感動のカウンセリング!(16)同僚のパワハラで休職、それは過去のトラウマが原因ではなく実は現在の…。
この(16)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(16)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆同僚のパワハラで休職、それは過去のトラウマが原因ではなく実は現在の…。
この相談者様のお電話では、〇年以上も休職されていて、その間、給料受給のために、企業カウンセリングを定期的に受けられ、そこのカウンセラーから「インナーチャイルド」や「前世療法」がいいのではということで、色々ネットで探されていて、この「潜在意識の直観心理カウンセリングルーム」にたどり着いた、というお話でした…。
今回の相談者様は、予約では、年配の同僚からパワハラを受けていて、やむなく休職する羽目になってしまったが、もう一度、復帰して元気に働きたいというご希望でした。
ただ、私はお電話では、お名前と生年月日をお聴きした時点で、仕事の悩みでは終わりそうにないと直観しましたので、その旨をお伝えすると、「何でわかるの?」とびっくりされるとともに、申し込むかどうかの迷いが吹っ切れ、早速、予約の日時をお決めになりました。
大体、今の私は、お電話でお声とお名前と生年月日を聴いただけで、なんとなくその方の抱えている悩みの質や深さが感じ取れるようになっています。本来は、日本人なら誰にでも備わっていた「勘」と言うものではないでしょうか?
当日、お見えになった相談者様の第一印象を拝見して、今度は私がびっくり! 〇〇代なのに、〇〇代後半か〇〇代そこそこにしか見えない! さらに〇〇〇がいるなんてとても思えない! 最近の若い人はホント! 年を取らなくて独身のような人が多いですね~。生活の臭さがないというか、垢抜けしているというか…。その思いに私が拘ったことも偶然ではなかったということが後になってわかるのです…。〇〇の感じが全くしないということにやっぱり大きな意味があったのです…。
相談者様は仕事の悩みとおっしゃいますが、私は〇〇の第一印象の目の光や波動から、本来の問題は仕事ではなくて、過去の経てきた家庭や人間関係に問題があるのでは? と直感したのでした。
しかし、相談者様は、ここに来た目的は、同僚からの仕事での辛い仕打ちを、トコトン聞いてほしい、トコトン話したい、そして社会復帰したいということでしたので、その願いを優先することにいたしました。
そして、浮かび上がってきた問題点は、その同僚との確執が相談者様にとっての本当の問題ではなく、実は、幼児期に彼女が経験した辛くて悲しくて過酷で運命的なコトが原因でした。
実は、相談者様は、〇才でご両親が〇〇し、ご自分と〇は〇〇に引き取られて、〇〇に育てられたそうですが、離婚の原因となった〇の不倫で、〇〇を現在でも憎んでいて、実の〇〇がかわいそうという意識で今まで生きてこられたそうです。また、不倫の〇〇が〇〇と再婚して義理の〇〇となり、今はその〇〇には感謝しているとのことでした…。諸悪の根源は、全て〇〇で、不倫相手の〇〇も実は〇から「独身」と聴かされ、付き合っていたそうで、その〇〇も実の〇〇も、もちろん相談者様も、結局、〇の犠牲者であると、ひたすら堅く信じて生きてきた人生でした。
でも、本来はそういう風に考えないと生きていけない相談者様の心に無理というかひずみがあるのですね。本当は、何はどうであれ、自分たち子供から〇〇を奪ったその不倫相手の〇〇をストレートに恨みたいのに、余りにも〇〇が、自分たちを育ててくれた善良な人なので、その人に直接、怨念が向かっていかず、その「刃」は一人〇〇に向けるしかなかったのです。でも本当に憎たい相手は、その〇〇でもなく、〇〇でもなく、実は、自分たちを置いてきぼりにした実の〇〇、だったのです…。
私は、不自然な過剰な〇〇への憎しみの方向をちょっと変えるように示唆すると、今まで、見えなかった〇や〇〇の確執や闇や、その板挟みの犠牲で生きてきた〇〇像も浮かび上がり、相談者様にとっては、もう青天の霹靂のような、大きな気づきが生まれたのでした。というよりも、今まで無意識に封印して忘れていたと思っていた様々な記憶も次々と…。
そして、そういう過去が浮き彫りになってくると、現実社会での相談者様と同僚との関係も、実は、〇〇と〇〇との関係に外ならず、ご自分が不本意にやむなく休職してしまったことが、過去にやむなく〇〇してしまった〇〇とぴったりと重なり、〇〇は唸るばかり…。本来は、相談者様は、今現在、感謝している、〇〇のような献身的な生き方を見習うべきだったということにはっきりと気が付かれたのです。こんな不思議な現象もあるんですね~。これには余りの素直な相談者様の態度に私もびっくり!
相談者様の本質は、本来、〇〇〇のように素直な方なんですね。それを周囲にわかってもらえるように努力することが今後の〇〇の課題でしょうか? いえ、一番その本質を理解しないといけないのは、相談者様ご自身なのです。ご自分が一番自分のコトをわかっておられない。これでは他人に誤解されても仕方がない。誤解される人生から、一歩ぬけ出しましょう。
今回のセッションで、〇〇に対する恨みから〇〇に対する恨みへと移行するだけでは、何の解決にもならないし、ここに来た意味もありませんので、ご両親の〇〇は、誰が悪人でも誰が善人でもなくみんなが被害者であるということを、肝に命じるべきで、意識にしっかりと認識すべきなのです。とりわけ一番の被害者は子どもである相談者様と弟様だったのですから…。
しかし、これで問題は解決したかに見えたのですが、そうは問屋は卸さない!
本当の本当の真の問題は、さらにその奥に潜んでいて、やっとカウンセリングが終了する頃に、やってきた!
相談者様には、現在、〇才の女の子が一人いるにもかかわらず、子供が欲しくて欲しくて仕方がなく、もう一人欲しいが出来にくいので、体外受精で産むと、突然言われる…。
私は即答で、ダメ! なぜならば、彼女は本当に子どもなど欲しいのではなくて、〇〇様の愛情をつなぐための手段にしか、私は感じなかったから、なのです…。そして、もっとも重要なコトは、相談者様自身が、愛情に枯渇しているために、大人になり切れていなくて、子どものままでずっと生き続けたいという強い願望なのです。要するに、自分に愛を注いでほしい、「私」に愛を注げというシグナルが、「子供願望」の現れなのですね。
本当に子どもがほしくて、また子どもに愛情があれば、自分の仕事の不満や自分の過去に逃げたりせず、必死で子育てに勤しみ、愛情を注ぎこみ、それをする中で、育児に対する不安や問題が生じてきて、子どものことで真摯に悩み苦しむものでしょうから…。そういう生き方ならば第二子を望んでもちっともおかしくはない、のでしょうが…。第二子が出来ないのは決して偶然でなく、必然であって、それを無理に体外受精などすると、ちょっと怖い!
しかし、相談者様は、このセッションの5時間のうち、子どもの話や旦那様の話は出ても、それは悩みの原因としてではなく、ご自身のコトだけに終始して、最後の最後に体外受精の話しになり、始めて子どもの話になったのです。その間、こんな状態(うつで休職)で、子どもに申し訳ないとか旦那にすまないという言葉は一切なかったのです…。そんな状態で、満足に妻や母親の役目を果たせていたのでしょうか? それなのに、第二子が欲しいって、よくわかりませんが…。
そもそも、幼げな子供を抱えてる人が、〇年以上も「うつ」で休職ということが本当ならば、それこそ、第二子なんて産めないのでは? それこそ、実の母親と同じで、〇才と〇才の幼気な子どもを置いて家を出る羽目になるのでは? そんなコトを危惧しながらの、ダメという私の答えでした…。
そもそも、相談者様には、お名前のリーディング(解読)から子どもはいらない人生であっても決しておかしくないのですから…。だから余計に子どもにしがみつくのかもしれませんが…。
また、相談者様の辛い過酷な過去も、実はトラウマなんかではなかったのです。もしも、相談者様が感じているように本当にトラウマだったら、その後の人生も不幸の連続だったはずで、決して望み通りの就職も結婚も出産もままならなかったはずですから…。
だから、トラウマではなく、トラウマをイメージ療法で調べたら、何と「私」と出たのです。そして「過去」と出た! ウ~ンやっぱり! 相談者様の長年のトラウマは、「過去」に拘り過ぎる相談者様自身すなわち「私」だったのです。いえ、相談者様がトラウマと信じてきた過去の出来事がトラウマではなく、それに縛られ囚われている「相談者様=私」がトラウマだった…。なんとややこしい!
良い時は全くトラウマと感じないのですが、悪くなったら過去を言い訳けにする生き方が、実は「トラウマ」だったのでは? こういう方が多いのですね。ご自分が都合が悪くなったら病気に逃げたりする人も…。
今回の相談者様も、本来とても魂の高い人なので、それをご自分に自覚させて生きていかないとダメなのですね。でないと、あんな過酷な人生を歩まないはずなのです。歩める力があるからそういう家庭に生まれたのです。それをよくよく自覚して生きるだけなのです。「感謝!」とまでは言わないですが、決して「恨み」に思ってはいけない人生なのですね。
私は、「〇年以上も前の仕事も、過去のご〇〇のことも、ちょっと横に置いておいて、今、真摯に〇〇様と向き合う時間を作らないと取り返しがつかなくなりますよ。今授かっているかけがえのないお子様を大切に育てる努力ももう少し必要ですよ。現在に不安や不満があるから、それから逃れるために、過去や仕事の嫌な面ばかり意識してしまうのですよ。」と…。
カウンセリングの終了時間が過ぎてしまい、やむなく終了と相成りましたが、相談者様にとっては、これから本当のご自分と向き合うトキだと存じます。
〇〇ならば、きっと、乗り越えられると信じています。
この「潜在意識の心理本質カウンセリング」を受けられたということが、ご自分の足で歩こうと決められた「証」でもあるのですから…。
時間の配分に配慮しながらセッションを進めていきましたので、やりたかったイメージ療法もできませんでしたが、相談者様は、他のカウンセリングを受けておられたせいか、ご自分で問題提起され、ご自分で答えを出されて、全て納得されたご様子でした。
本来ならば、もう1回、お越しいただければ、〇〇様とのご〇〇の関係や〇〇様との関係もスムーズにいき、またトラウマの問題もきっちりなくなると思っております。
ただ、仕事のほうは、今回すっかり、解決できたようで、休職にケリをつけて、場所を変えて復帰するとご自分で宣言されました。現実にパワハラを受けていたのは事実なので、少々時間はかかりますが、その同僚の方との思いも徐々に薄れていくことでしょうが、これはトキとトコロが解決してくれるまで、様子を見るしかないでしょう。そういうために私たちにはトキトコロ、時間空間、時空があるのではないでしょうか?
長年苦しんでおられたコトを思いますと、本当によかったです。
相談者様の課題は、今ある現実に「感謝して生きる」コトが今後の人生を左右する…。
それができると、使命(テーマ)として出てきた相談者様を「生かす」という人生が送れるのではないでしょうか?
素晴らしいセッションをありがとうございました…。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。