感動のカウンセリング!(9)再度受けられた相談者様の真の悩みとは、子供の悩みではなく…。
この(9)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(9)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆再度受けられた相談者様の真の悩みとは、子供の悩みではなく…。
今回は、このカウンセリングを再度受けられた相談者様のご紹介です。とても珍しいコトなので、私も正直びっくり致しました。
相談者様は、このカウンセリングには二度目の方で、私は全く覚えておらずかえって恐縮いたしました。今回は前回のようにご家族の問題と言うよりも亡くなられた〇〇〇様がセッションの話題となり二人ともちょっとびっくりしましたが、話題になるにはなるだけの原因がやっぱりあり、心配されている〇〇様のことも〇〇〇様が関係しているようでした。
お電話で、「今年の〇月に受けて、また、違う件で、もう一度受けたい」と希望されましたが、私が、「1回で完了せずに申し訳ございません」と言うと、相談者様は、「あの時はとても効果があり、受けて良かったです。ただ、どうしてももう一度受けたいのです」と2回目を受けることにとても恐縮されました。こういう方は本当に珍しいので、私も快くお引き受けさせていただきました。
本来ならば、1回で改善しなければ、もう二度とこのカウンセリングは受けたくないと思うのが人情なのに、相談者様は、「1回目の帰り道で、もう一度行く予感がした」と、今回のセッション中に話されましたが、その意味が、セッションが進むにつれて…。
ただ、私が再度の予約の電話を終えて、「何か変? 解せない」と感じたのは、〇〇のコトは、今回お電話を戴くまで、全く印象になく、すっかり忘れていたコトです。
だから、お電話では、お顔もお名前もセッション内容も全く思い出すコトができませんでした。私は、こういう人は、もう来るべき人ではない、いえ、本来は、もうこのカウンセリングを必要としないと思っております。
でも、〇〇が言うように、カウンセリングを受けたい気持になるというのは、もう、このカウンセリングでは解決できない、他の理由によるのではないかと、一瞬、不吉な予感もよぎったのですが、予約日まで何も考えずにおこうと、それを打ち消しました…。
そして、当日、お顔を見ても、殆どセッション内容を思い出せず、相談者様に、1回目はどういう内容だったのか、お聞きする羽目に…。何ともはや頼りないカウンセラーで申し訳ない気持でいっぱいです。
でもこの現象は、弁解するのではなく、ツラツラ考えますに、やっぱり、セッションをする時は、自分の主観をいれずに、極力、直感に基づき、それのみに意識を集中しているので、終わるとともに、殆どのセッションは忘れてしまいます。というより、もともと覚えていないのでしょうね。覚えることを意識に許可していないというほうが当っています。
それでも、意識しなくても、湧いてくるモノがある場合だけ、文章にしたためて、もう一度、そのセッションと対峙して、どこが、引っかかっているのか、どこが問題だったのか、或いは、私の対応の仕方はこれで良かったのか、等々、新しい気づきを頂くために、身をもって、精査しております。
しかし、今回の相談者様は、そういう問題点もなかったようで、トンと思い出せない。すると相談者様は、前回のコトを二、三、話された途端、やっと思い出すことができたのです。すると、それから徐々にいもずる式に色々なコトが浮かびあがってきたのでした。
そして、1回目は、〇〇〇さんのことにまではいかず、〇〇や〇やご自分の〇〇のことでセッション終了となったのでした…。そして、今回来られた、原因は、〇〇〇さんのことが中心でしたが、本当の原因はその〇〇〇さんが直接の原因ではなくて、その〇〇さんの発した言葉に触発されて、一番思いだしたくないコト、やはり、ご自分の〇〇のご〇〇、特に〇〇の〇〇さん(〇〇)が関係してのコトでした…。
1回目のセッショでも、相談者様が一番相談したかったコトが、実は、この〇〇のコトだったのでしょう。しかし、その時はまだその時期ではなかった、と言うよりもそれを打ち明ける勇気がなかったというコトでしょうか…。
また、〇月の1回目のセッションから、〇ヶ月後の〇月には、〇さんにガンが見つかり、入院と手術をされたとのコト、その結果、〇さんとの仲も益々良くなったとのコト。得てして、セッションを受けられると、意識が変わる為か、一時期、悪いような出来事が起きる場合がありますが、それはその人にとっては、プラスにいく前兆なので、それに動じず対処することが求められています。言い換えれば、それを乗り切る為に、セッションを受ける気になったともいえるのですね。
1回目のセッションが終了して帰る間際に、私が「もう時間がない」というようなコトを相談様に喋ったようですが、相談様はその理由がずっと気になっていたそうで、今回、それを尋ねられましたが、私には全く喋った覚えがない、トンと身に覚えがないので、何とお答えしてよいのかわかりませんでした。巷の霊能者やスピリチュアル・カウンセラーならば、気のきいたコトも言うのでしょうが、私はそういうコトは言えません…。
そして、セッションが進むにつれて、〇〇さんのコトに及ぶと、「えっ! 諸悪の根源はこれだったのか?」との思いに…。 それならば今までの不自然なコトが全部説明がつく…。相談者に対する〇〇さんの行為も、〇〇さんの言動も、そして、〇〇を憎む〇〇の思いも…。そして、〇〇〇に与える影響も…。
やっぱり、人間は、一人で生きているのではないのですね。その人の「魂」というものは、先祖も引きずり、土地や環境も引きずり、民族も引きずり、何千年、何万年と生きるのでしょうか。その延々と繋がる先祖の魂が、現在の人間の遺伝子や精子や卵子に影響を与え、時には、悩み、苦しみという人生を、先祖が苦しんだのと同じように生きるでしょうか?
今回の相談者様の〇〇さんは、〇〇の〇〇さんがまだ小さかった頃、自分で命を絶たれたそうです…。それを聞いてしばらくして、私は突然、のどが苦しく声が出にくくなったのです。相談者様もびっくりで、その相談者様もまた、後頭部が痛くなったと…。
さもありなん、今まで、〇〇の者が、その〇〇さんのコトには触れず、誰にも話さず、ひた隠しにして来て、一切、無視してきた状態であったので、きっと、今回、話題にしたことで、自分(〇〇さん)の生きていた「証」を知らせたかったのでしょう。でも、二人ともすぐに元に戻りましたが…。
そういう非業の死を遂げた人こそ、命日や月命日には、丁重に、弔うべきであって、それが子孫のやるべき義務ではないでしょうか。その人が何はどうであれ、キチンと血を先祖に伝えたことは紛れもない事実なのだから、普通の先祖様と何ら変わりなく、その人がいてこそ、今の自分(相談者様)が人間としての命を頂いているのですから…。
そういうことをお話していると、相談者様の雰囲気が段々と澄んできて、見違えるように明るくなられていくのか手に取るようにわかりました…。今回のセッションは、本来ならば、カウンセリングではなく、実力のある霊能者が浄霊や除霊をすべきであって、人間智で悩む問題なんかではなかったのですね。
そういう風に考えていくと、相談者様の〇〇さんの苦しみ、〇〇さんの悲しみがまるでご自分も経験しているように実感として感じられ、相談者様への不自然な対応も、本当は〇〇が憎くてやった仕打ちではなく、止むに止まれぬ行為と受け止めて上げるだけの度量も湧いてくるというもの。そういう修羅場の時は、一番小さくてひ弱な人間に刃は向くものです。それがたまたま相談者様だった…。それを受け容れるために相談者はこの世に生をうけたのかもしれません。そういう〇を救うために、決心してこの世に生れ落ちてきた…。
そう考えると、私が相談者様に、「そろそろ〇〇さんのお墓参りをしてはどうですか?」と言うのも決して偶然ではないのでしょうね。プロの霊能者よりも一番の供養は、やはり血の繋がった先祖がきちんとわかってあげることではないでしょうか? きっと、〇〇さんが〇〇にそれを伝えるために、カウンセリングに行くように仕向けたのでしょうか? ところが〇〇は、1回目ではそれの役目を果たさなかったので、さらにもう一度行かなくてはいけない状況に追い込まれた…。それも、〇〇の一番愛する〇〇〇たちを使って…。〇にわざわざ「死にたい」という「死」の言葉を出させて…。
人間智ではなく、神技ともいえるほどに、何と仕組まれたこの「セッション」だったのでしょうか? 普通だったらこういう話は、皆さん、気味悪がって、毛嫌いされる筈ですが、このルームに来られる相談者様は、魂が高いのか、決して否定はなさらず、拒否もなさいません。それは、そういうことを自然に受けいれるだけの魂の人だから、と私はいつもいたく感じ入ります。そうでなければ、最初からこういう日本的なカウンセリングを受けないのです。また、来たいと望んでも、何らかの邪魔が入り、来れないのですね。
というようなとても不思議で感動的なセッションは、めでたく終了と相成りました。そして、相談者様も、時期が来たら一度、実家のお墓詣りに行くと言われました。それが、実家と疎遠になっている〇〇を和解させる、先祖の〇〇さんの計らいなのではないでしょうか? きっと〇〇さんは、ご自分のことよりも、〇の相談者様のことをとても心配されているのでしょうね。先祖に心配をかけてはいけません。草葉の蔭でいつも見守っているのは、先祖様なのですから…。
相談者様には、〇〇さんの名前を知るコトとお墓参りに行くコトをお勧めいたしました。
私も、そろそろ墓参りに行かねば…。
「魂」のセッション、本当にありがとうございました。
最後に、セッションではお伝えできなかったコトを少し。それは、相談者様は〇〇様とはずいぶん年の差があり、今でこそ珍しくはない、〇〇の女房です。こういう人にお伝えしたいコトは、ただ一つ、〇〇様よりも若々しく、瑞々しく、〇〇ぽく、〇の魅力をなくしてはいけません。〇を磨くのが義務と心得て暮らさないと、気がついた時は、〇〇ではなくなってしまいます。それを相談者様にも言いたかったコトなのです。要するに〇を捨てては、ダメというコト。例え生活に余裕がなくても、身だしなみや、清潔感や〇〇の魅力を保つ努力をすべきです。現実的な生活を大切に!
では、〇〇仲が益々円満でありますように。
いつまでも〇を磨き続けて下さいませ。
私は独り身ですが、精神的に、いつまでも若々しく、努力いたします。
ありがとうございました。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。