感動のカウンセリング!(34)「憑いている」相談者様でも、潜在意識に目覚めると…。
この(34)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(34)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆「憑いている」相談者様でも、潜在意識に目覚めると…。
今回のご相談者様も1回では無理ではないかと感じた方でした。お名前から想像はしていたものの、これほど厳しい人生を生きておられるとは…。今更ながら、名前の持つ威力というかパワーに唖然とさせられたセッションでした…。
どれだけ、大変な相談者様だったか、私があれこれ書くよりも、相談者様の文章から切実な症状と悩みをお汲み取り頂きたいと思います。
■相談様の入力メールです。
現在、不安神経症と言われています。身体中や顔の違和感が気になって24時間、この身体症状を取りたくて取りたくて、症状に囚われてしまっています。症状が出だしてから、人に変に思われたらダメだと強く、又自分の顔が変わってしまっていく怖さが辛いです。 |
■私の返信メールです。
長年のお苦しみの症状よくわかりました。ただ、1回では無理かもしれませんが、5時間終われば、きっと違うご自分に巡り会えるだろうと思います。〇〇様の魂と私の魂でのセッションとなりますので、どうか希望をもってお受けくださいませ。 |
■相談様の再度のメールです。
精神科では、身体表現障害、社交性不安障害など、言われてます。今は睡眠薬の強いのを飲まないと寝れないので、睡眠薬を貰いに月一回通ってます。 症状が気になり出し、当初精神科に行きたくなりましたが、抗うつ剤などを色々飲まされましたが、気分は何も変わらず、私は症状がイヤだと言ってるのにと…長くても半年は飲んでもやはり変わらないので、ずっと悩みまくり、針や整体やメンタル啓発などありとあらゆる方法や情報だけは増え、完全に何が何だかわからなくなって、〇年前にあえて引き込もったら治るのかなと、半年引き込もってから、余計に症状だけに集中して心身のバランスが崩れ、良くなる所か症状が全身、顔にと違和感が強くなり、半年で引き込もりをやめて、病院通いからカウンセリングという所に行きました。〇年前くらいだと思います。カウンセリングも6件くらい行きましたが、どこの先生からも鬱病ではなく不安神経症や対人恐怖、社交性不安障害など言われ、やっと腑に落ちて、又沢山不安神経症の本なども読みあさりました。ただ、先生によっては頑張り過ぎだからダメな自分も受け入れて、自分に優しくしてあげてとか、不安は回避すると酷くなるから逃げずに克服してとか…その度に先生に言われた通りにするのですが、どちらにしても自分の症状が酷くなる一方で、今は完全に私の目指す希望は何が本当なのかわからず、ただ症状に囚われています。 症状が出だしたのは、〇〇年くらいになるので、仕事をしながら精神科で貰った薬を半年飲んではやめたり、人前で話す立場なので緊張感が酷いのでその度には不安を抑える薬を不定期にのんでいました。がっつり寝れなくなった4年前くらいと、引き込もってから後が大変だった思いが忘れれず、その辛い状態からやっと眠れる薬が今の薬なんで、それから〇年は毎晩寝る前だけは4つの薬を飲んで寝ています。 先生、私に希望の道や生き方などを本当に導いて欲しいです。出来たら本当にこの身体にひっつきまくるこの症状が取れたらどんなに又楽しい人生を生きれるかと思っています。今は仕事も休みがちですが、家に居てると病んでいくだけで、何一つ楽になりません。焦るだけで…どうぞ宜しくお願い致します。 |
しかし、相談者様は、セッション当日を楽しみにしておられましたが、それに反して、当日は、車の運転で道が混んでいたそうで、30分以上も遅刻されたので、私は、「うん? これは何か変?」と感じて待っておりましたら、案の定、初対面の印象は、「あ~、やっぱり!」
あれほど大変な症状の相談者様が普通に車の運転ができる? あれほど楽しみにされていたのに、大幅に遅刻? 等々、何かが引っかかる…。そして、到着された相談者様のいでたちは、もうばりばりの占い師そのものの雰囲気でした…。或いは、スピリチュアル系のセラピストか、はたまた、私のようなカウンセラーか?
でも、ご本人は、美容関係と言われるが、全くもって、そうには見えないのです…。これは、多くの占い師にありがちな、「霊能者」になりたい人間のようで、もしも、そうでなければ、とにかく、周囲を唸らせるほどの近寄りがたい「カリスマ性」を発揮させたい人で、いずれにしても、この異様な雰囲気は、一体どこから来るのだろうか?
そして、その異様過ぎるものすごい目付きに、私は思わず、一言「憑いていますね。」と…。すると、相談者様は、「先生にそんなことを言われたら、私は一体、どうしたらいいんでしょうか?」と…。でも、それもこれも、今、現在あるのは、相談者様が、そう強く強く望まれた「結果」なのですね。人間は、良くも悪くもすべてなりたい自分になるし、その権利を持っているのですね。特に、自由の国、この日本では…。今、あるすべてが、潜在意識からの願望のなせるワザなのでしょう。
相談者様の雰囲気から醸し出される、異様なエネルギーに圧倒されながら、色々お話を進めていくと、やはり、やり手の人たちが持つ特有の自信過剰な中にも、極端に自己中心的な子供っぽい劣等感とが複雑にミックスされた感情が垣間見え、長年色々な人に携わってきて、殆ど、動じなくなっていた私ですら、今回、どういう風にセッションを進めようか、ちょっと、迷ってしまったのでした…。
セッションも半ばに来て、話題を相談者様に憑いている「正体」に触れていくと、心当たりがあるのか、強く納得されましたが…。こういう個性の強い方は、縁を結ぶ人も慎重に選ばないと、変な人から変な念を貰ってしまい、その人の「生き霊」で、ご自分もその念を飛ばした人も不幸になりやすいのですね。日本は特に、気を付けないと、一瞬で念が飛び交う「怨霊」の国ともいう一面もありますし…。
案の定、相談者様の心当たりの知人は、現在、うつ病ということで、「人を呪わば穴二つ」と申しますので、知人の放った矢がブーメランのように知人に帰ってくるのは、さもありなん。相談者様も誰かに念を飛ばすつもりで、結局のところ、ご自分の全部返って来るために、様々な不調をきたしているのでしょうか?
しかし、話ばかり進んで行っても、このままでは進展しないと感じたので、イメージ療法にアタックしてみることにいたしました。すると、相談者様の使命は「平和」、トラウマは「私」、過去は「大丈夫」、未来は「自分らしさ」と出て、本質は「成長」と出ましたが、その「成長」というコトバを導き出したのは、「病気」と「無邪気」からでした…。
相談者様は、成長する為には、子供の「無邪気さ」を「病気」によって取り除くコトが必要だったのでしょうか? さらに、相談者様の潜在意識を覆っているコトバは、「自分」や「私」や「ご自分の名前」や「自由」だったのです。とても自意識過剰で、自己愛の強すぎる人なので、人生半ばに差し掛かっているにも関わらず、未だに、子供時代の「少女」から脱皮していなくて、現在も、脱皮したいのに、脱皮できずに、もがき苦しんでおられる相談者様だったのでした…。
外見のカリスマ性が漂う雰囲気とはほど遠いコトは、来られる前にメールで「服装はジャージとかのがいいのですか?」と相談されておられますが、こういう点からも、相手にどう見られるか等を必要以上に相手や他人を気にする特徴が読み取れます。要は、ご自分の好きな服を着ればいいだけなのですから…。それを、私に聞くというコトが相談者様の外見から来る雰囲気とマッチしないアンバランスなのですね。私が指摘して初めて気づかれる…。
また、使命は「平和」であるのにも関わらず、相談者様の生きる場所や人生には、常に望む平和とは程遠い、しなくてもいい競争意識を自分自身に課して、精神的な意味での波乱万丈の日々の連続だったのではないでしょうか? その意識が高じると、目立ちたい、一番になりたい、人に良く思われたい、人にバカにされたくない等の、人の目を気にするあまり、自分から「自由」を奪い、自分でない「自分」を演じるが故に、とうとうトラウマがどうしようもない「私」と出てしまったのでした…。
これには、もう相談者様も、びっくりというか、納得されて、そこから、相談者様の目付きが徐々にではありますが変わっていきました…。
なぜ、今の相談者様があるのか? やはり、それは早くに結婚されて、ご自分の望む人生を歩んで来られなかったコトも一因ではあるでしょうが、やはり、私が最初のほうで、相談者様にぶつけた「なぜ、何の為に、結婚されたの? あなたにとって、結婚とは何?」という質問に凝縮されているような気がいたします。これは、現代の悩める女性の方、全般に言える質問ですが…。
だから、今の相談者様から脱皮するには、お一人の力では到底無理で、その為に、「家族」の存在があるのでしょう。また、カードでは、長女がそういう母親に対して、何らかの解決方法を持っておられるようなので、もっと、長女の言う事に耳を傾けるようにアドバイスさせて頂きました。セッション中は、殆ど、具体的な旦那様やお子様の話は出なくて、やはり、妻としてや母親としての自覚よりも、ご自分が未だに、多くの人からただただ愛されたい「子供」のままなのでしょうか?
また、相談者様のように、父親との縁が薄くて、母親との縁に縛られている人は、父方の先祖様と、旦那の先祖様を大事にすることが、一番の解決方法だとも申し上げさせて頂きました。
そして、セッションが終わり、お顔を拝見すると、一皮むけた感じで、目付きも優しく変わっておられました。後は、家族を一番大切にしつつ、ご自分も正直に生きるコトが、今の病気から解放されるスベだと存じます。このセッションでも、何らかの「ウソ」が垣間見え、ここは、魂と魂のぶつかり合うカウンセリングルームなので、それは、ご自分に唾する、或いは、天に唾する、いえ、やはり、小宇宙のご自分に唾するコトになり、結局は、ご自分にウソを付くコトになり、全部、ご自分にはね返ってくるのでしょう。
本来、遺伝的な精神病は、とても少なく、現在の精神病は、殆どが、ご自分の「意識」に左右されるもので、今の時代は、精神の時代、心の時代と言うだけあって、良い念も飛びますが、悪い念の方がパワーも強く、少しでも「チッ! クソッ!」と想っただけで、もうすでに相手や宇宙に念を飛ばしているようない、怖い念が飛び交う時代です。そして、その飛ばされた念は、何倍ものパワーを増して、必ず自分自身にブーメランの如く返ってまいります。意識するしないに関わらず…。この世で一番恐ろしい感情は「嫉妬心」で、これは人間関係が多ければ多いほど、複雑になればなるほど、誰でもが関わる負の感情で、自分は「大丈夫」と思っても、誰かから貰っている場合も多々ありますので、くれぐれもご用心ご用心!
「体」は、神様からの借り物、だから、そうやすやすと「病気」になったり、変なモノに乗っ取られたりはしないものなのです。そういう強固で断固たる「意識」を持つコトが大事なことなのです。
だから、変なモノに乗っ取られないためにも、ご自分の「一霊四魂」の「一霊=直霊」に強く強く繋がることが重要です。昔の人はその繋がるスベを全て「お天道様がお見通し」だからと、自分の「「直霊=お天道様」を強く感じて生きていたのでしょうね。昔の人々の偉大さに、今更ながら圧倒されますね。そして、私たちも「お天道様」だけに繋がっていきていきたいものですね。
やはり、お名前の持つ意味や、潜在意識に気づくと、潜在意識も目覚め、生きる方向や目指す方向が定まるものなのです。もう、今回の相談者様の病気も、心配ないと存じます。あとは、相談者様ご自身が「病気」を手放したいかどうかだけ、なんですね。それと、無意識に競争する意識からの解放でしょうか? 本当は、ご自身との競争意識だったのでしょうか?それを改めて、実感させて頂きました。感動的な貴重なセッション、ありがとうございました。
※注)「憑いている人」で、私が関わっていいのは、その人が普通に日常生活を送っておられるかどうかです。今回の相談者様は、普通に運転されておられるという点が判断の決め手となりました。日常生活が送れない方のご相談は、いちカウンセラーでは無理ですので、そういう方は家族の方が何らかの機関にご相談くださいませ。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
ありがとうございました。