心のお薬になる本(70)『病気になりたくてもなれない話』宇田成徳著
この(70)「心のお薬になる本」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる本(70)
◆『病気になりたくてもなれない話』宇田成徳著
今回ご紹介する本は、ちょっと珍しい人の本です。
なぜ、珍しいかと言うと、著者の宇田成徳氏は、冊子の方の『病気になりたくてもなれない話』の中で「私はアホです」といつも自己紹介されるそうです。宇田氏の素直で、素朴で、実直な性格が滲み出ている本なのですが…。
そんな宇田氏の書く著書だから、常識にとらわれないので、すこぶる面白いし、とっても参考になります。
宇田氏は、近畿大学と同志社大学の非常勤講師をされていたそうです。求人難の時に電気機械メーカーに入ったのですが、優秀な人ばかりで、コンプレックスに陥ったのですが、幸い、松下幸之助さんの本が「素直になりなさい」と教えてくれて、定年まで在籍できたそうです。
そんなユニークな宇田氏が書く健康本だから、これがまた、とってもユニークなのですね。
人の書く本は、その人の人柄がモロにでます。
いくら良いコトをあげつらっても、その人の人格が良くなければ、それは、キッチリ、本の中に出て来ます。
そして、ナンカ、変だなあ~、と感じて、その本を投げだしてしまう羽目になることも多々あります。
でも、この宇田氏は、本物です。いくらご自分がアホと言っても、いえ、正々堂々とアホと言えるというのは、もしも、かつて本当にアホであったとしても、現在は、そのアホを克服して、偉人になられた証しだと、私は感じます。
偉人ほど、謙虚で、素直で、腰が低いです。
だから、そんな宇田氏を私は尊敬します。
そんな宇田氏が、健康の秘訣を、この本で書かれています。
もしも、興味があれば、この本を手に取って、実際にお読みくださいね。
目から鱗ではありますが、考えてみれば、なるほとその通り! と実感されること請け合いです。
健康は、本来、医者いらず、薬いらずで、長寿まで全うできるものなんですよね。
いくら、長生きしても、病気で寝込んでいれば、全く生きる意味がないと思います。
人間は人間である前に、「動物」なので、動く物でなくなれば、それは、人間でないという意味かもしれません。(厳しいようですが…)いえ、そういう動くことができない人が、一生懸命生きるという意味も、また、神として大切に敬えという意味なのかもしれません。
とにかく、神から与えられし、この大切な身体が健康を維持して、生き永らえていくことが、私たち人間のなす第一の使命でもあるのでしょうか。身体は借り物。だから決して、身体を疎かにしてはいけないのですね。
だからこそ、この宇田氏のような意見を参考にして、私たちは健康を維持していけるののでしょうね。
特に、高齢者の方々に、お読み頂きたい、最高の本だと思います。
そして、願わくば、本を出すまでになられたのですから、もはや、「私はアホです」という言葉は禁句です。
まだ、そう言いたいのであれば、「私はアホでした」と過去形にすべきでしょうね。
でないと、やっぱり、聞く人は、素直に取れない人もいるでしょうから…。
「昔はアホでしたが、今は違います、だから、本も出させてもらっています」という意味で…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。