この（23）「相談者様の声」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の潜在意識の「５時間で１回きり」の心理カウンセラー三宅麗子の投稿頁です。守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。

★相談者様の声（23）

◆本名が〇回も変わる運命に翻弄されて…。

今回の相談者様は、お名前を拝見した時点で、これは大変な方が申し込まれたと、ちょっと躊躇したことを記憶しています。何の情報も先入観もないのですが、とてもリーディングがやりずらく、こんなことは初めてでした…。ためらった理由は、後で分かったことですが、戸籍のお名前が〇回も変更されいたコトと、相談者様がご本名を殆ど使用せずに生活しておられるコト等々、でした…。

でも、私は、最初はそういう複雑なコトは一切知らず、ただ、リーディングが出来にくいコトに対して、「これはなぜ？」という疑問から、色々なコトを質問した結果、判明したコトだったのです。セッションまで十数回、メールのやり取りをしたのも、始めてでした…。

その結果、やっぱり、お名前はただの記号や言葉や文字ではなかったのです。「先祖」様の思いがギュッと凝縮された、「意識の保管庫」なのでした…。良いも悪いも全て詰まった情報が先祖様の存在を表す「姓」なのでした。だから、日本ではまず、最初に「姓」から名乗るのでしょう。姓がなければ、その人の「体」や「血」はないのですから、ね。

さらに、困ったことに、相談者様は心療内科やカウンセリングを受けたことがないのにも関わらず、心身症や神経症やうつ病や統合失調症等の患者に投与される強い精神安定薬を、〇～〇年もの長きに渡って服用しておられたのです。

それは、相談者様のひどい偏頭痛と肩と首のコリの為に処方された筋肉を緩めるお薬だそうですが、普通の病院でもいとも簡単に精神安定薬を、投与される現実に、私はこの日本の医療業界はもうダメではないかと暗澹となったのでした…。相談者様の場合は、薬で治る物理的な原因ではないという、思いを持ったのですが…。多分に、精神的なモノと、環境からのモノの両方からくるのでしょう。

メールのやり取りを続けていくうちに、お名前の大切さを認識されずに、安易に何度も改名されていたことに対して、後悔の念しきりの相談者様に変わっていかれました…。でも、ご本人には全く悪気がなく、良かれと思っての行動なので、意識が変わればこちらは心配ないとも感じました…。

そういう複雑な相談者様だったので、私は、カウンセリング当日までの間に色々な指示をさせていただきました。そして、セッション前に頂いた最後のメールです。正直な相談者様に共感を覚えます…。

■相談様のメールです。

■私の返信メールです。

というような経過の後、カウンセリングの当日となりました。お人柄の良さそうな、おっとりとされた方で、また、心配していたほどではなく、ホッと安堵いたしました。私は「こんなに性格の良い人が幸せになれないのは、なんかおかしい？」という強い思いでセッションに臨みました。

しかし、セッションが進むにつれて、「先祖」様とは違う、また別のやっかいな問題が浮き彫りになってきて、すべてはそちらからの影響が大でしたが、それを自覚されるのには、相当な時間が必要でしょう。また、それも最終の問題ではなく、やっぱり、結局は、そういう周囲を取り巻く、ご自身の意識の持ち方の問題だったのですね。

手に職があり、親の財産もあり、お店も持って、バリバリの経営者という相談者様は、余りにも〇〇にとっては「〇〇〇」の人だったのです。こういう方は、得てして、潜在意識ではご自分に関わってくる人間関係を、必要以上に「善」とするか、はたまたその反対に「悪」としすぎる傾向にあるんですね。その意識が、無意識から来るので、ちょっと厄介なのです。

要するに、仕事は立派にこなされる方が、こと、ご自分が弱みを感じる人には、極端に依存しすぎるという傾向が垣間見られるのは、ただ単に性格云々だけではなく、環境からくるというコトを無理に気づこうとされないのです。気づいてしまえば、「負」となってしまう恐怖におののくというような感じ…。お人柄も、魂も素晴らしく、それゆえ、反対に自分を悪く悪く感じてしまう、その方が周囲とのバランスがとれる…。

どうか、魂を自分以外の人に委ねないで、ご自分の足できっちりと生きていって頂きたいと強く感じました。それができる相談者ですもの…。素晴らしいご自分に気が付かれると、これからの人生を謳歌されることでしょう。そして、セッションから〇日ほどして、相談者様から来たメールで、やっと納得したのです。

■相談様のメールです。

やはり、地に足を付けて、実際のご自分とその環境に意識を向けるのは、相談者様にとっては、ちょっとお辛いコトなのでしょう。それから逃げてしまうといつまで経っても、仕事をこなすことによって起こってくる、もろもろの物理的な症状からは、ぬけ出せないような気がいたしました。

しかしながら、相談者様の、まずは、このセッションの目的は、他者依存からの脱皮の入り口に立つことだったのでしょう。それは、とりもなおさず、ご自分を信じるというコトだったのです。そして、人間関係は例え〇〇や〇〇であっても、つねに対等な関係でないと、結局うまくはいかないでしょう。要するに、それは他者からの自立ではなく、結局、ご自分からの自立が必要なのです。

とはいう、私も何かの、誰かの、依存に頼りたいと思う気持ちは常に起こるのですが…。それほど、人間って弱い動物なんでしょう。だからこそ、それに気が付き、そこからの脱皮も果たすことが、人間として生きる目的につながるのでしょうね。

どうか、幸せになって頂きたいと、切に願ってやみません。
ありがとうざいました。

※追伸）久々に、偶然、相談者様の近況がわかり、私が言ったコトをきっちり実行されていて、心配が徒労に終わり、ホッと一安心いたしました。ただ、肉体的に、首の症状が改善されておられないのは、まだ本当の悩みからの気づきを避けておられるような気がいたします。真の意味で、それに気づき、それを克服されたとき、いえ、それが悩みでも何でもない、自分には悩む必要が全くないのだ、という強い信念に辿り着かれた暁には、身体の不調は一切なくなるでしょう。お仕事柄、身体の不調を伴うのは、誰にでも起こる物理的な現象なのですが、それもゆっくりとお風呂につかったりすれば、消えるものなのですから、そういう風に意識すれば、おのずと体の不調も感じなくなると存じます。

では、ご自分の魂と、身体を信じて、頑張って頂きたいと存じます。
本当はありがとうございました。

こういう方は、今世では、本当に幸せになって頂きたいと願ってやみません。
そのために、この世に生まれてきた魂でしょう。
幸せになる権利、いえ、義務があると言っても過言ではありません。
それほど、強い意識で生きていって頂きたい、です。

三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝！

悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。