心のお薬になる本(72)『方丈記』鴨長明/著「辛い時、苦しい時、絶望した時に見てください」とガクの本棚さんが…。
この(72)「心のお薬になる本」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる本(72)
◆『方丈記』鴨長明/著「辛い時、苦しい時、絶望した時に見てください」とガクの本棚さんが…。
日本人は、最近、本を読む人が少なくなったそうです。
私は、マンションの後ろの小学校に大阪市の「自動車文庫」が毎月巡回してきますが、そこで毎回、30冊の本を無料で借りています。
だから、1ヵ月に30冊の本を読むのは、ちょっと大変かなぁと思ったのですが、でも、自分にそれを課したために、今までは、なんとかノルマ(?)をこなしていますが…(ダンダンときつくなってきているのも事実ですが、ガンバラネバ…。)。
それを、もう、10年以上ほど続けています。
図書館にもいかずに、自分の家からすぐ近くにある小学校に取りに行くだけで、毎月30冊も、どんな本でもタダで借りるなんで、なんと幸せな人間なんでしょうね。ほんとに、感謝です。
だから、このブログ「心のお薬になる本」を書けるのもそのお蔭です。
その30冊の本の中で、手に取ってパラパラと本をめくっただけで、これは、私にとってはあまり必要がないと思う本もたまにはあって、そんなトキは、私は潔く、読むのを諦めます。
それが、心の衛生上、読むときのコツでしょうか…。
良書と言われるモノも、自分には必要のないモノも多いんですね。
さて、日本は、世界でも災害国としては、1、2を争うほどの、災害が多い国と言われていて、過去にもなんども災害に遭ってきました。
そんな中で、今日ご紹介するのは、鴨長明の『方丈記』です。
この本は、学校の授業でも、さわりのところだけ、習った記憶は、皆さんにもあるでしょう。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」(ゆく河の水の流れは絶える事がなく流れ続ける状態にあって、それでいて、それぞれのもともとの水ではない。)
きっとそのときは、私も含めて、みなさん、あまり関心がなかったかもしれません。学校の勉強というだけで、もう興味も失せてしまいますものね。
でも、よくよく考えると、学校で教えるというだけあって、そういう本は、日本人がしっかりと読んでおいたほうが良いという本なんですね。
とくにこの本は、「災害の本」だと言われているので、災害国に住む日本人は、読むべき必須の本だと思います。
色んな本が出ていますので、自分にあった本を読んでくださいね。
今回、このブログを書くために、いろいろインターネットで調べたら、もう出るは出るは、いろんな出版社がいろんな表紙のデザインで、ヒットしましたが、本人の鴨長明は一体、どの本がいいと言われるでしょうか?
でも、あの世で、彼はきっと喜んでいることでしょうね。亡くなった以後も、ますます有名になり、この災害国の日本では、彼はなくてはならない人なのでしょうね。
この『方丈記』も、日本三大随筆と言われ、他の二冊は、『枕草子』清少納言と『徒然草』吉田兼好 だそうです。
他の二冊も、日本人には是非読むべき本でしょうね。
私も全部は読んでいませんが、是非読もうと、今回新に決意しました…。
また、本ではなく、YouTubeでも上がっていますので、こちらから見てもいいのでは?
辛い時、苦しい時、絶望した時に見てください。方丈記|鴨長明 ガクの本棚
※修正版【古典朗読】鴨長明「方丈記」現代語訳〜おやすみ前や作業用BGMにも【元NHK フリーアナウンサー島永吏子】
いかかでしょうか?
草葉の陰で、鴨長明さんも、きっと喜んでいることでしょうね。
本のお蔭で、彼の名前は、日本人のとって忘れられない人となって、現在生きている私たちに、災害に対しての何らかの助言を与えているのでしょうね。本当にありがたいことです。
ガクの本棚さん ありがとうございます。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。