この（358）「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「１回５時間」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理本質カウンセラー＆本質セラピスト＆メンタルコーチ三宅麗子の投稿頁です。

★直観ひとりごと（358）

◆斎藤知事の辞めない理由を心理解読する！

兵庫県の斎藤知事の辞めない理由を、心理カウンセラーとして、三宅が心理解読させていただきます。というか、たとえ、パワハラ疑惑があっても、斎藤知事には、辞めない以外には選択肢はないのでしょうね。ただただ、一択なのです。いえ、一択しかない！　よく、わかります。

なぜならば、斎藤知事にとっては、辞める、いえ、一般人として「野に下る」のは、彼に「死ね」と要求するのと同じなのですね。いえ、普通の人間に成り下がるのは、彼が自分も「虫けら」と同じだということを認めることになるので、それには、絶対に耐えられないのですね。

彼にとっては、知事を辞めるという意味は、「神」から人間以下の「虫けら」に落ちるようなものなのです。そういう意識で、この３年間、彼は他の人間に接してきたのですから…。周囲の人間は「人間以下＝虫けら」で自分は「神である」と…。

だから、私は、彼の態度や意識が、別に理不尽でも、不思議でもなんでもなく、当たり前のコトだろうと想像できるのですね。自分が「神」であれば、まだまだ、自分は「やさしい」し、「正しい」、のだと…。こんなやさしい「神」はどこにもいない、と…。だから、お前たちは有難く思え、と…。

この３年間、一般人や周囲の人々に対して、人間以下、虫けらの如く、見下してきたのが斎藤知事なのです…。なんの罪悪感もなく、やましさもなく、だから、いまさら、自分の存在の生きどころがなくなるので、いままでの意識や態度は、絶対に、変えられない！　自分は正しいのだからと…。とくに、自分が悪かったと思うコトは、絶対に耐えられない…。自分は普通の人間とは違う「神」だから、という３年間保ってきた意識が消滅するのは、死ぬほど、耐えられない。いえ、死ぬのと同じくらいなのだ…。

たとえ、人々から批評・非難されても、周囲の人が死に至っても、自分の崇高な（？）意識とは引き換えにならないほど、知事を辞めないこと、トップの座に居座ること、権力に固執することが、斎藤知事にとっては、生きる価値、いえ、人間としての価値だと、ツヨク信じているからなのでしょうね。

辞めてしまえば、周囲の人間と同じに、ただの人、人間以下、と同じになってしまう、それには、絶対、耐えらえない！　辞めることは、「人間でなくなる」こととイコールなのですね。それは、人間以下であり、人間以下に成り下がること、それを認めることと同じで、それには絶対に耐えられない！、なぜならば、自分は彼ら、普通の人間とは、絶対に違う、偉大な人間＝自分＝知事＝神、なのだから…。

ゆえに、何が起っても、何を言われても、「公」が、自分の首を切らない限り、絶対に、自分から、辞めない！！！

それが、彼の覚悟、いえ、正義なのでしょう。それは、他人の命などには換えられない、と固く強く信じている！　他人の命よりも、自分の正義が、崇高だと信じているから…。普通の人には、計り知れない、彼の心理状態…。

だから、四面楚歌になっても、たった一人で戦うことになっても、自分が自分を信じていれば、いっさい、関係ないんです。怖くもない！　自分の意識、考えが、正義であり、すべて！　だから…。

そのためには、たとえば、いえ、仮にでも、妻が何と言おうと、子供が、学校で虐められようと、まったく、感知しない！　いえ、それらは、自分の覚悟や正義とは、替えられないのです。彼にとっては、非情でもなんでもない、普通の感情なのですね。別に、妻と子を蔑ろにしているのでもない！
そういう意識も、サラサラない！　奥さんや子供さんに、同情の念さえ、覚えますが…。

今回の件が、もしも、斎藤知事に有利に働き、無罪放免になったら、またまた、新たな犠牲者が出るのかも…。何しろ、他人の命よりも、己の覚悟、正義のほうが、正解で、重要で、いえ、崇高だと信じているからなのでしょうね。自分だけが正しいと…。

こういう人が、歴史上に名を残すのでしょうか。いったい、どういう人物として、名を残すのでしょうか。興味がありますが…。

時代の変換期においては、こういう人物が突如として、世に出て来るのでしょうね。悲しくも、たまたま彼に関わった人たちで、不幸にも、彼に目を付けられ、死に追いやられた人たちの恨みとは如何に…。これ以上の、死人がでないことを、ツヨク望みますが…。

普通の意識ではない、斎藤知事には、他人の命などはあまり大したこととは思っておられないのでは？　普通の人の神経ではないのですから…。それだから、いまもなお平然と知事の座に居座り続けておられるのです…。彼にとっては、他人の意見など、痛くも痒くもない！

一刻もはやく、彼の権力以上の、公的な力で、辞めさせなければ、また、犠牲者が出るかもしれません。何しろ、自分が正義であり、自分がいちばん、偉いと信じているのですから…。

でも、彼の奥様の顔が見たい！　というか、なぜ、妻として、伴侶として。、彼に意見を言わないのでしょうか、言えないほど、ワンマンな夫なのか？　なぜ、はやく辞めて、と言えないのか？　ならば、奥さんも犠牲者？　あるいは、あの夫にしてこの妻あり？

まったく解せませんが…。では、子供がいちばん可哀想かも…。でも、この世に生まれてくるのは、それも承知のうえで生れてくるそうなので、子供は、いったい、父親の味方なのか、それとも、批判する敵になるのか。もう少し、トキが経たないとそれもわからない…。ウ～ン！

巷では、斎藤知事よりも、もっと悪質な人物が何人もいる、黒幕がいると言われますが、そういう人には、警察がもっと力を発揮していただきたいと存じます。

なにはともあれ、斎藤知事とこの世での接点がなければ、亡くなることはなかった方々にも、もっと違う人生があったのでしょうに…。

亡くなられた方々にお悔やみ申します。安らかにお眠りくださいませ。

もっと、ツヨク書きたいことはいっぱいあるのですが、それでは自分の価値が下がるので、この辺で終わりにしますが、とにかく、亡くなられたご本人や、遺族の方々の心情を思うと…。本当に…。

お読みいただき、ありがとうございました。合掌…。