直観ひとりごと(217)切りたくても切れない「親子の絆」って何?
この(217)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(217)
◆切りたくても切れない「親子の絆」って何?
今、「家族とは?」や「家族の絆とは?」という疑問が、私たち日本人に大きくクローズアップされてきています。
それは、あるタレントさんの息子が不祥事を起こしたことで、過去に、「遺伝子のDNA鑑定」までして裁判で「実の息子」でないというのか証明されたというコトが、今、またそれが蒸し返されて、マスコミで「話題」となっております。
この息子には同情する声も多々聞こえますが、それとは別に、やはり、元夫婦が、なぜ、「DNA鑑定」までする羽目になったのかというコトでしょうか? それを考えますと、やはり、一番の被害者は、息子なのかもしれませんが、生まれるトキ、息子の魂は、産土の神様と誓約して、本人の納得ずくで、この世に降りてくるそうですから、「人間智」で考えても、余り答えはでないと思います。強いて言えば、そういう子供を産んだのであれば、母親は、子供に対して罪を償うために、今世は、決して、再婚などせずに、子供との人生を生きるべきでしょうね。厳しいでしょうが、それが人間として、母親としての「義務」でしょうか…。
幸せは、来世に託すべきで、それをしてこそ、来世が約束されるのですから…。でないと、来世ももっとツライ人生が待っている…。この世での「魂」は一代限りでも、「直霊」は永遠なのですから…。
さらに、去年ですが、別の話題では、亡くなられた歌手の「実の息子」だと名乗り、お世話した方々からいろいろと苦情が寄せられて、それが発覚した結果、実の息子とテレビ対決(?)までして、その事実を、DNA鑑定して、という話題をマスコミに提供しております。一見すると、実の息子よりも、その名乗っている男性のほうが、ご本人の歌手によく似ているののが、こういう騒ぎにもなるのでしょうか…。
この名乗った男性が何が問題なのかと言うと、何がしかの援助や金銭を受けていたことでしょうね。要するに、間接的にも、それを利用したと誤解されても仕方がないでしょう。たとえ、本人に利用したり騙すつもりがなかったとしても…。
こういう似たような「遺伝子のDNA鑑定」という「話題」が出てくるという意味は、全くの「偶然」ではなくて、何か、そこには、深い「理由」があるのでしょうか。
それは、「遺伝子のDNA鑑定」という「話題」よりも、その奥にある、「親子」という関係が、戦後70年以上経った今、私たち日本人に、「考える葦」として、大きく突き付けられているのではないでしょうか?
私のカウンセリングルームにも、「親子関係」を考えさせられるような、父親を全く知らないという相談者様もお見えになったりして、こういうコトから、私は、これが、何かの「お知らせ」なのかなぁとイタク感じております…。
若い方たちは、いえ、結構なお年をめされた方たちでも、「両親なんて関係ない!」とか「親子関係なんて!」、まして「先祖なんて!」と言われますが、本当に、心からそう信じて、そんな不遜な「コトバ」を発しているんでしょうか?
彼らは、自分の「顕在意識」では、そう信じていても、「潜在意識」では、決して、信じていないのではないでしょうか?
それは、私たち人間は、いえ、人類は、決して、「両親」や、「先祖様」や、「祖先様」とは、切っても切れない強い「絆」で結ばれているのですね。その証しが、「家族」であり、「氏族」であり、「民族」という「族」となっていて、その「日本民族」が、今では、「日本人」や「日本国民」や「国民」という「絆」となっているのです…。
その強固な「絆」とは、現実的には「血」の「存在」であり、その「血」が、現在では、科学的にも、「DNA遺伝子」ではっきりと証明できるのです。それを調べれば、現在の「親子」関係が、「実」か「虚」かが、はっきりと判るのです。
今までは、肉体的にも精神的にも、女性にしか「確認」できなかった「親子」関係が、女性の「ウソ」を見抜く道具ともなり、これは、ある意味「男性」にとっては、よい傾向と言えるのでしょうか?
そこから「不幸」が生まれる夫婦も出てくるのは、女性にとってはマイナスで、今まで自由奔放に生きた女性にとっては、「因果応報」や「自業自得」という結果にもなるのでしょう…。
これは、男性にも言えることで、今まで親や家族に迷惑や心配ばかりかけてきた息子が、親になったときには、自分の子供に同じしっぺ返しを食らうことになるのでしょう。私はその場合は、男性ならば「娘」に、女性ならば、「息子」で苦労させられるという感じがしておりますが…。
だから、「親なんて」や「先祖なんて」という「無視」なんて、本来は、ありえないし、許されないのでしょうね。きっちり、「神」はお見通し…。いえ、「神」とは、その人自身の「霊(魂)」なのですから…。
私たち人間の「存在」は、自分自身の「血」は、その肉体には一滴も無くて、両親である父親の「精子」の一滴と、母親の「卵子」の一個から、およそ37兆個の細胞でできています。この細胞は、46回分裂すれば37兆個以上になるそうです。スゴイですね~。
そういう意味では、私たちの先祖様を30代前まで遡れば、10億人の先祖様がいるそうなので、その人間が始めて自分の子供を授かったトキに、その本人の「血」は、その子供の中に存在し、永遠に、子孫に伝わるとも言えるのでしょうね。だから、子供を持たないと、自分の血は、存在したことにはならないともいえる…。
それは、今の「物質文明」では、特に、現在の日本では、男の子を生まないと自分の子供として、永遠につながっていかないのです。だから、「自」と「心」で、「息子」。「娘」は「女」と「良」と書いて、自分の子供ではなく、小さくても「女」なのでしょうね。この意味はとっても大きいのです。「男尊女卑」とかいう問題などではなくて、もっと、根源的な男女の違いを伝えているようですね~。だから、娘は、母親に対してもともと、厳しいのですね。
男性も女性も、自分の「分身」は、息子に伝わるという意味なのでしょうか? 「息子」と「娘」の違いは、昔の「コトバ」で、「ヒコ」と「ヒメ」にも表れているようです。「比古」と「比売」と書きますが、なぜ。「ヒメ」の「メ」が「売」なのでしょうか? 一体、何を売るんでしょうね、女性は…。これも、ちょっと不思議です。
今回、タレントさんたちの「遺伝子のDNA鑑定」が話題となるという意味は、私は、いよいよ、人間は、いえ、人類は、そういう「繋がり」から、脱皮するために、言い換えると、親子の「精子」や「卵子」がもはや、必要としなくなる時代に突入した、と断言できるのですね。しかし、それが「完結」するには、あと100年や200年は、優にかかるでしょうが…。
「親子」の関係が、クローズアップされているのは、「血」の繋がりを重要視する私たち「国民」ばかりでなく、「血統」よりも「皇統」をおもんばかる「皇室」に、それが、顕著に垣間見えます。
私たち日本人の「ひな形」でもある「皇族」にも、「親子断絶」が起こっており、マスコミ、特に、週刊誌の格好の「餌食」となっております。いえ、「ひな形」だからこそ、その現象は、「皇室」から、日本の国民に伝播するのでしょうね。
今では一部の「皇族」の方々が個人主義を主張する「生き方」なので、今、日本国民の間でも、だれもが感じるほどに、具現化してきたと言えるのでしょうね。「ひな形」とはそういうもので、よく、「日本は世界のひな形」なんて言いますが、ホント?
だから、私は、今回の「皇族」の憂慮される問題は、決して、偶然とは思えないのですね。すべては、「DNA遺伝子」のなせる「ワザ」だと感じます。それは、昭和天皇の「荒魂」が今、お怒りになっておられるのではないか? と…。
これ以上は、「皇族」のことを書くのを控えますが、「親子関係」から、「遺伝子のDNA問題」から、さらに、日本の今後のあり方まで、あと3ヶ月を切った「平成」から、「新元号」に移行するこの大切な時期に、こういう問題が起こったという「意味」に、私は、深い、深い、神の「お計らい」を感じてなりません。決して、偶然ではないのですね。
国民一人ひとりが、真摯に、「考える葦となれ!」との、先祖様から、さらに、祖先様からの、真摯な「おさとし」なのではなかろうかと、イタク感じる次第でございます。
次の世では、ますます「名前(姓名)」の存在が希薄になる時代だと感じますが、たとえ、親の「精子」や「卵子」を借りずとも、自分自身のips細胞やSTAP細胞を使うのであれば、また、自分の細胞から分身(クローン)を作るのであれば、結局は、その細胞の遺伝子は、先祖から、祖先から、繋がるモノなので、決しては、彼らを無視できないのでは? とも感じます。
人間の細胞を使わずに、全く別の「モノ」から作らない限り、これからも、私たち人間は、DNA遺伝子から、逃れられないのではないでしょうか? という意味は、先祖や祖先の「血」から逃れられないのではないでしょうか? それゆえ、「血」とは、偉大な「モノ」ではありますが、それゆえに、清い「水」以上に、ドロドロの「汚いモノ」にもなりえるのでしょうね。その「血」の中には、人間の「意志」が全部詰まっているのですから、「骨肉の争い」も、本当は「血の争い」なのでしょう。
という意味は、ご自分の「血」を清くして澄んだ「モノ」にして、讃え祀れば、「家族の争い」や「親戚の争い」もなくなり、いずれ、「骨肉の争い」も無くなるのでしょうね。そして、それが、先祖様にも通じて、先祖様も浄化されるのでしょうね。そうなれば、人間は完全に、身体も必要なくなり、霊的な存在になれるのでしょう。さらに、この地球も天災や人災も無くなるのではないでしょうか?
ゆえに、今は、その悪い「血の争い」が具現化する時代なのでしょうか。それは、人間であれば、あらゆる人に当てはまる…。「血」を浄化して、体のいらない「存在」になる過渡期が、今、なのでしょうか?
その「血=先祖」を浄化する方法が、私は「姓名」や「氏名」にヒントがあると強く感じてなりません。それを、私は「姓名本質リーディング」で、真摯に読み解いていきたいと存じます。親子関係や家族関係で悩める人々にとってのルームでありたいと存じます。
ありがとうございました。