直観ひとりごと(76)東京オリンピック招致は本当に実現する?
この(76)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(76)
◆東京オリンピック招致は本当に実現する?
先日の、五輪メダリスト銀座パレードに、なんと50万人!凄いですね~。このパレードは、史上最多の38個のメダルを獲得したのを記念して、日本オリンピック委員会(JOC)が初めて実施したそうです。
オリンピック選手の皆さんには、激戦を終えられて、ホッとしたのか、試合の時とは違うホノボノとした波動が漂っていました…。
これは、2020年の東京オリンピック招致に、日本国民の関心を得る為の策だとか…。
しかし、本当に東京が開催都市として認められるのでしょうか?
過去に2回以上開催した都市は、ロンドン、パリ、アテネ、ロサンゼルスと、みんな西欧・欧米諸国の都市なので、アジアの東京が選ばれる可能性は低いのでは?
まして、世界の人々の認識では、日本は原発被爆国で、日本中が放射能に汚染されていてとても怖い、と…。
だから、ロンドンでの開会式には、日本が締め出された真の理由は、「放射能汚染」だから、シャットアウトされたとの噂がマコトしやかにささやかれているのを、皆さんはご存知でしょうか?
日本人は、放射能汚染には、過去の広島、長崎の被爆があっても今現にこうして元気で生きているのだからと、とっても鈍感だけれど、世界、特に西洋人は、悲惨なチェルノブイリの事故以後、異常に放射能には敏感で、神経質なのです。
だから、東京での開催は、日本人のみの、儚い夢と終わるのではないでしょうか?
なぜなら、放射能は、10年やそこらでは無くならないですから…。
本当に、東京都が、オリンピックの招致を望むならば、国民全体で、ガレキの受け容れや、放射能対策に取り組まないと、元の黙阿弥になる可能性が大!
だけど、立候補するだけなら、いいのです。選ぶ側は…。
日本は、結構なお金を落としてくれる国だから…。
立候補するだけでも、厖大なお金がかかり、それは、結局、国民の税金で賄われるのです…。
立候補出来ない国もたくさんある…。
それが平等の精神から反している?
かつて、2008年の北京開催の大阪の招致活動には約53億円。2016年の開催の東京の招致経費55億円。
これだけでも、都市が弱体化する…。
それはとりもなおさず、国が衰退化するのと同じ…。
一体、それで誰が、どこの国が喜ぶのでしょうか?
今どき、これだけのお金を出す西欧諸国はないのですから…。
中国は当分立候補しないでしょうし…。
日本は、ネギまで背負っている、おいしいカモなのでしょうね。
例え、東京にオリンピックを招致できても、結局、実際に、足を運ぶのは、東京都民が殆どでしょう。残りの大半の国民は、テレビ観戦なので、他国で開かれても、大差ないのでは?
東京にオリンピック招致云々よりも、西洋人優先の競技は、もうそろそろ、見直す段階に来ているのでは?
人種差別を作っているような気がしてなりません。
いえ、同人種の諍いを助長してさせているようで…。
特に、日本や中国や韓国、北朝鮮等の黄色人種にとっては、決して、良いイベントではないのでしょう。
さらに、日本は、オリンピックに使うよりも、震災復興や、災害復興や、中小零細企業や、高齢者社会の為に、もっと、もっと、使うべきコトがあるのでは?
中小だけでなく、今や、大手企業も青色吐息の有様で、シャープの凋落は、日本人として観るに耐えられない。
シャープの次は…。
また、東京は、地震の多発する土地柄であり、富士山の爆発も云々されている現在では、そういうコトにお金を使うべきなのでは?
或いは、弱腰外交のせいで、いつなんどき、隣国からの嫌がらせがあるやもしれません。
そういうために、防衛策を講じる必要があるのでは? その為の資金も必要なのでは?
更に、今の政権が続けば、バラマキはまだまだ収まりそうにないでしょう。
そして、弱体したとはいえ、まだまだ日本は、他国に援助し続けさせられるでしょう。
アメリカも日米安保を楯に、ますます剥ぎ取っていくでしょう…。
それらをないがしろにして、オリンピック、オリンピックとお祭り騒ぎに興じるのは、賢い国民のすることでしょうか?
国民がオリンピックで浮かれている間も、震災で仮説住宅住まいを強いられている人々のコトを思うと、他人事ではありません。
と、パレードを観ながら、コトを憂えては、心はチリジリに乱れます…。