の娘ジュリー氏可愛さから、1年前の「週間文春」が勃発であるとするならば、これがなるべくしてなった騒動ともいえるでしょう。飯島氏ももう少し、自分の会社の状況をを把握していれば…。
今回の騒動で、もしもメリー氏が会社の社長であれば、もう少し違った評価になっていたコトでしょう。例え、弟であっても、年下であっても、メリー氏の副社長の立場は、今回はやっぱり、ある意味「責め」を負うべきでは? とビジネスに携わる取締役の私としては、イタク感じますが…。社員を辞めさせる最後の「決」は、社長にあるのですから…。全権を握りたいのであれば、社長に就任してから、モノを言うべし。それを誰も忠告できないのであれば、もはやジャニーズ事務所の行く末も…。
ビジネスでは、一般企業が不祥事を起こしたり、商品(タレント)の欠陥が判れば、記者会見をして、国民に謝罪するのが、世のならいで、今回もそれに値するのではないでしょうか? 商品を謝罪させてしまっては、価値が下がってしまうのは当然で、全く道理が通らない。謝罪をメリー氏がしないというのは、国民をバカにしていると思われても仕方がないし、それがトキを経れば、ボディーブローのように、商品である他のタレントにも影響が及び、いずれ、娘ジュリー氏の社長時代に後悔するのではないでしょうか? 本当に娘が可愛いのであれば、そうならないためにも、一刻も早く、親のメリー氏が説明責任を果たされたほうがいいと思います。それを進言する側近はいないのでしょうか? いたらこういう騒動は起こらない? ご無理ごもっとも!
現に、この騒動が起こる前には、社長ジャニー氏の構想には、近藤マッチが社長、その下に飯島氏、マッチの上に、一族の代表というか会長としてジュリー氏を君臨させるという案が練られていたそうな。そうなれば、メリー氏としては痛しかゆしで、そういう経緯の中での今回の騒動の結果となったという説もあるそうな…。しかし、そういう構想も、木村の「メリー氏の恩義」という理由で、ジャニー氏の構想も、オジャン! メリー氏のほうこそ、娘のライバル飯島氏を排斥できたので、逆に木村に恩義を感じるのでは? ならば、益々、木村は安泰で、ジャニーズでの地位は不動のものに? 木村が殊勝に「恩義」という理由を持ちだしてくるのならば、まずは飯島氏に恩義と言わなければならない。ジャニーズに居るだけでは、人気が出たかどうかは分からない。はっきりしている事実は、飯島氏がいたからこそ、SMAPがいて、「キムタク」もいた、といえる。その恩人飯島氏を木村は、今回の件で、「辞めればいい」と無情にも言ったそうな。それが本当ならば、「目の上の瘤(たんこぶ)」がいなくなれば、まさに「鬼に金棒」。
こういうトキに、「メリー氏の恩義」と木村が言うのは、ある意味事実なのでしょう。その理由は、遡れば結婚のトキからで、メリー氏の特別扱いが、結婚にも有利に働いたといえる。さらに言えば、前の彼女と別れてスンナリ静香と結婚できたことを考えれば、既にその時から、もう蔭ではメリーの寵愛を受けて、過去の恋愛や結婚をマスコミから守ってくれた恩人だから、独立しないコトが見返りだったのかもしれない。そう考えれば、全盛期の木村の横柄さは尋常ではなく、誰もそれをとめられなかったのもうなずける。それはメリーからの幹部への約束手形だったからか? そう勘繰られても仕方がないほど、今回の木村のとった行動は、サラリーマンで言えば、自分の仕事に「妻」を持ちだした男という不名誉な烙印を押されても仕方がない。今では、妻の出産で有休をとる議員もいる時代になっでも、さすがに、木村のとった行動は、いえ、国民的人気アイドル「キムタク」だからこそ、許されない、と国民は感じるのだろう。
また、芸能界は怖いということは、今回、SMAP騒動が、「新潮」「文春」とも、週刊誌のトップ記事とはならず、どちらの週刊誌も、スルーしている。それほどジャニーズ事務所が怖いのでしょうか? その結果、甘利氏の賄賂問題で国会が大慌て。メリー氏の解任の署名運動のアンケートのサイトも4日ほどで中止…。私も今回、これを書く事をちょっとためらったのですが、裏切り者でない中居が芸能界から抹殺されて、「第二のトシちゃん」になるのは、見るに忍ばず、本当の裏切り者、いえ、世渡り上手人間が、まるで英雄扱いされている、この不可解さを黙って見過ごしでは、人を救う(?)ことを生業にしているカウンセラーとしては、書かずにはおれません。少々、私ごときがいくら木村の事を書いても、彼は今回の見返りに、もうジャニーズ事務所では、近藤、東山に次ぐ三番目の幹部に昇格することは間違いなしなので、あとの4人の行く末がとっても心配でなりません。その中でも、リーダーの中居が…。
本来ならば、マスコミ関係者やテレビのコメンテーターが、事実をしっかり伝える役目を果たさないから、いつまでたっても、権力におもねる人間だけが、「寄らば大樹の陰」でノウノウと生き残り、筋を通した者が、割を喰うのは、この国の「負」の遺産であり、それを少しでもなくさないかぎり、来るオリンピックの開催国というのも恥ずかしい限りですし、国民的アイドルが真の力を発揮することはままなりませんし、本当の真の国民歌手とは言えないということが露呈したことになってしまいます。
私個人としての案(プランナーでもありますので)は、一旦、SMAPはジャニーズ事務所から全員円満に独立して、もう一度、飯島氏のマネジメントの元、一人一人が独自の得意な道を歩むのが良いと思います。また、SMAPは25周年公演を機に、解散という文字は封印して、一旦は休止、トキが来れば、考えればいいのではという思いです。ファンの要望があれば、自然に集まるでしょうし、なければ自然消滅でいいのでは? しかし、この案を飲めないのは、木村であり、だからこそ、今回の騒動に至ったのでしょう。飲めない案を飲むのが、才能ある人間であり、唯一「チャンス」へ繋がる「栄光への道」なのですから…。でも、凡人であれば無理でしょうが…。4人の方が凡人でない! それも「カミのみぞ知る」。
今回の騒動で、香取の憔悴しきった姿は、飯島氏の秘蔵っ子中の秘蔵っ子であれば、なるほどとうなずけますし、木村の残留に、かつて一番仲の良かった(?)稲垣が、今回はもう透明人間のように存在感がなかったこと。また、いろいろ目立つ発言や行動が取り沙汰された中居もリーダーだからこそと思えは、許されるのでは? と…。一番香取と仲の良かった草なぎが木村に感謝を述べたことも偶然ではない? 全部全部、カミから与えられた立場だったような…。
一番滑稽だったのは、そういう深い騒動の幕引きだったともつゆ知らず、国会での無責任な質問や、それに応じる一国の首相の安易な発言が、日本国民に向けて、結果的に「恩を仇で返す」ことを肯定したことにもなり、いちカウンセラーと言えでも「義を見てせざるは勇無きなり 」で、日本を代表する国会議員達がこれでは、これからの日本が思いやられます。「臭いモノに蓋」をするマスコミ対応にも、他の芸能人やタレントのだんまりにも…。また、日頃、テレビで偉そうにのたまう毒舌家達が亀が首をひっこめたように見えるのは、ホント、滑稽の極み! だからこそ、庶民の意識、真実を見抜く直感が、不可欠なのです。
どうか、これをお読みの皆様、そして、SMAP4人のファンの方々、今こそ、一致団結して、中居や香取や草なぎや稲垣をしっかりと守りましょう。香取の「うつろな目」や中居の「泣きっ面に蜂」は国民的アイドルには似合わない。でも今は、「負けるが勝ち」かな。きっと、「縁の下の力持ち」的存在者が出てくると信じましょう。また、辣腕飯島氏の復活を…。挫折を味わった人間は、もう横暴さはなくなるでしょうから…。
何はともあれ、4人は、他のコトは考えず、自分の今の仕事をしっかりとこなし、いえ、前以上に、仕事のコトだけを考えて、必死に頑張ってください。そうすることが、意識を悪いほうに向けないためのスベとなります。また、今ここを頑張れば、次の今ここも頑張れます。次の次の今ここも自然に乗りきれます。そして…。未来が輝いてまいります。
芸を売るということは、それを見た人を幸せにする、いえ、幸せに出来なければ、芸とは言えないのです。人々の慰めとなるのが芸人としての本望ではないでしょうか? 芸人は決して英雄でも、ヒーローでもないのです、人々を癒してこそナンボの職業なのです。その意識を持ち続けた人だけが、死ぬまで人の慰めとなるのでしょう。こんな世の中だからこそ、真の芸人が必要なのです。