感動のカウンセリング!(10)小学時代から〇〇代まで、〇〇年以上も不調が続くのは…。
このの(10)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(10)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆小学時代から〇〇代まで、〇〇年以上も不調が続くのは…。
今回ご紹介する相談者様は、外見上は長い間様々な病気で苦しんでこられたような雰囲気の方ではありませんでしたので、ちょっと拍子抜け致しました。
〇〇にとらわれ過ぎる人の特徴は二つあって、〇〇のトラウマが影響している人と、現実としっかり向き合う勇気がない人と、あります。
さて今回の相談者様は?
お子様がおられる為に長時間は無理なので2回に分けて受けたいとのご希望で、2日間のカウンセリングとなりました。
何回かのメールのやり取りで、肉体的・精神的に不調をきたしたのは、小学校からとのことで、ちょっとびっくりしました。なぜなら相談者様は、かれこれ〇〇年近くも悩んでおられたと言うコトで、たった2回のこのカウンセリングで完全に治るのか、私自身も疑問でした…。
メールでのやり取りでは、キチンとした文章を書かれていたので、余り心配はなく、また先入観も入らず、セッションまでは何の問題も起りませんでした。
しかし、実際には、相談者様の症状は尋常ではありませんでしたので、私は、ひょっとして、何かの憑依では、とも感じておりましたが…。
その症状とは、「眠れない、熟睡できない(夢ばかり見る、夢が現実と同じ感覚)。集中力が極端になる。極度の緊張状態で思考回路が止まっている事がある(緊張していると気付いていない事が多い)。記憶が曖昧or無い事がある。何もないのに不安になる。周りの人の目や考えが怖かったり、気になったりする。自分を傷つけたくなる(今はしないが昔はした)。目が見えにくくなるor見えなくなる。イライラしすぎる時がある。頭が吐くほど痛くなる。全身の皮膚が痛くなる(軽く触れるだけで痛い)。息が出来ない程、肺が痛くなる。摂食障害。性行為をしたくない。」等しっかりと、メールに書かれてありました。
また、「いろんな病院で薬を勧められましたが、薬は何の解決策でも無いと思い、一切服用していません。」とあり、薬に対しての認識はまともなので、まだ救いがありましたが…。
私もメールで、「私は霊能者ではありませんので、もしも、変なモノが憑いている場合は、潔く、私が信頼している他の霊能者を紹介いたします。」等と返事しておきました。
そして、当日となりました。
一目相談者様を見て、「ああ、この人は大丈夫だ」と、安心いたしました。全く普通の正常な人なのです…。なのに、なぜ、未だに色々な症状に悩まされているのかが不思議でした。というコトは、過去の環境や出来事よりも、現在の環境や人間関係が影響しているのではないでしょうか?
そして、セッションが進むにつれて、色々な原因が顕れてきたのでした。
相談者様は、とても几帳面な性格で、このセッションに来られた時に、過去の人生を年表にして、パソコンで用紙に書いてこられたのです。その行為は、過去の記憶を清算するというよりも、反対にいつまでもそれにしがみついていたい、手放したくない、と私は強く感じたのですね。
それはとりもなおさず、そこから抜け出すのではなく、それを意識することによって、いつまでも被害者として生きたい、庇ってほしい、優しくしてほしい、という思いの表われでしょうか? 手放す勇気がないというよりも、新たな課題をしっかり見つめる勇気がないというような…。
こういう方は、〇〇様の存在が大きく影響している場合が多いのですね。潔癖症、暴力的、浮気性、或いは、その反対に病的なほどひ弱だったり、頼り甲斐がなかったり等々…。
要するに、相談者様にとっては、幼少時からの過去の出来事は、何んら〇〇の人生には影響を与えてはいなかったのです。現に、〇〇にも進み、キチンと〇〇もして、〇〇〇まで産んでいるのですから…。要するに、普通人としての人生をおくられているのですから…。
もしも、今回、症状を打ち明けられなければ、決して、悲惨な過去の持ち主なんて誰も信じないでしょうね。それほど、相談者様の印象は、明るく、人を引き付ける魅力にあふれた女性なのですから…。
そして、生い立ちや幼少のコトになってやっと相談者様に影響を与えている一番の原因がわかったのです。要するに、強度の「愛情不足」。いえ、本当は、愛情を感じない「心」とでもいうのでしょうか。
いつも、ネガティブな意識を引き寄せる精神状態。常に、被害者意識が強く、楽しいコトや嬉しいコトに意識が回らないのですね。その思いを隠す為に、嫌いな人はいないと言われるのでしょうか?
〇〇ほどの悲惨な過去があれば、憎い人間の一人や二人、いても自然なのです。なのに、誰も恨んでいないし、嫌いでもないとおっしゃる。何か、人間的な感情がない、或いは、触れないようにしている…。
私は、ココに、とても屈折したモノを感じるのですね。まるで喜怒哀楽の感情を忘れてきたような…。嫌なコトや辛いコトを封じ込めるためには、楽しいコトまで感じないようにしないと出来ないのでしょうね。「怒哀」を無視するには、「喜楽」も無視しないと出来ないのです。「喜怒哀楽」というのは、表裏一体なのですから…。要するに人間的感情を忘れてしまうことが生きるスベだった…。
それがはっきり確信できたのは、「使命」を調べるセッションのトキにわかったのです。なんと、相談者様の今世のテーマは「生きる」だったのです。何か偶然ではないような…。人間がこの世で生きると言うコトは、喜怒哀楽を感じるため、味わうため、なのですから…。
小学時代からの様々な苦しいコトや嫌なコトや不本意なコトのすべては、その喜怒哀楽の感情を感じる「訓練の場」だったのでしょう。だから、それを「魂」の奥の奥でわかっていたから、〇〇に様々な行為を課した人達には、憎しみや悪意を持たなかったのではないでしょうか? いえ、持てなかった、と言う方が当っている…。
すべては、相談者様の意志で起った出来事、或いは、望んだ出来事だったのでしょうね。すべて、必然だったのです。
そして、相談者様の表情も波動も、2日目が終了する頃には、ネガティブ思考や思いも無く、いえ、もうそれらはここに来るまでに、既に治っていたのでしょう。とにかく、全くの正常な人間として、自覚されたのでした。
と言うよりも、病気に逃げずに、しっかりと大地に根をおろして、「生きる」覚悟をされたのでした。被害者意識でもなく、加害者意識でもなく、普通の人間として、この世の「生」を謳歌するべく、今の今の一瞬を「生きる」コト。それは、〇として〇としての覚悟でもあるのですね。
というようなワケで、カウンセリング終了とあいなりました。心配した割には、ほどんと、相談者自身が、納得し、サトって、気づかれたのでした。素晴らしいセッションに立ちあえたことに 深く感謝致します。本当にカウンセラー冥利に尽きます。感動をありがとうございました。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。