直観ひとりごと(103)世の中の常識は疑ってかかれ!
この(103)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(103)
◆世の中の常識は疑ってかかれ!
世の中にはありとあらゆる情報が飛び交っています。そして、その情報の数が増えれば増えるほど、それは常識となって人々の意識に定着してしまいます。
今日は、常識を信じ過ぎてはいけないという私自身の体験談です。
私は、最近、5Kgほど痩せたのですが、そのお蔭(?)で、急に顔や手にシワが増えたようで、また体力的にも持続力が衰えたような気がして、なにかいい方法はないものかなあと思っておりました。
そんな折に、テレビのいろんな番組で、80才90才の妙齢(?)の方々が、率先して牛肉をモリモリ食べているということを知って、私は殆ど牛肉は食べないので、少しは食べないと若さを保てないのかと思案したのです。
そして、牛肉を意識して料理に使うようにしたり、カレーにいつもの倍の量の肉を使ったりと…。また、牛肉だけではなく、豚肉や鶏肉も以前よりもふんだんに食べたのです…。
また、今、流行りのアンチエンジングをうたったコラーゲンやヒアルロン酸が入っている「オールインワン化粧品」も買ったのです…。
そして、1ヶ月が過ぎて…。
ある日、口の周りが痛痒くなって、鏡を見たら、なんと、唇に炎症が…。こんなコトは生まれて始めてでした。
その日から、ますますその炎症は腫れあがり、血も出て、黒い傷となって、何度も皮がめくれたり…。食べるのも飲むのも困難なコトになりにけり。
そして、ハタと気付いたのです。
私には、食べ物も化粧品も変える必要はなかったのだと!
世間では、色々な情報が、「売らんかな」の精神で、ドンドン湧いてきますが、人ぞれぞれで、その情報が必要な人もいれば、必要でない人もいるのでしょう。
もともと、私の体の全ての細胞には、肉類、特に牛肉は「食べる必要はない」と刻印されているので、一部の細胞に「食べよ」と納得させても、潜在意識では拒否反応を示し、それが、最初の食べる器官の唇に、他の細胞が異変を起こさせて知らせたのでしょう。
また、化粧品を変えた途端に、シワも増えたようで、もともと、私は化粧水や乳液や美容液は「良し」と認めていますが、クリーム類は、UVクリーム以外必要ないとして、使っていなかったので、「オールインワン」も顔の細胞が拒否したのでしょう。
と言うようなわけで、世間に氾濫する情報や常識は、自分に合うかどうか、疑ってかかったほうがいいですよというお話です。
また、それに関係して、世間では、有酸素運動のエアロビクスがひととき、ブームになりましたが、それも寿命にとってはマイナスだそうで、いかにその反対の低酸素運動がいいかを説いている成瀬雅春というヨガの行者もおられます。
彼は、「粗食」と「心配事がないこと」と「新鮮な空気」の三つが健康で長生きすると書かれています。呼吸ではゆっくりとしたヨガの呼吸法が低酸素運動にもっとも適していると…。その反対に、有酸素運動は、代謝速度を速め、寿命を縮めると書かれています。
また、質素な食事も、彼は、人間も動物の一種で、動物は一種類の食べ物でも生きる動物もおり、多くの種類を食べる必要はないといわれますが、私もなるほどと納得です。昔の貧しい日本人の粗食が一番健康にはいいのでしょうね。興味ある人は、彼の著書『死なないカラダ、死なない心』成瀬雅春をお読みください。→
周囲を見渡せば、全てが海の日本のお国。お肉よりもお魚を食べましょう。日本人の体には、魚の脂が一番合うのですって! 根気と持久力があったに日本人はもう過去のデータになりつつあります。なぜならば、魚食人から肉食人に完全に変わった民族ですから…。
これも情報の弊害の結果!
ちなみに、食と化粧品を元に戻したら、唇のトラブルが消えていきました…。(フ~!)