直観ひとりごと(115)アザとシミが見分けれらない現代の美容医療って?
この(115)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(115)
◆アザとシミが見分けれらない現代の美容医療って?
実は、私には、顔の左側に大きなシミ、いえ、シミらしきモノがあります。
中学ぐらいから目立ち始め、最初はほんの小さなシミでした。
ところが年月が経つにつれて、それは段々と大きくなり、
とうとう現在は、タテ4センチ×ヨコ3センチ程も大きくなってしまい、
おまけに、中心は色も濃くかさぶたのようになってきたので、
ひょっとしたら皮膚ガンかと思いました。
でも、私はこのシミらしきモノには、今まで全く悩んだことはありませんでしたし、
殆ど意識したこともありませんでした。
と言うより、意識するとダメだと思い、
敢えて、意識しないようにしておりました。
だから、病院嫌いなので、一生ほっておくつもりでしたが、
皮膚ガンになれば、ちょっとヤバいと思い、
やっぱり一度は、検査を受けておこうと一念発起して、
近くの評判の皮膚科に電話をしたら、
そこはアトピーが専門だったので、他の医院を紹介してもらい、
予約を取りました。
そして、当日、その医院に行ったら、
公立大学の名誉教授までされた、優秀な皮膚科の専門医で、
著書もあり、名医との評判の高い先生でした。
ところが、問診にはいると、段々と首を傾げられて、
おまけに、分厚い本まで引っ張り出してこられ、
私のシミらしきモノは、これでもない、あれでもないと途方にくれるはめに…。
そして、とうとう「アザかシミかはわからない」とおっしゃるのです。
名医と言われる先生がですよ、
目に見えないモノならばともかく、はっきりと形があり目にも見えるのに…。
そして、最後まで結論が出ず、他の大きな病院を紹介していただくことに、
相成りました。
名医でもわからない、ギブアップとは!(トホホ…)。
現代医学のお医者様って、治すのではなくて、病名を付けるのだけは、
得意中の得意だと思っておりましたが、
それも無理なら、医者と呼べないのでは?
ということで、大きな病院に行く羽目に…。
そして、今度の先生は、皮膚科の責任者で、女医さんでした。
今度もダメかなと諦めておりましたが、
その女医さんは、一目見るなり、○○○シミとはっきりと断言された…。
そして、もう治りませんと、これもはっきり…。
また、これ以上大きくなるかもしれないが、皮膚ガンではないので、安心してくださいとも…。
だから、治療もしないし薬も出しませんと…。
こうまで、自信をもって断言されると、
やっぱり安心するし、信じるのですね~、弱い立場の患者って。
精神科医が、天皇や神の如く君臨するのも、
あながち、無理な話ではないのだ!
そして、私のシミ騒動は、これにて一見落着とあいなりました。
しかし、やっぱり、どうにか治らないものかとネットで調べたら、
美容整形では、色々な薬で治るとか、レーザーで治るとか、はっきり書いてある…。
やっぱり金儲け主義なのか?
そんな魂胆に乗るものかと、すっかり、諦めていたら、
「しつこいシミがたったの6日で治る」というサイトにひょんなコトで巡り合い、
ダメモトとの覚悟で、それを試してみることに…。
この結末は、またの機会にお知らせいたします。
今回のブログは、ここまでです。
今回、何をお伝えしたいのかと言いますと、
形のある、目に見えるシミでも、権威ある名医さえ、診断できなかったのです。
だから、目に見えない不可思議な心の病いなどは、100人いれば100の症状があり、
100の病名があっても、おかしくありません。
ということは、形のないモノや目に見えないモノ(心の病い)には、
病名を付けてはダメなのです。
治るモノも治らなくなってしまう羽目に…。
安易に信じてしまうと、とっても怖い、
取り返しがつかなくなりますよ。
要するに、今の若いみなさんは、「苦労する能力」に欠けているのです。
とことん悩むコトが、怖いのです。
でも、人間と生れて悩みのない人はいないのです。
悩みのないのは、動物と同じです。
人間には、立派な脳があるから、悩んで当たり前なのです。
その悩むべき方向が間違っているだけなのです。
そして、雅子様の影響で、安易に心の病いと診断されても、
不安になるどころか、反対に病名を付けられてホッとされるのです。
雅子様も「苦労する能力」が欠けているお一人です。
自分のために悩むのではなく、国民のために悩まないから、ダメなのです。
心の病いなんて、どんな名医にも100%断言して、診断することは不可能なのです。
尊厳ある人間は、精神科医に診断を委ねてはいけません。
自分の心は自分しかわからないし、守れないのです。
それを肝に命じるべきでしょう。
奇しくも、今回、現象にあるモノさえ、アザかシミかを判断できなかったのに、
心は、潜象の目に見えない世界ですから、
病名を付けてはいけないのですね。
西洋医学は、潜象の目に見えない部分は、ないモノとして、
現象の薬しか、与えるスベがありません。
だから、ますます、潜象の分野の精神を病んでいく…。
それを回避するのは、まず、なぜそういう症状が起こったのか?
その原因を探る努力をするべきなのです。
そして、それがわかったら、その根源を断つ努力をする。
現代の心理学やカウンセリング界では、昔ながらの日本の伝統文化に注目して、
それを治療に取り入れています。
認知行動療法などは、まさにその応用です。
また、内観療法などにも注目です。
これらは、日本人が昔から、無意識にでも、潜象の世界をあると信じて、
その世界にフォーカスするクセが、生まれながらについていたから、
昔の人々は、心の病いなんて、あまり関係がなかったのですね。
だから、今の若い人も、日本人の昔ながらの伝統や風習をもう少し、
興味をもって見られたら、心の悩みに苦しむ人も、
きっと少なくなると信じています。
私のカウンセリングのスタンスはそういうところから、スタートしています。
興味がある人は、一度ご連絡ください。