感動のカウンセリング!(32)第二の人生をと望めば望むほど今の相談者様の意識とは?
この(32)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(32)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆第二の人生をと望めば望むほど今の相談者様の意識とは?
今回ご紹介の相談者様は、現在、人も羨む「エリート層」で生きておられる〇〇〇の方で、将来は金銭的な不安など全くない人です。そういう恵まれた環境で順風満歩の人が、なぜ、カウンセリングに?
それは、セッションが進んでいく内に判明したのですが、相談者様はご自分の悩みと言うよりも、第二の人生を見据えられての知識の準備の為にこのルームに来られたのでした…。本来ならば、ご縁のない方と思ったのです。でも、やっぱり、ここに来なければならない大きな理由があったのです。でも、ご本人はそれをお気づきではない、いえ、認めようとされないのですが…。
相談者様は、今の快適でない現状にはもうとっくにケリを付けられているというお話をされるのですが、それがそもそもちっとも解決しておられないというか、悩みを自覚しておられないというか、そこからの逃避の為にというか…。
しかし、相談者様の本当の本音は、カウンセリングを受けるご自分を認めたくないというか、自分はカウンセリングを受ける為に来たのではないんだ、ここに来て、これから自分が勉強、研究する知識を得る為に、まず、自分が感じる疑問や謎を解決したいだけで、決して、カウンセリングを受けるのというのではないんだ、という強い思いがおありなんですね。しかし、例え、相談者様がそう強く思っても、現実には、やっぱり、きっちり、このカウンセリングルームに来ておられ、そして、私は講習でも講座でもセミナーでもなく、カウンセリングをやるカウンセラー、なんですね。
要するに、相談者様がこのセッションを受けられた目的が、第二の人生の為に、色々な人と会って自分の知識を高めたいだけで、その最初の一発目を私にされたそうで、嬉しいような迷惑なような…。なぜならは、ここはセミナーや講習ではなく、れっきとしたカウンセリングの場なのですから…。本当は、知識を盗むだけの人は、もうお断りしているのですが、申し込む時には、そういうことは一切、おっしゃらなかったのです。お伺いしていたら、キッパリお断りしていたのですが…。
相談者様は「自分はクライエントではない」と強く思っておられる。ただ私のカウンセリング方法を知りたい、言葉を変えれば、盗みたいというコトなんですね、本来ならば、こういう人はカウンセリングを受ける意志がないので、それが分かった時点で、即、お帰り願うべきなのですが、わざわざ新幹線に乗って遠い所から来られたので、ムゲに帰すこともままならずズルズルと…。
セッションの途中までは、相談者様の長年の屈折した精神は、カウンセリングを受ける現実の自分を求めたくない、許せない、だけど、このままこの気持ちを放置すれば、益々不安になる、だから、ここに来たけれど、それはあくまでカウンセリングを受けるのでは無くて、自分の知識欲のため、知識の蓄積のため、なんだという虚勢がありありと…。相談者様が、そういう虚勢をはればはるほど、是非、カウンセリングを受けて頂かねばという思いが、相談者様を焦りにも似た気持ちに陥らせていくのでした。私が、そういう心理を見抜けないとでも思っておられるのでしょうか…。
そして、一番私が気になった点は、相談者様は「エリート層」と言われる部署にお勤めの方なのですが、「自分は一線から外れた職種なので、ここでの未来は何も期待していない」とある意味、自嘲的に言われるのですが、でも、現実の相談者様が醸し出すそのお姿は、全く真逆で、正に歩く「エリート」という感じがするのですね~。決して、底辺でアクセクする「虐げられた人」のような雰囲気はみじんも感じられないのです…。反対に、自分はそんな底辺に生きる人間なんかではないんだ、という態度がありありと…。
例え、ご本人がいくら、「自分はエリートではない」と言われても、また、例え、普段の職場ではそういう意識や立場でいても、いえ、そういう不遇な立場だからこそ、何も知らない外部の人々には、そんな雰囲気は微塵も感じさせたくない? それはまるで「歩くエリート」という感じなんですね。そういう風に感じさせたいために、そう振る舞われるから、私たち普通の人間からみれば、正に、「エリート中のエリート」と、感じるんですね~。
でも、本当に、エリート層の中で生き生きと生き甲斐を持って満足している人は、他人が見ても、そういう鼻に付く雰囲気はあまり感じないものなんですね。相談者様は、現実に自分の生きる職場の人々に認めて貰えないからこそ、接点のない普通の人々には、自分は「選ばれしエリート」という強い意識が生まれ、その虚勢から逃れたいために意識すればするほど、益々「エリートが服を着て」歩いているような、そんな屈折したギャップにもがき苦しんでいる悲しい様子がありありと感じられるのですね。私には…。
そして、やはりこういう人生の「迷路」でさ迷っている人にありがちな行動を、現実でも無意識にとってしまわれるんです。それは、ここに来る前に実際に「迷子」になられて、結局、当社の人間が迎えに行く羽目に…。でも、不思議です。私のサイトにはきっちりと、詳しい地図も出している…。結局、それも見ておらず、「本当に、ここはややこしいので誰でも迷ってしまう。」と平然と言われる…。迷った方はあまりいない! もう、お手上げ状態…。
私は、ちょっと、困ったなぁ、セッションの行く末は一体どうなるのかという思いに駆られる…。本当に、これでうまくいくのでしょうか? でも、セッションが進んでいくと、やはり、若い頃には「対人症」でお悩みだったという話をされて…。現在の職場では、普通の人では経験しない「苛酷な目」にも遭われたそうで、それに対しては頑なに話したくなさそうなので、それ以上は聞きませんでした…。もう自分では立ち直っているとおっしゃる…。でも、それを話す勇気があれば、ある意味、乗り越えるきっかけになるのですが、話せないというのは、未だ、乗り越えてはおられない? 一体、何のために、誰のためのカウンセリング?
相談者様が第二の人生で目指す、カウンセラーや相談される職業になるには、ご自分の「負」の部分ときっちりと向き合い、それを他人であるカウンセラーに打ち明けてこそ、その悩みや拘りから解放されるのであって、それが出来ないプロも多く、それは、そういう訓練を受けていないプロが多すぎるから、現在のクライエントを直せない多くのプロが、ただの肩書や資格だけで、高額な料金を取っても平然としているのでしょうね。
もしも、今回の相談者様も、何れは、この道に進むのであれば、そういう「負」の自分も一緒に見つめられるようにならないと、ちょっと、空回りの感じが否めません、それほど、甘い道ではないのですね。ただ他人の知識を習得した所で、全く何の足しにもならないということを、分かって頂くには、もう少し時間が必要な感じがいたしました…。
そんな複雑な思いを残しながら、そして、イメージ療法を進めていくと、なぜか、途中から、普通に感じたコトバをおっしゃらずに、意識されてか、頑なにある種類のコトバばかりを言い続けられるのでした。こんな方は、ホント、始めて! でした…。これは、本質や本音を知られたくないため? 防衛本能が強すぎる…。やっぱり、エリート意識のなぜるワザ? これがあるから、生きにくいというのに…。
しかし、いくら隠そうとしても、やっぱり、潜在意識の「?」は、出て来るんですね~。というか、意識的に隠そうとしても、本音は垣間見えるのです。なぜならば、左脳でなく右脳からのコトバなのですから…。隠しても隠しても、垣間見える、いえ、隠せば隠すほど、露呈してくる…。それが、私の設計した、開発した、この潜在意識の心理本質カウンセリングなのですから…。このルームに来る限りは、技術だけ盗もうなんて、それが、自分の「負」をさらけ出さないと、手に入らないのですから…。
そして、出て来た本質は「海」だった…。暗くて深い闇のような「海」でしょうか? 使命は「朝日」で、トラウマは「天使」。過去のコトバは「鉱脈」で、未来のコトバは「天」だった…。本質の「海」は「太陽」と「山」から引きだされたコトバであり、使命の「朝日」は料理からのコトバであり、トラウマの「天使」は「友愛」からのコトバであり、過去の「鉱脈」は「力」からのコトバであり、未来の「天」は「紫」のコトバから、導きだされたものでした。
相談者様の現在のお名前は「海」に関係がありますが、本来は「土」に関係がある名前で、また、今の職業は間違ってはいないのですが、本来ならば、もっと出世しないと満足しないのですが、やはり、今は違う字を使っておられるために、先祖様が満足されていないのかもしれませんね。
でも、今の第二の人生ばかリ考がえる生き方は、結局、第二の人生も手に入らないということか…。現在のお仕事を疎かにされる生き方は、決して後々よくありません。なぜならば、〇〇〇の給料は〇〇で賄われており、本来国民の血税なので、その強いエネルギーを受けるので、一生懸命取り組まないとモロそれがブーメランのように自分に返ってきます。
〇〇仲は悪くないと言いながら、〇親に縛られる生き方であり、決して〇様は満足されてはおられないような…。また、今の環境がトラウマにもなっておられ、これからも決して天国ではないような…。それもこれも、ご自分の意識のなせるワザ、スベであり、今の環境が満足できないのであれば、満足できるように意識改革をしないといけないのですね。それを第二の人生に逃げ込むのは、いずれボロが出るでしょう。
本質の「海」が深い深い闇を表す「海」でなく、人間の生命を産むエネルギーを与える「海」になるように、これからは、与えられたお仕事やそのお仕事で間接的にも知った人々が、ご自分の意識で少しでも良い人生を歩んでいかれるように、「祈願」してさしあげることが、この相談者様のなすべき「使命」なのではないかと、つくづく感じた次第でございます。
それが出来て、初めて、ご自分の使命である「朝日」が輝き、人も照す、その照り返して、ご自分も照らされ、闇のような「海」の底まで、光輝き、深海で窒息しそうになっていた、ご自分の「魂」がご自分の光で生き返るのではないでしょうか?
そうすれば、まるで、深海から龍が天に向かって一直線に勢いよく昇っていくような、そんな人生をこれから送れる、いえ、ご自分の意識で、送ると念じることが大切なのですね。それが、相談者様が、今の職場にいる意味があるのでは?
自分中心の考え方が正しいというのを、少し、横に置いておいて、今回の道に迷ったのは、まさしくご自分がキチンと地図を確かめてこなかったご自分のミスだと認めることから、スタートではないでしょうか? なせならば、ほとんどの人は、決して、迷子にはならずに、ちゃんと来られるのですから…。賢い人やエリートの人等のほうが間違い易い。特に、資格や肩書で生きておられる人にとっても多いのです。でも、もうすぐ、そんな不平等社会もなくなるでしょう。
というような、今回は、相談者様にとっては、とっても、厳しいセッションとなったのですが、それも、自分は関係がない、自分は何の問題もない、ただ、このカウンセリングを知識として知りたかっただけなんだ、と思われれるのも自由なのですね。そして、第二の人生に邁進されるのも自由なのです。
ただ、これだけは言えると思います。
今、今、今、の一瞬の「今」を生き切らない人に、自分が望む「未来」はやって来ない。
なぜならば、「今」の「今」が「未来」の「今」に繋がっているのだから…。
「今」を生きると「未来」がやってくるのだから…。
私がいう「今」とは、相談者様雅、カウンセリングに来られたのならば、しっかりと、きっちりと、今の現実の100%クライアントになり切ること、それができないのであれば、何をしても、どこにいっても、何も事態は進展しないし、未来は…。
カウンセリングに来ていながら、「エリート意識」がぬぐえない、それを引きずらないと生きていけないというのは、何とも嘆かわしくて、見ていて、なんと申していいのやら…。いえいえ、決して、厳しいことは、何も言ってほしくないのでしょうね。
いくら「第二の人生」を恋焦がれても、相談者様が、考える、お気に入りの「未来」の「第二の人生」はやってこないのですから…。
思う存分、今の一瞬の、今を生きた人間のみが、希望の未来を手に入れられるという宇宙の「仕組み」なのですね。
この宇宙の法則とは…。
才能もある優秀な相談者様、どうか、どうか、どうか、「今」を思う存分生き切ってくださいませ。
平々凡々の平凡なカウンセラーのカウンセリングを受けに来なければならなかったという深い意味を感じてください。
私自身にとりましても人生を考えさせらる、貴重な気づきのセッション、ありがとうございました。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。