感動のカウンセリング!(20)お名前からのイメージと実物のご相談者様とのギャップに思わず絶句…。
この(20)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(20)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆お名前からのイメージと実物のご相談者様とのギャップに思わず絶句…。
今回のセッションは、不思議なというか、奇跡というか、非常に有り得ないようなセッションでした。お電話を頂いた相談者様は、〇〇才半ばの独身〇〇です。ちょっとご家族のコトが気になり、ご家族のコトを質問しました。すると、ご〇〇は〇〇されていて、また、〇様も〇〇されているとのコト。やっぱり…。
お電話で即、お申込みをされたので、個人情報をお聞きして、お電話を切りました。その後、しばらくしてパソコンを開くと、入力フォームからさらに詳しい個人情報に加え、〇っ子様のリーディングも依頼されておりました。良くも悪くも、ご家族思いの優しいお人柄が、今回の相談者様に、大きな影響を与えておられるのでした…。
当日、お顔を拝見した途端、私は思わず、心の中で絶句!!! お電話からの印象やお名前からのイメージとは、似ても似つかないほどギャップがある相談者様が…。でも、相談者様は、お気づきにはなられなかったようでしたが…。私の前もってのリーディングでは、とっても〇っぽい、精力的で活動的で若々しい中年〇〇をイメージでした。が、なんとも覇気のないというか、存在感のない、ひ弱な〇〇だったのです。
でも、相談者様の印象は、決してマイナスイメージではないのです。こういう全く違うイメージを生きてこられたのには、何か深いワケがあるのではと…。 そして、セッションが進むと、その理由が明らかに…。何と、相談者様は、〇〇才の時に、〇〇〇〇自殺を図ったという奇異な経験があったのでした…。それを聞いた途端、私は、心の中で、ギャップの差はこれが原因かと、びっくりよりも納得…。
相談者様は、その〇〇才の時点から、現在の〇〇才の今の今まで、ご自分の「魂」を生きておられないのです。なんというか、その時点で時間が止まったままというか、だから精神も〇〇才のままで、まだ大人になりきっていない…。だから、この世でのご自分のコトには、全くといっていいほど、興味がないというか、どう生きていいのか、途方に暮れての〇〇年間という感じなのでした。家族と一緒に住んで生活していても、家族という意識ではなく、たった一人で生きている感じなのか…。いえ、家族だけでなく、彼には周囲の人々も、人間としての交流がないような…。
それに不安を感じてか、占い師や霊能者やカウンセラーのいる色々な所で自分のことを相談しても、一向に納得した答えを得られなかった、ともおっしゃる…。占い依存の方々によくあるタイプの、転々と巡廻されるのにも関らず、殆どそれに満足されず、信用したいのに信用できないという、〇も例外なく、そういう不安定な精神状態の方なのか? そういう方は、諦めきれずに、延々と探すことを止められないのです。そして、とうとうこのルームに辿り着かれたのか…。でも〇それほどの依存度の高い方でもなさそうな…。
しかし、このルームに来られてもなお、相談者様は、過去の転々とした所と同じなのではという懐疑の思いと、信じたいという一縷の望みが交叉しつつ、不安に駆られながらという、ちょっと複雑な思いが垣間見られるのでした。
そして、私が、「今日ここに来られた一番お困りの理由は?」とお聴きすると、相談者様は、「通勤の電車で、なぜ、〇〇は専用車で優遇されるのか? 不公平で理不尽な気がする。色々考えると、電車に乗る時、〇〇の存在がとっても怖い。それが毎日のコトで、その思いは段々とひどくなるようで…」と、余り流暢ではない言い回しに、余計に真摯な感じがして…。要するに、相談者様は、今の世の中の〇〇に対して、何か抑えがたい憤りがおありのようなのです。その思いは、特定の〇〇というのではなく、不特定多数の〇〇に対して、我慢のならないほどのご不満があるようです。
私は、それを聞いて、何か、とっても複雑な思いに…。ご自分のコトよりも、なによりも、直接ご自分に関係がなく、気にしなくてもよい(?)コトを訴えられた不自然さに…。その時点で、〇の悩みが理解できて、リーディングとも一致したのです。が、それは余りにも深刻なために、私自身もストレートに見つめる勇気がでてこないというか…。また、それをお伝えしても、きっと納得できず、拒否反応を示されるだろうと…。
そこで、ちょっと視点をずらせて、相談者様の日常の悩みというか、ご家族の話に進めると、〇〇へのマイナスの感情が出てきたのですね。現在、〇〇と〇〇が〇〇して〇〇。相談者様は、〇〇〇と〇〇。〇〇〇は〇〇された〇様と〇と別な所で暮し、そこでお店を構えていると…。そして、〇〇様は、毎日その離婚した〇(相談者様の〇)の店に通って、仕事の手伝いをされている。夕食はそこで食べて、元〇(〇)が作ったおかずを息子(相談者様)に持って帰る。という、ちょっと変わった生活をされているご家族だったのです。
相談者様は、それを余りおかしいとも不自然とも感じず、ただ〇〇が嫌いとおっしゃる。「〇〇は、いつまでも子離れできない人で」と…。現実的には、〇〇は、子離れではなく、離婚した妻離れができていないようなのですが…。私は「もし、親子喧嘩されたら、(父と子の)どちらが、この家を出ていけ! というセルフを言われるでしょうか?」と問うと、彼は「・・・」。なぜ、私がそういう質問をするのかをよく理解されていないような…。
でも、〇〇は、決して言わないと思います。自殺未遂まで起こした、身体障害者の子どもに、そういう残酷なセリフは言いたくても、言えないでしょう。〇〇才の大の大人であっても…。それが、相談者様には、よく把握しておられないのです。ご自分がどういう存在で、どういう人間なのか? またどういう印象を周囲に与えているのかも…。セッションからは、自殺の原因がなかなか掴まえられません。私は、イメージ療法のインナーチャールドで〇の幼少を辿ってみようと…。
しかし、インナーチャールドでも、なぜ自殺を図ったのか、全く原因らしきものはでませんでした。というよりも、全く自殺する必要のない「魂」だったのです。なのになぜ、「命」を捨てる行為に及んだのか?それが、全く分からない…。いえ、それが、そもそも不自然なのでした…。
現在の相談者様の仕事は、正式ではないけれども一応は公務員のよう。決まった時間内(朝の〇時〇〇分から夕方の〇時〇〇分まで)で、誰にでも出来る簡単な仕事をこなしていると、ちょっと卑下気味に…。その後は、何をするわけもなく、家に帰るという一日の単調な繰り返し。自殺時の後遺症で、腰と下半身と足を痛めたせいで、身体障害者に認定されています。トイレが普通の人のようにスムーズにできないので、それが職場では負い目になっていると…。そんな体だから、結婚もできないし、まともな活動もできないし、今はもう諦めの境地でしょうか…。
なるほど、セッション中に、おトイレに入られると、普通の人の倍以上の時間が掛かっているので、これは日常生活は、ちょっと厳しいのでは、とお察しできましたが…。ただ、その原因を周囲の人々、仕事仲間や同僚などには、全く説明せずに、かえって秘密にしているらしいので、私には、なぜなのか、ちょっと解せないのです。これがストレスに拍車が掛かっているようでした。
毎日のことなので、ストレスのないように、なぜ、正直に伝えて、他から理解されようとしないのか? きっと、それを明らかにすると、何か軽蔑されるとか、バカにされるとか、思っておられるような…。でも、秘密にするから、よけいストレスが溜まるのに…。知られても、決して恥ずかしいことではないし、自分の人格も変わらないというのに…。
そこには、何か、疚しさがあるような? それは? 身体障害者で生きている、というコトに対しての、疚しさ? それは、誰に対しての疚しさ? 他人に対して? 自分に対して? また、症状はそういう状態ですが、だからといって、病院に毎日通っているわけでもなく、それを治す努力もされておられないようです。私の感じでは、どうも、それは肉体的な損傷ではなくて、精神的な影響が強いような気がしてなりません。
要するに、身体障害者のままでいるほうが、現在の相談者様にとっては、生きやすいのでは? それが、疚しさの原因でしょうか? ご本人は、本当は、そういう身分で生きることを、不本意に感じている? あるいは、「魂」が許さない? セッションは、これといって進展が見えない…。
私は「使命」についてのセッションに入ると、ナント、相談者様の今世の「使命=テーマ」の答えは「宇宙=神」と出た! これには、もうびっくり! 覇気のない彼の口から、こういう想像もできない「宇宙=神」が出るなんて! いえ、不覚にも私は、相談者様には一番遠い、縁のない言葉だと思ってしまったのです。
「なぜ?」、私のほうが教えてほしいくらい。
そして、途方にくれて、空を彷徨う私の目が、何気なく「字源」の資料の一点にくぎ付けになった! ある一つの「文字」に…。その文字は、ナント「奴隷」…。それを見た瞬間、「えっ、そうか!」と合点が…。全部、つながった! やっと、つながった! リーディングが理解できた!
相談者様は、今世では、「奴隷」として生きておられるのです…。それも、完璧に! 見事に! 一体、誰の「奴隷」かというと、それは「父親」の奴隷。また「家族」の奴隷。それをこの世での役目として全うされている…。
それを、お伝えしたら、相談者様は、もうびっくりされると同時に、「えっ! そうか! それで全部、腑に落ちた!」と…。「今まで受けた占い師やカウンセラーの言葉には、全く腑に落ちなかったけれど、今、始めてピンときた! はっきりと腑に落ちた!」と…。そして、「ここに来て、よかった!」と…。私も、腕から鳥肌が立ったよう! やっと、私も、自分のリーディングが、腑に落ちた! 相談者様、ありがとう!
相談者様は、昔、東京への就職も決まっていたというのに、親元から離れたい一心で、それを自殺未遂で、全部チャラにしてしまったのです。自殺未遂で、その場に留まった、いえ、家族の元に留まった! それ以来、ずっと両親、特に父親と一緒の生活を強いられた…。もしも、自殺を決行していなかったら、99.9%東京へ行き、きっと家族とも疎遠になっていたことでしょう。
自殺をするまではそれほどの悩みもなく、一瞬、魔がさしたとしか思えない、一瞬、悪魔に魅入られた? これは、お父様の「魂」がそうさせたのか? お父様が東京へ行くのを阻止された? いえ、お父様がその当時、自殺したいと強く望まれていたのでしょう。本来は、父親が「自殺」したかった…。死にたかったのでしょう。だから、きっと、父親の代わりに、相談者様が「自殺未遂」を起こされたのでしょう。それが、この世に生まれてきた「奴隷」として、お父様の身代わりに…。
相談者様は、「そう考えると、全部辻褄が合う。」と…。私も、そう感じます…。そこから、セッションは、一気に、相談者様の「本質」へと…。
なぜ、相談者様が父親を嫌いなのかも、なぜ、女性の存在そのものを不自然なほど軽蔑するのかも、なぜ、この世のモノコトに全く興味が沸かないのかも、全部全部、腑に落ちた、そうです。何もしたくないのに、常に何かをせねばという意識に疚しさを感じ、色々な所を渡り歩いても、答えは一向にでてこなかったのにも、始めて、合点がいったと…。やっと望んでいた「答え」に巡りあわれた…。
このセッションでの結論は、相談者様は、全く「何もしなくていいのです。今のままで…。」人間らしい生き方なんて、必要ないのです。強いて、何かをするのならば、趣味でも持って、残された人生を楽しく、父親の「奴隷」としての役目を全うすること、でしょうか。お父様を、無事、あの世へ送られるまで、「奴隷」を演じ切ること、でしょうか。それが、相談者様がこの世でいながら、「宇宙を生きる」、「神として生きる」、という意味でしょうか。
〇〇才で、自分(我=個性)を生きるのを止めたために、大きく名前と実物とのイメージが違っていたのも、当然のことでした…。相談者様は、「我」を捨てるために、「自殺未遂」を起こし、「奴隷」としての人生を全うしようと、無意識のうちに、実行されたのでしょう。もしも、「自殺未遂」を起こさなければ、もっともっと過酷な人生を歩まれていたはずです。さらに、来世でも…。それほど、強くて頑固なお名前なのです。味方も多いが敵ももっと多い人生だったかも…。良くも悪くも…。
「自殺」を決行したのも、お父様の意志とはいえ、それを認め、許可したのは、まぎれもなく、相談者様の意志であり、彼自身の行為。今世の使命やテーマが「宇宙や神」ということは、人間的な「我欲」を捨てて「宇宙意識」で生きるということではないでしょうか?
だから、人間的な生きる目的も、希望も、願望も、何も無くても、良いのです。今が、全て「良し」の人生なのです。そうでなければ、〇〇才で、地獄に落ちていたことでしょう。決して、「命」は生かされてはいないはずだったのですから…。それが、生かされているという事実…。
こんな、鳥肌のたった、セッションは初めてした…。本当に、貴重なカウンセリングを、ありがとうございました。
どうか、神のような尊いお心で、決してご自分を卑下せず、無理をせずに、ゆるやかな健康を目指して、生きていって頂きたい。今世の相談者様の「魂」は、決して身体障害者として生きたいとは望んでいないのです。だから、疚しさが常につきまとい、それを払拭するために、関係のない「女性」に負の意識が向くのです。「女性」を憎むという大きな意味は、今世で全うな男性の幸せ(結婚)ができないことへの、無意識の怨念でしょうか…。まるで縁がないことの負い目を振り払うかの如く、女性の存在そのものを憎む…。
父親を憎む意識も、女性を憎む意識も、すべては、ご自分に向けるべきはずの意識なのです。それを理解できれば、もうそういう負の意識も消えてなくなるでしょう。お父様の元を離れないのも、女性と結婚しないと決めたのも、何ら恥ずべき、卑下すべき、疚しいことではないのです。すべてご自分の魂が「良し」と決めた、今世の行為なのです。
今の家庭でのあり方は、まるで「主」であるお父様が「妻」で、「従」である相談者様が「夫」のような真逆の関係になっています、それも「良し」と認め、許すコト。そういう寛大な意識がお父様に対して芽生えれば、「奴隷」や「下僕」や「家来」という意識も乗り越えて行くことになる。さらに、そういう意識から解き放たれて、来世は、万々歳、ではないでしょうか?
これで、今の家族と共に生きる意味も、結婚しない意味も、積極的に自分の人生を生きない意味も、全部、全部、腑に落とされて、今回のセッションは終了とあいなりました。
どうか、相談者様が「宇宙意識」で生き切っていかれますように…。
カウンセリング冥利に尽きるセッションを、本当に有り得べき、いえ、有り難きひとときでした。私のカウンセラーとしての貴重なの糧となりました。
感謝!感謝!感謝!
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。