直観ひとりごと(350)辞職要求を突き付けられたら、あなたならどうする?
この(350)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「1回5時間」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理本質カウンセラー&本質セラピスト&メンタルコーチ三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(350)
◆辞職要求を突き付けられたら、あなたならどうする?
「土の時代」から「風の時代」に変わり、早、数年も経ったというのに、未だに、権力の座にしがみつくトップがいるということに、驚きを隠し得ません。
この、日本は、「命」を賭して、告発しないと、自分の名誉が守られないのでしょうか? 悲しいですね~。
やっぱり、まだまだ、「長い物には巻かれろ」「臭い物に蓋をする」などの「土の時代」の体質は、今も、どっぷりと、この日本社会を覆っているのでしょうか。
世の中の物事や出来事には、当事者がたくさんいれば、その人の数だけ真実(?)があるようですが、それは、事実では、決して、ありません。
当事者同士がいて、県庁があり、県議会があり、労働組合があり、百条委員会があり、自民党があり、維新の会がありと、関係する人々や組織が多ければ多いほど、問題を複雑にし、こじれさせて、その結果、死者まで出してしまいました…。本当に…。合掌…。
まず、問題を解決するには、「真実」を追求する前に、「事実」に目を向け、それを裁かなければなりません。それには、当事者たちの言動や言い分に、しっかりと耳を傾け、かつ、公平でなければなりません。
さらに大事なことは、直接の、当事者は、事実か否かは別にして、その問題を起こした責任をきっちりと取るためにも、即、辞職しなければなりません。良い悪いではないのですね。
たとえ、自分から起こした問題ではなくても、自分がその当事者や関係者であれば、まして、トップであれば、さらに、死者まで出してしまったのですから、まずは、辞める、それがトップとしての、潔い、責任ある行為ではないしょうか。
今回の、兵庫県の斎藤知事は、辞めない理由として、「選挙で、県民からご負託を頂いているから云々~」と言われますが、それは、その問題が起こる前であって、県民は、一切、そういう事実を知らなかったからであり、いまとなっては、県民の意見も考えも違っているコトでしょうね。
過去のご負託を楯にとって、知事の座にしがみつくのは、ますます、県民の心が離れる結果になっていると、斎藤知事は考えてもおられないのでは? 人間としても、日本男子としても、社会人としても、組織のトップとしても、全く、失格でしょうね~。
もしも、斎藤知事が知事を辞めたら、彼のその後の人生は、一体、どうなるのでしょうか? いまのように、「権力の座」で、生きることは可能なのでしょうか?
彼の心理を考えれば、辞職してしまえば、これから、彼には、どんな生き方がありますが? まだ、40代ですよ。あとの40年、一体、どうします? ちょっと厳しいですね~。
彼はそれを感じているからこそ、辞職しない、いえ、できない、だから、権力の座に、しがみ付かざるを得ない、のでしょうね~。
だから、何がなんでも、知事の座にしがみつかなければならないのです。ホント、哀しいですね~。東大まで出た人なのに…。まだまだ、未来は、明るいし、洋々としているというのに…。
でも、東大を出た人は多いけれど、知事になった人は、決して多いとは言えないのですね。だから、エリートとして、何がなんでも辞めるわけにはいかないのでしょうね。野に下れない、辞める勇気がない、エリートの弱味でしょうか。
知事以前の、斎藤知事を知る人々は、彼のことを、とてもいい人だ褒めておられますが、これがちょっとヤバイ!!!
もしも、それが事実であれば、斎藤知事は、知事になるまでは、ご自分の本心で生きておられなかったのでは?
本質(本心や性質)は、知事以前と、知事以後とで、全く違うという人がいるというのは、問題が起ったトキのほうが、その人の本当の本質を現しているのではないでしょうか。
人間、窮地に陥ったトキにこそ、本性が現れるそうですから…。
でも、テレビを観ていて、何か、痛々しいというか、哀しい感じがいたします。また、怖いという方もおられますが…。
そこまでして、権力の座が欲しいのでしょうか。もしも、東大卒でなかったら、もっと違う結果になっていたでしょうね。
そもそも、パワハラもなかったでしょうし、元局長も自殺しなかったでしょうし、片山副知事も辞職しなかったでしょうから…。
でも色々、ネットで調べてみると、斎藤知事を取り巻く環境は、魑魅魍魎としていて、死者のひとりや二人出ても、なんら不思議ではないとのことでした…。
この片山副知事も、ちょっと曲者で、亡くなられた元西播磨県民局長とは、敵対するグルーブの宮城県庁出向者たち「牛タン倶楽部」七人の脅迫者たちと同類なのだそうです…。ウ~ン。わけがわからん!
辞職して、一番早く泥舟から逃げ出した片山副知事が、クビをかけた百条委員会妨害は、実は片山副知事の独断ではなく、斎藤知事の意向の指令だったそうで、片山副知事自身が、県職員との食事会で、ふれ回っていたらしい、と書かれています。ウ~ン。ますます、闇が深い!
この件は、部外者の私やあなたが、単純に考えるべきではなく、もっと、もっと、ドロドロとした、深い闇がある、のでしょうね。人が亡くなっているのですから…。
興味のある方は、どうか、ご自分で、検索してくださいね。色々と出てきますから…。これも、「風の時代」だから、なのでしょうか。
私たち、人間は、「地の時代」の意識から、「風の時代」の意識に変換しないと、ますます、こういう権力にしがみつく人の醜態が明るみに出て来ると存じます。
それを、私たちが、勉強、学習させられているのでしょうか? 「風の時代」の生き方として、反面教師として…。
とにかく、斎藤知事は、一刻も早く、潔く、辞職されることを、お願いいたします。
それが、亡くなられた元局長や、辞職された片山元局長の意志に添う、斎藤知事が唯一できる、解決法だと存じます。
元局長に合掌…。
まだまだ、こういう事柄が起こりそうですね~。それが、時代の流れでしょうか…。
ありがとうございました。