直観ひとりごと(118)阪神タイガースが日本一になれないワケは~
この(118)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(118)
◆阪神タイガースが日本一になれないワケは潜在意識のなせるワザ!
以前、私は阪神ファンでしたが、阪急に身売りしてからは、きっぱり足を洗いました。
その理由は面白くなくなったから…。
ぬるま湯につかっていて歯がゆいから…。
巨人戦にはハッスルするが他の試合には覇気がないから…。
努力をしなくてもお客が来るので精神的あぐらをかいているから…。
イザというときに力を発揮しないから…。
ピンチやプレッシャーに弱いから…。
選手に見えざるエリート意識が蔓延しているから…。
などいろいろありますが、私は、1ファンとして恥ずかしいから…。
ファンのマナーの悪さに辟易させられるから…。
とかく、大阪の人間は、というレッテルを貼られるのが悔しいです。
今回も、恒例の如く、道頓堀川に裸で飛び込んで、平気で世間を騒がせる…。
でも、あれって本当のファンではないような気がします。
にわかファンが目立ちたいだけなのかも…。
女性も飛び込む時代になって、いやはや、世の中も末ですね~。
やっぱり、大阪か、と言われそう…。
今年の日本シリーズでは、クライマックスで巨人に勝ったのは、それなりに評価はされていますが、
それも、巨人にだけは負けたくないという劣等感の裏返しのような感がします。
それを痛烈に物語っているのが、ソフトバンクに4連敗してしまったコト。
それもなんとなく納得できるのですね。
やっぱり、阪神らしいと。哀しいですが…。
なぜ、バタバタバタっと4連敗もしてしまったのか?
それの答えは、阪神選手の潜在意識にあるのです。
絶対に日本一になってはいけないという逃れられない呪縛がある!
それが証拠に、阪神の会社が勝利を決して望んでいないのです。
「1ではダメ、2でないとダメなのです。」
それはなぜ?
それは、日本一になると膨大な経費がかかってしまうから…。
全選手の年俸、社員の給料、百貨店の大売出し等で、厖大な出費が重なってしまうから…。
だから、選手にとっては、勝つことは「悪」。
勝ったら、会社に損失を与えてしまうと、潜在意識に強烈に組み込まれているのです。
別に勝たなくても、ファンは球場に足を運んでくれるし、百貨店にもお金を落としてくれる…。
その思いは、球団全体、選手まで覆っているのです。
無意識のうちに…。
だから、イザというときには力が出ない、いえ、出せない。出せなくて「正」。
それに、今回は輪をかけたように、ソフトバンクには、勝たねばならない悲壮な条件が揃っていた。
秋山監督が今季限りで退団するコト。
ソフトバンクは日本の老舗の会社ではなく、孫社長は何としても「日本一」になりたい人間なのです。
だから、その思いが選手たちに以心伝心で力を出させたのです。
阪神とは全くの精神状態が正反対なのです。
それは、審判にも伝わり、なんとなく判定は阪神に辛くなる…。
その結果、勝つべくしてソフトバンクは勝ったのです。
阪神と違って、勝つことが「正」だった。
そういう反対の空気で、阪神は、あれよという間に、見事に4連敗。
お見事といえばあまりにもお見事すぎる…。
もう何も言えません。
問題になった最後のバッター西岡選手もいろいろ取り沙汰されていますが、
アウトになったことは誰も責められないと思います。
でも、打ったコトに問題があった。
やっぱり、1アウトで1ストライク3ボールでは、あと1球は見逃さないといけないのです。
それを打ってしまっては、やっぱり己の功を意識しすぎた結果では、と感じます。
そういう独りよがりの行為は、神は味方しないのですね。
だから、負けて当然の結果だった…。
やっぱり、野球は団体競技であり、
そういう意味では西岡選手は外様選手なので、
ああいう行為は無理のないコトなのかなあと思います。
勝負に生きる選手ならば、存在のアピールであり、当然の権利であり、
ご本人も意識しない思いでしょう。
悪気がない分、また同じ過ちを起こしやすいのです。
それも潜在意識のなせるワザで、西岡選手だけが悪いのではないのです。
まだ、西岡選手は良く頑張りましたよね。
でも、生え抜きで頑張っているのは、鳥谷選手だけのような気がします。
鳥谷選手は、唯一「阪神の良識」です。
いえ、日本を代表する「野球界の良識」です。
その鳥谷選手も、内心、阪神に潜む姑息な空気に辟易しているのではないでしょうか?
だから、外国へ行ってしまうのか?
もしも、彼がメジャー進出ならば、是非応戦します。
彼の振る舞いや考え方が日本の「大和魂」だと、外国人には受け取られてきっと絶賛されるでしょう。
彼には武士道に通じる雰囲気が漂う…。
今の日本では生きるコトがしんどいような…。
こういう良き日本精神の持ち主は、外国では尊敬されるのです。
鳥谷選手が抜けた後の阪神には、優勝は永遠に無理なのでしょうか?
阪神球団の奥に漂う姑息な潜在意識を払拭しない限り、ちょっと無理な気が…。
それを払拭するには、行動を起こすべきで、
その行動とは、巨人だけでなく、全球団に対して、必死で向かっていってこそ、
浮かぶ瀬もある!
浮かんでほしいと、会社のオーナーがそう感じるコト!
阪神の選手は、巨人を敵対視しすぎないコト。
その思いは、劣等感の裏返しだから…。
大阪が東京を敵対視するのと同じ思い…。
権力に歯向かう思いは、得てして、劣等感のなせるワザ。
それも潜在意識のなせるワザ。
私も、肝に命じたい。
やっぱり、私も、潜在意識では、まだまだ阪神ファンをやめていないのか?
恐ろしや! 潜在意識のなせるワザ!
だったら、潜在意識を制するものが人生を制する!
潜在意識のカウンセラーとしては、
もう一度、阪神に優勝を狙って頂きたいと、切に望んでいます。
ガンバレ! 阪神!!!